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年齢に応じた矯正治療のアプローチ

子供の矯正

幼少期 3~5歳

治療を受ける子ども

基本的に、乳歯列の時期には矯正治療は行いません。ただし、顎のずれや受け口の場合にはこの時期から治療に取り掛かり、改善を計っておくことが後のよい成長につながります。

特に、ご相談の多い受け口について解説します。
受け口は、気が付いたら出来るだけ早く相談に来ていただきたい症状(噛み合せ)の一つです。その理由は、上あごと下あごの成長期の違いがあるからです。正常なかみ合わせの場合は、10歳くらいまで、上あごが成長します。そして、遅れて第2次成長期を迎える10歳以降に下あごが成長します。小学校の4年生くらいまでとてもベビーフェイスな男の子がいたとします。彼に数年後中学生になってから会うと、きっと顔は面長になり男性的な顔立ちになったなーと感じるはずです。これは、成長期をむかえ下あごが成長したからです。

もし、幼い時から受け口であればどうなるでしょう。

10歳までに成長する(成長が終わる)上あごは、受け口で下あごの前歯が引っかかることで、成長が邪魔され十分に成長できません。そして、10歳以降、下あごが成長する頃になると通常であれば上あごが下あごの前にあり、下あごの成長を抑制するのですが、受け口の場合下あごは上あごの前にあり何も止めるものはありませんから好きなだけ成長してしまいます。したがって、子どもの頃の受け口はほとんど気にならないものであったとしても、大人への成長の過程で受け口はひどくなってしまうのです。

5~8歳時の治療

治療を受ける子ども

6歳臼歯と言われる奥歯が生えはじめ、また、前歯も下あごから乳歯が抜けて永久歯が生えてきます。この時期に多い相談は、前歯に永久歯が生えてきたが、がたがたになってしまったということです。その原因として、あごが成長不足で生えた歯が並ばないことや、あごに対して平均よりも大きな横幅の永久歯が生えてしまったことが挙げられます。したがって、あごの成長が不足しているときは、あごの成長を助けるマウスピースを使用して顎の成長を助け、正常な永久歯の萌出を助けます。
また、この治療法は“床矯正”と呼ばれ詳しく解説しているページをご覧ください。

小学校高学年からの治療

治療を受ける子ども

成長の速い遅いはありますが、一般的に9歳ぐらいをむかえますと、上記の床矯正では治療は難しくなります。したがって、この時期からは、永久歯に全て生え変わってからブラケット(ワイヤー)を装着した治療を始めることが多くなります。しかし、ブラケットの治療に先だって、機能的矯正装置を使用し、先に顎の成長を助け、後の治療をより確実で短期間に終わらせることもあります。例えば、FKO(アクチバトール)という機能的矯正装置は下あごが成長不足な出っ歯の子供に使用します。

治療を受ける子ども

永久歯に生え変わって後の治療(大人の治)

装置

噛み合せによって、歯を抜かずに治す方法をとるか、歯を何本か抜いて治療をおこなうか分析をして決めます。そして、ほとんどの場合、マルチブラケット(ワイヤー)を用いての治療になります。治療期間は1~2年半程度、動的治療終了後、後戻りを防止し自然な咬合が出来るようにリテーナーというマウスピースを1年程度装着して頂きます。

装置

当院では金属のブラケット(1枚目の写真)と、目立ちにくいセラミックスのブラケット(2枚目の写真)のどちらも選択可能です。費用は変わりませんが金属のブラッケットの方が小さく、歯が磨きやすく、早く歯が動きます。これらをご説明させて頂いたうえで、患者様のご希望によって選択して頂いています。

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