インプラントの正確な埋入のために…
投稿日: 2014/11/26
今回は、下あごのインプラント治療をご紹介します。
この方は、元々当院でインプラント治療をされていた方です。上あごに ALL-ONという治療を行っています。
しかし、元々悪かった下あごの両方の奥歯がぐらぐらしてきたので、今回悪くなった歯を抜歯して下あごにもインプラント治療を進めていくことになりました。
治療前のお写真がこちらです↓
インプラントの手術後のお写真がこちらです↓
下あごに左右2本ずつインプラントを埋入しています。キレイに埋入できました!
今後は、左下のインプラントに仮歯を入れて、さらに左下奥を抜歯、インプラント治療を進めていく予定です。
このインプラント手術では、ノーベルガイドというマウスピースを準備して手術を行ないました。
模型上ではこのようなマウスピースになっています↓
このマウスピースをはめて手術前にCTを撮影をして、PC上で設計します。
下あごには神経や血管が集まった管があります。この管を傷つけずにしっかりとした強度が確保できるような設計になっています。
術後のCT画像です。ノーベルガイドを利用して手術を行なうことで、PCで設計した理想的な埋入の再現がしやすくなります。
当院ではより安全なインプラント治療のため、様々な取り組みを行っています。
※記事に掲載しているお口のお写真やレントゲン画像は、全て患者様ご本人の了解を得たものです。