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歯周病の症状と進行

みなさん、「歯周病」という病気を知っていますか?今や成人の約80%、10代~20代の方でも約65%が罹患しているといわれている、お口の病気です。そして、この「歯周病」は感染症ですから、人から人へと感染をしていきます。また、「虫歯」と違って痛みがなく進行していくので気が付いた時には重症化していることも少なくはありません。

では自分は今歯周病に感染しているのだろうか?そして歯周病は進行しているのだろうか?ここでは、このような症状を感じ始めたら「歯周病」かも・・・?という、「歯周病」に現れる症状をご紹介していきます。そして「歯周病の症状」をご説明するにあたり、人の歯や歯茎はどんな構造になっていて、「歯周病」はどのように進行していくのかお話したいと思います。

歯と歯茎の構造

まずは歯や歯茎の構造です。人の歯はぱっとお口を開けた時に見える歯の頭の部分と、歯茎の中に隠れている歯の根っこの部分に分かれています。そして、歯は歯茎に支えられていると思われていがちですが、歯を支えているのは歯の周りにある「歯槽骨」と呼ばれる骨によって支えられています。そして、その骨を覆うように歯茎があります。

歯肉炎や歯周病はこの歯と歯茎の境目にある「歯肉溝」に歯の汚れである「歯垢」や「プラーク」が溜まる事で引き起こされます。

まず、「歯肉炎」は歯茎にのみ炎症が起こる状態からはじまります。この状態ではまだ「歯周病」には進行していませんが、ここでしっかりとした対策をまずとってあげることが一番大切です。ここで「歯周病」に対する対策をしっかりとってあげることで未然に「歯周病」を予防することができます。

①歯肉(歯茎)からの出血

歯磨きをした時に歯ブラシに付いている血・・・つまようじをした時に歯茎からぶわっと出てくる血・・・このように血が出てくることはありませんか???

歯の汚れである「歯垢」や「プラーク」は食べかすの塊だと思われている方も少なくはないですが、歯垢の約80~90%が【細菌】の塊だと言われています。そして、この歯垢が蓄積してくると2・3日で「歯石」と呼ばれる硬い石のような塊へ変化していきます。そして、この「歯垢」や「歯石」によって歯茎に炎症が起こり出血しやすい状態になっていきます。歯ブラシした時に出血するのはこのためです。

②歯肉(歯茎)の腫脹

歯茎の腫れ・・・腫れっていっても一体どんなものが腫れているんだろう?と思われる方も多いと思います。

健康な歯茎は、

  • 歯肉(歯茎)の色は薄いピンク色(サーモンピンク)
  • 歯と歯の間の歯茎(歯間乳頭)は綺麗な三角形(ピラミッド型)をしている。
  • 歯茎に小さなぷつぷつ(スティップリング)が見える。

健康な歯茎

などが挙げられます。ですが、歯茎が腫脹してくると、

  • 歯肉(歯茎)の色は赤く充血した色になります。
  • 歯と歯の間の歯茎(歯間乳頭)はぷっくりと腫れ、三角形(ピラミッド型)が崩れてしまっている。
  • 健康な歯茎に見えていた小さなぷつぷつ(スティップリング)は見えなくなっている。

腫脹した歯茎

というように、健康な歯茎と腫れてしまっている歯茎では、比べてみると全然違うんだということがわかっていただけたと思います。

ただ・・・。みなさん、歯茎から出血するなぁ・・・あんまり歯茎なんかまじまじと見たことないからわかんないや! と、なんとなくは思っていても、まぁ、痛みはないしいいか!と思われる方がほとんどです・・・。

そして、「歯肉炎」の状態から歯の周りを支えている骨である「歯槽骨」が溶け始めてしまいます。この歯を支えている骨が溶けてしまう病気を「歯周病」といいます!!!そして、溶けてしまった骨は自然に回復する事はありません・・・なので、『予防』がとても大切になってきます。骨が溶け初めてきた状態を初期の歯周病といいます。

③口臭

「なんだか自分の口が最近匂う・・・」「人と喋っている時なんだか顔をそらされている気がする・・・。」そんな事を感じていらっしゃる方はいませんか?

人間には朝起きた時、お腹がすいている時、緊張時など生理的な口臭はあります。ですが、歯磨きを頑張ってしているのに・・・何故か匂う・・・という方はいませんか?それは歯や舌に取り残している歯垢や歯石の中にいる細菌たちが発するガスによって口臭が発生していることがあります。

え?時間をかけて歯磨きを頑張っているのに???と思われている方もいらっしゃると思います。

歯ブラシも時間をかければ良いというわけではありません。一人一人その方に合った歯ブラシを選択し、その方に合った歯ブラシの当て方、磨き方があり、歯ブラシにも注意するポイントがいくつかあったりと実は凄く奥が深いのです。そのことを知っていなければ知らず知らずの内に間違った歯ブラシをしてしまっていることに・・・

ですが、口臭も今ではたくさんのマウスウォッシュ(洗口剤)が発売されているのでそれで匂いを匂いで誤魔化していらっしゃる方もいます。これまでの症状では、あまり日常生活に支障がないのですが・・・何もせず進行を放置していると段々歯の根っこの半分くらいまで歯周病が進行していきます。ここまで進行すると中等度まで歯周病が進行しています。

④排膿

歯周病が進行してくると「排膿」といって、歯茎から膿がでてくるようになります。先程②にあげた口臭も、この膿が出てくる頃になると歯周病特有の鼻にツン!とくる匂いに変わってきます。そして、歯茎の腫れもさらに悪化し、赤黒い色になり、じゅくじゅくになったような歯茎になります。

⑤動揺

そして、歯を支えている骨が段々無くなってくると歯は揺れ始めます。そして揺れる事で固い物を歯で噛みにくくなったり、歯が浮いたような感じがしてきます。最初にお話させてもらったように、溶けてしまった骨が自然に回復する事はないのです・・・

④歯肉退縮(歯が伸びたようなかんじがする)

最初に「骨を包んでいるのが歯茎です」というお話をさせていただいたのを覚えていらっしゃいますか?歯茎の高さは歯を支えている歯槽骨の高さによって変化します。ということは・・・?歯を支えている骨が溶けてきて、それに伴い歯茎も下がってきます。その結果、なんだか最近昔に比べて歯が長いような・・・と違和感を感じられる方も多いのではないでしょうか?

⑤歯が全体的にしみてきた

歯を支えている骨が溶けるとそれに伴って歯茎も下がってくると、先程お話させていただいたように歯の根っこの周りにあった骨や歯茎がなくなっていくので歯の根っこが見えてきて冷たい物や暖かい物がしみてくるようになります。「象牙質」という、しみが伝わりやすい組織がむき出しになってしまうからです。歯ブラシの力加減によって象牙質がむきだしになってしまうこともありますが、歯周病でむきだしになってしまうこともあります。

そして・・・ほとんどの骨が溶けてしまい根っこの先だけが引っ付いているような状態までくると歯周病は重度化しています。 この時には、歯はしみ、口臭もあり、歯がかなりぐらぐらになってきているので硬いものがほとんど噛めず、飲み込めたり柔らかい食事を無意識に取るようになっています。

⑥歯の脱落

ここまで歯周病が進行してくると歯を支えている骨がほとんどなくなっているので、自然に歯が抜けてしまうことがあります。みなさん、「まさか勝手に歯が抜けるなんて!そこまでいっていたら痛みが出るからわかるでしょ!」と思われていらっしゃる方もいるかもしれませんが、本当にあまり痛みを感じないので勝手に抜けてしまうことも少なくはありません。また、痛みが出ることもありますが、先程上げた排膿(膿がでること)が歯茎の中に溜まってきて圧迫されたり、何かの拍子にぐっとその歯で噛み込んでしまったりすると痛みが出てくることがあります。ですがほとんどの場合が痛みがでないので勝手に抜けていまうか、抜かざるを得ない状況になります。

みなさん。いかがだったでしょうか???あれ?もしかした自分何個か当てはまるかも・・・最近歯がスースーするような気がしていたんだよな・・・と、思われた方も少なくないのではないでしょうか?

そして、冒頭でもお話しさせていただいたように、歯周病は「感染症」です。

今は大丈夫でも感染してしまい、発症してしまうかもしれません。そうなる前に歯医者で事前に予防をし、自分の歯ブラシ習慣の見直しをいていただき、効果的な歯ブラシを知っていただけるだけでも、同じ年月を過ごしていても歯の残る本数にはかなりの差がでてくると思います。

また、「全身の健康はお口から」と言われるようにお口の中の細菌は歯茎が出血を起こした時に歯茎の血管から全身に巡っていきます。また、お口の中の細菌を飲み込んでしまうことによって「誤嚥性肺炎」を引き起こしたりと全身とも関連が深いのです。

近年では、糖尿病の重度の方は比例して歯周病が重度化していたり、逆に歯周病ケアをしっかりされている方は血糖値が安定していたりと関連が深いという発表もありました。また、糖尿だけでなく、高血圧や心臓病、また妊婦さんでは歯周病菌によって低体重児出産や早産の原因にもなります。

名前だけはなんとなく知っていてもその原因や症状等については詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか?

当院では歯周病治療に力を入れ、一人でも多くの患者様のお役に立てるよう、主に歯周病治療を担当していく歯科衛生士の技術・知識の向上のため、院長先生が外部から先生を呼んで下さり、勉強を行なっています。そして、より健康観の高い患者様に向けた「THP」という自費の歯周病治療にも取り組んでおります。

自分のお口の中は今一体どうなっているのか?自費の「THP」って何?歯周病ってどうやって治していくの? など・・・ 気になった方は是非一度かまくら歯科にいらしてみませんか?

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