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歯周病よくある質問Q&A

歯周病よくある質問Q&A

虫歯になりやすい人は歯周病にもなりやすいですか?
いいえ、そうとは限りません。
虫歯を引き起こす細菌と歯周病を引き起こす細菌は全く違う細菌です。それゆえ、虫歯になりやすいタイプだからと言って歯周病にかかりやすい訳ではありません。逆に、虫歯にかかりにくいからといって歯周病にかかりにくい訳でもありません。実際、ずっと虫歯なしの健康な歯だった人が、中年以降に歯に異変を感じて歯医者を受診したら重度の歯周病になっていたというようなケースはよくあることです。でも、家庭でのお口のケア、歯科医院でのお口のケアを若い頃からきちんと行なっている人は、どちらにもかかりにくくなりますし、その逆にケアがおろそかな人はどちらにもかかってしまうリスクが高くなります。
歯周病は遺伝しますか?
いいえ、歯周病そのものは遺伝しません。
歯周病自体は遺伝しませんが、歯周病のかかりやすさ(体質)はある程度遺伝が関係していると考えられています。例えば、歯周病菌に対する抵抗力の強さや唾液の性質、また、歯周病のかかりやすさを左右する歯並び、というようなものは遺伝が関係していると言われています。歯周病は生活習慣病の要素が強いと言われており、他の生活習慣病と同様、その生活習慣病にかかるかどうかは、遺伝的にかかりやすい素質があるかどうかの他に、「どのような生活を送るか」ということが大きく関係してきます。そのため、歯周病にかかりやすい体質を持っていたとしても、健康的な生活習慣を含め、歯周病対策をしっかりとしていれば歯周病にかからないようにすることも可能です。
歯周病は何才くらいから気をつければいいですか?
できるだけ早くから気をつけましょう。
歯周病で歯を失い始めるのは中高年以降が多いですが、実は歯周病というのは、そのずっと前から始まっています。歯周病は子供や若い人もかかるものです。ただし、若いうちは歯周病を起こしても「歯肉炎」という歯茎だけの炎症ですので、きちんと歯磨きをすれば治ります。でもそれを対処せずに放っておくと、いずれ「歯周炎」と呼ばれる、骨を失う歯周病に進展してしまいます。そのため、歯周病対策はできるだけ早いうちから始めておくに越したことはありません。子供のうちからお口のケアをしっかりと習慣づけておくことが、生涯健康な歯を保つことにつながります。
タバコは歯周病に良くないそうですが、少数なら問題ありませんか?
いいえ、タバコは少数でも歯周病リスクを高めます。
タバコは歯周病を発症・悪化させやすくする歯周病の最大とも言っていいリスクファクターです。一般的にヘビースモーカーほど、歯周病が悪化しやすいことがわかっていますが、喫煙する本数が少ないからといってリスクが0(ゼロ)になるわけではありません。アルコールは少量なら体に良いと言われますが、タバコの場合は、吸っただけリスクが高くなると考えて良いでしょう。また喫煙者の場合、歯周病にかかっていても、歯周病のサインが現れにくくなるのでより一層注意が必要です。タバコを吸うと歯茎の血行が悪くなるので、通常の歯周病のサイン、例えば「歯茎の出血、歯茎が赤く腫れる」というような症状が現れないことがあります。そのため、歯周病に気がつきにくくなって発見が遅れやすいので気を付けましょう。
歯石を取ったら歯が冷たいものでしみるようになりました。なぜでしょうか?
歯石を取って歯茎が引き締まったことによる一過性の症状です。
歯石がついている歯茎は炎症を起こして腫れ上がります。歯石を取り除くと、歯茎の炎症が落ち着き、歯茎が引き締まってきます。歯周病がある程度進行している場合、歯を支えている骨が破壊され下がっていますので、歯石を取って歯茎が引き締まると、歯根が露出し、しみる症状が出ることがあります。ですが、適切に対処することでだんだんと症状はなくなってきます。
口臭が気になります。口臭は自分ではわかりづらいといいますが、客観的に知る方法はありますか?
はい、あります。
簡単な方法だと、コップに息を吐いて匂いを嗅ぐという方法や、市販の口臭チェッカーを使ってみるのも一つの方法です。ただし、歯周病で口臭が起こっている場合は特に、歯磨きだけでは一時的に口臭がマシになっても、またすぐに匂うようになってきます。かまくら歯科では口臭測定器を備えていますので、口臭の検査をして、口臭の原因を詳しく知ることができるだけでなく、その原因にあった治療法を行うことで、いち早く口臭のお悩みを根本的に解決することができます。
トータルヘルスプログラムに興味があるのですが、妊娠中でもできますか?
はい、妊娠されている方でも受けられます。
トータルヘルスプログラムでは、歯周病菌の状態を調べ、その原因菌に作用するお薬(飲み薬)を処方し、原因菌を除菌していきます。ただし、歯周病菌が少ない方や、妊娠中の方でお薬が使えない場合、また、お薬の使用に抵抗のある方には、お薬は処方せず、歯周処置時に殺菌力の強い液で歯周ポケットを洗い流す方法で、治療を行うことも可能です。妊娠中はお口の状態が悪化しやすい状況にあるため、トータルヘルスプログラムでお口の状態を改善しておくことは、歯周病菌によって起こる可能性がある早産や低体重時出産のリスクを下げることができるため、おすすめです。

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