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歯科コラム

抜歯後の修復方法はどうする? インプラントと入れ歯を徹底比較!

2019/01/18
投稿者:鎌倉 聡

何らかの要因により歯をやむを得ず抜歯することになってしまうことがあります。抜歯後の修復方法はいくつかありますが、入れ歯かインプラントで悩まれる方も多いようです。
そこで今回、インプラントと入れ歯の特徴をご紹介し、ご自身に合った修復方法選択の参考にしていただきたいと思います。もちろん、歯科医院に相談するのが一番ですので、相談してくださいね。お近くにお住まいの方の場合は是非、当院かまくら歯科へ!

インプラントのメリットデメリット

インプラントのメリットデメリット
インプラント治療とは、抜歯後歯があった場所の顎の骨に人工歯根を埋入して土台にし、人工歯を被せて修復する方法です。まずはインプラント治療について、そのメリットとデメリットをご紹介しましょう。

インプラントのメリット

●修復装置の中でも最高の安定感

インプラントは他の修復方法と違い、歯根の役割から修復することで顎の骨としっかり固定します。見た目や噛み心地にも違和感がなく、最も天然歯に近い機能を取り戻すことができるといわれています。

●食事がおいしくできる

噛む力の回復も天然歯と変わらない咬合力となり、固いものもしっかり噛む事ができます。

●他の歯への負担がない

インプラント体という人工歯根を埋入して支えることで、装置を装着するために他の歯を削ったり装置をかける必要がありません。残った歯の寿命を守ることにもつながります。

●若々しく健康でいられる

よく噛めることはおいしく食事することができますし、全身的にも健康でいられます。また、見た目にも自身が持てることで、いつまでも若々しく過ごすことができるでしょう。

インプラントのデメリット

●全額自費治療

基本的に保険が適応されず自己負担になることがほとんどなため、治療費が高額になります。

●外科的手術が必要

インプラントの土台となるインプラント体の埋入手術が必要になります。外科的手術となるため、恐怖心の強い方や高齢な方、継続的な通院が困難な場合などは治療が難しい場合もあります。

●全身疾患がある場合は困難なことも

糖尿病や心臓病など、観血的手術が困難な方は、インプラント体埋入手術が受けられない場合もあります。

●継続的なメンテナンスが必要

インプラントは丈夫な装置ですが、日々十分な衛生管理と歯科医院での定期的にメンテナンスを受けることが必要です。通院できない状況が考えられる場合には、治療をしてもインプラントの寿命が長く続かないことも考えられます。

入れ歯のメリットデメリット

入れ歯はまず歯を失った部分の型取りをし、出来上がった歯型模型に合わせて作る、人工歯と歯茎と固定する義歯床からなる装置です。この装置を部分入れ歯の場合は両側に残存する歯に金属のバネで掛けて固定します。

入れ歯のメリット

●保険適応治療

入れ歯には保険が適応されるため、治療費がインプラントのように高額でなく作製することができます。(中には材料などによって保険適応外の入れ歯もあります)

●大きな欠損部を一度に修復可能

インプラントが基本1歯欠損につき1歯修復であるのに対し、何本でもさまざまな作りが対応可能で、複数歯を一つの装置で補う事ができます。

入れ歯のデメリット

●固いものが噛みにくくなる

入れ歯は歯茎の上に載せた状態であるため、噛む力に弱く、あまり固いものは食べられなくなってしまいます。

●不具合が起こりやすい

清掃時や就寝時には取り外しが必要になるため、バネが緩みやすかったり、歯茎の退縮等で固定の部分に不具合が出やすく、ガタつきやすくなってしまいます。

●口の中の違和感を感じやすい

義歯床の部分が歯ぐきや粘膜、舌や上顎を覆うため異物感を感じるという方もいます。

保険適応の入れ歯の材料はあまり薄く削り過ぎると破折しやすくなるため、どうしても限界があります。

●残存歯の寿命を減らしてしまう可能性もある

金属バネで掛ける歯に噛む力が分散される為、大きな負担がかかり。バネを掛けるために削って調整が必要な場合も。
普通の歯よりも衰えやすい環境にしてしまう可能性があるのです。

●食事がおいしく感じられない

味覚を司る舌や粘膜を覆ってしまうことや、しっかり噛めないことで脳への刺激も減り、食事を美味しいと感じられない要因となることもあります。

●虫歯や歯周病のリスクが高くなることもある

入れ歯を外してしっかりお口の清掃を行わないと、義歯床や金属バネなどに食物が挟まったり歯垢が蓄積しやすかったりと、お口の中が不衛生になりやすくなります。これが原因で虫歯や歯周病のリスクを高くしてしまうことにもつながります。

全ての歯が無い場合はオールオンフォーという選択も

全ての歯が無い場合はオールオンフォーという選択も
全ての歯を失ってしまった場合、一昔前までは入れ歯にするほかありませんでした。
しかし昨今では、インプラントの技術と入れ歯のように一体型の装置を融合した「オールオンフォー」という修復方法が開発されました。

オールオンフォーとは

オールオンフォーは従来のインプラントのように失った1歯に対して1本ずつのインプラント体を埋入する必要が無く、前歯の4か所にインプラント体を埋め込みます。咬合力が加わる方向にインプラントの軸を剥けることで1本にかかる咬合圧を均等に分散できる仕組みになっており、まるで入れ歯のように連結した人工歯の装置を一体となって支えることができる方法です。

通常のインプラントのように手術は必要ですが、4本の埋入手術だけで済むことと、入れ歯のように28本すべての歯を一度に修復できるというメリットがあります。
また、金額的には、全ての歯を1歯ずつインプラントにするよりも、オールオンフォーのほうが比較的金額を押さえることにもつながります。

●歯周病で歯を全喪失した人でも対応可能?

オールオンフォーはインプラントの機能も兼ね備えながら、治療にかかる負担としては極めて少ない装置です。4本のインプラント体を骨質の強い部分に埋め込む方式で、もしも歯周病で歯を失い骨量が少なくなってしまった方でも、骨移植をせずにおこなうことができるメリットもあります。

オールオンフォーの注意点

●歯科医師の高い技術を要する

従来のインプラント治療に比べ、専門的な知識や高度な技術を要するため、どの歯科医院でも行っている治療という訳ではありません。実績等も含めた情報を事前にホームページ等で確認し歯科医院を選ぶことをお勧めします。

●治療前に抜歯が必要になる場合もある

歯列を一体型にした装置であるため、天然歯や差し歯が機能していないが残っている場合には、事前に抜歯が必要になることもあります。

●タバコやお酒などの嗜好品の制限が必要になる

タバコやお酒などは、土台が骨と強靭に結合するのを阻害してしまう要因となるため、治療にあたり歯科医師より出される注意事項をしっかり守っていただくことが必須に。
せっかく入れた装置の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。

●定期的なメンテナンスが必要です

オールオンフォーは入れ歯のような連結した人工歯ですが、土台はインプラントで装着後は取り外すことができません。日頃から丁寧なブラッシングでお口の中を清潔に保つことや、定期的に歯科医院で異常が無いかメンテナンスやクリーニングを受けることが必要になります。

まとめ

インプラントと入れ歯の比較はいかがでしたか?

それぞれにメリットとデメリットがあるため、自身のライフスタイルに合うものは
どちらなのか実際に比較検討してみましょう。

また、オールオンフォーのような最新技術も視野に入れるのであれば、事前に歯科医院のホームページ等でリサーチして治療に臨まれることをお勧めします。

医師へのご相談をご希望の際は、
愛媛インプラントクリニックかまくら歯科へお任せください。

当院では、歯医者に通えない人をなくしたいという想いから
お車での無料送迎サービスを(松前町・旧伊予市はご自宅まで)行っております。

詳しくは当院HPをご覧ください。

口臭の原因、実は歯周病かも!? 対策方法はある?

2019/01/18
投稿者:鎌倉 聡

家族や近親者に「口が臭い」といわれて困っているという方はいませんか?自覚症状が出にくい歯ぐきの病気である「歯周病」が悪化し、症状として口臭が強くなることがあります。
今回は歯周病が原因の口臭について詳しく解説し、改善するためのケア法をご紹介します。

口臭の原因は歯周病!?

口臭の原因は歯周病!?
歯周病初期はあまり自覚症状がありません。進行すると歯磨きで出血が起こったりしますが、痛みを伴うことはほとんど無いため気づかないうちに悪化しやすいのです。重症化すると深くなった歯周ポケット内に汚れが貯留し、歯ブラシの毛先では清掃が難しくなります。そして口内環境が悪くなり口臭につながる不具合が起こってしまいます。

歯周病とはなにか?

歯周病はお口の中の常在菌が歯ぐきに感染して炎症をもたらす病気です。歯磨きが行き届かず、歯と歯ぐきの境目に細菌の塊である歯垢(プラーク)が蓄積してしまう刺激によって歯ぐきの辺縁が炎症を起こします。初期は歯肉炎と呼ばれ、痛みはほとんどありませんが、進行して歯と歯ぐきの境目の「歯周ポケット」が深くなると、歯を支えている歯槽骨が溶けて歯がグラグラと動揺し、最終的には温存できずに抜歯が必要になったり、抜け落ちてしまうこともあります。

歯周病が口臭の原因になる

歯周病が悪化すればするほど、歯周ポケット内は歯垢や歯石が貯留し悪循環を繰り返します。歯と歯ぐきをつなぐ「歯根膜」が壊れることで排膿したり、歯垢や歯石かたメチルメルカプタンや硫化水素などの揮発性の化合物が発生し、強い口臭を引き起こす原因になってしまうのです。

歯周病による口臭なのか確認

歯周病の代表的な症状といえば「歯ぐきの腫れ」と「出血」です。それに加えて、症状が悪化した人は「口臭」にも悩まされています。そこで、歯周病が原因で起こっている口臭は他の要因で起こる口臭とどんな違いがあるのか、歯周病から起こる口臭の確認方法をご紹介します。

歯周病による口臭の特徴

●腐った玉ねぎ・卵のニオイ、生ごみのニオイ

先ほどお話ししたように、歯周病による口臭の特徴は「揮発性の硫黄化合物」が大きな原因です。歯石から発生する「メチルメルカプタン」、歯垢から発生する「硫化水素」。他にも「ジメルサルファイド」という生ごみやキャベツが腐ったような臭いを発する成分も口臭の原因となります。

●コップや袋に息を入れてチェック

未使用のビニール袋や紙コップ等に息を吹き込み、自身ですぐ臭いを嗅いで確認する方法です。また、デンタルフロスを歯と歯の間に通し、歯と歯の間の臭いをチェックするのも、隠れた臭いの素を知るきっかけになりますよ。

●第三者にチェックしてもらう

人間は匂いに慣れる性質を持っているため、セルフチェックでは確認できない場合もあります。口臭が気になる人は、信頼のおける身近な人にお願いして確認してもらう確認方法が確実です。

歯周病の特徴

歯周病になると、まず歯と歯の間の歯ぐきが丸みを帯びて赤く腫れ始めます。症状が進行すると歯磨きの際に出血したり、細菌の増殖によって口内がネバネバした不快感を感じるようになります。このような症状を感じる時には、歯周病を疑うサインになるでしょう。

口臭の原因となる歯周病対策

口臭の原因となる歯周病対策
口臭が歯周病の原因で起こっているのであれば、歯周病を治すことで解消されるということになります。歯周病を改善するための方法をしっかり行って、口臭もスッキリ解消しましょう!

歯周病のセルフケア

●ブラッシング方法を紹介

歯周病改善には日々の正しいブラッシングが一番効果的です。
歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの間に斜め45度の角度で、毛先が歯周ポケットに入るイメージで当てましょう。歯ぐきが弱っていますので、歯ブラシはやわらかめを使うのもおすすめです。

●歯と歯ぐきの間をブラッシング

歯ブラシのヘッドは大きく動かさず、微振動を加える程度で小さく動かします。汚れも落としながら、炎症部分の歯ぐきマッサージも行えます。

●寝る前は念入りに

一番効果的な歯磨きの時間は寝る前です。就寝中は唾液の分泌が減り、口内細菌が繁殖しやすいため、寝る前に入念な歯磨きを行うことで口内細菌数が増えるのを予防することができます。

歯周病を歯科で治療

●歯周組織検査

歯垢の付着状態、歯肉からの出血、歯周ポケットの深さ、歯の動揺度を調査したり、レントゲンで内部(歯の根っこや骨)の状態を確認します。この検査で歯周病の進行度を確認したり、口臭の要素につながる進行度なのか解ります。

●クリーニング

深くなった歯周ポケット内の歯垢や歯石は、歯ブラシの毛先が届かず歯磨きでは落とすことができません。歯科医院の器具や機械を用いて取り除いてもらいましょう。(スケーリング)そして汚れを落とした後の歯の表面は最近の毒素が残っていたり、歯の表面が粗造になっていますので、歯の表面を滑らかにする処理も行ってもらえます。(ルートプレーニング)

●歯周外科治療

歯のクリーニングや、ブラッシング指導を受けてのホームケアでは治り切れないほど重症化してしまっている場合は、外科的処置をおこなう場合もあります。

フラップ手術:歯ぐきを切り開いて、クリーニングの器材が届かない深部の汚れを除去した後、再度歯ぐきを閉じて縫合します。

歯周組織再生療法:歯周病によってダメージを受けた歯周組織は再生することができません。そこで特殊な膜を用いて歯周組織の再生を誘導するGTR法や、たんぱく質の成分が入った材料をダメージを受けた歯の根っこに塗るエムドゲイン®を用いる方法で、歯周組織の再生治療を行います。

歯周形成外科手術:歯周病の悪化で破壊されてしまい、見た目や機能的に不具合を生じている部分の形態を整える手術で「プラスチックサージェリー」と呼ばれています。

かまくら歯科では、歯周病治療に特化した歯周病専門のフロアを設けており、専門スタッフがサポート・管理を行います。
大切な歯の健康のためにも、歯周病の疑いがある方はお早めに起こしください!

まとめ

もしも歯周病かな?と思ったら、口臭の原因となってしまうこともあるということ、お解りいただけたでしょうか?口臭は原因がさまざまですが、歯周病が原因であれば改善の余地が十分にある症状です。まずは歯科医院で、はっきりとした原因やどのくらいの段階であるか等をチェックし、適切な対処を行うことが大切です。

歯列矯正を早く終わらせたい!どのくらいで終わる?

2019/01/18
投稿者:鎌倉 聡

歯並びがあまり良くなくて気にしている人は、歯列矯正を検討するでしょう。しかし、歯列矯正は治療期間が長期にわたるイメージが強いです。治療中は器具を装着しなければならないため、治療をためらってしまう人も多いでしょう。しかし、最近では歯列矯正の方法が以前より進歩してきています。昔のように治療期間が長期にわたったり、治療中に不便を強いられることはあまりありません。ここでは歯列矯正の治療期間や治療中のことについて解説していきます。

歯科矯正の方法の種類

歯科矯正の方法の種類
歯列矯正の方法はいくつかありますが、大人と子供でよく行われる治療方法がやや異なります。

大人の歯科矯正でよく行われる方法

大人が歯列矯正を受ける場合には、ワイヤー矯正やインビザライン、インプラント矯正などの方法がよく用いられます。

ワイヤー矯正というのは、歯にブラケットをワイヤーで装着して行う治療方法です。ブラケットは金属製のものを使用する場合と、セラミック製のものを使用する場合があります。金属製のワイヤーは目立ってしまうのが難点です。笑ったときなどに、歯の矯正治療中だと一目で分かってしまいます。しかし、治療期間は短くて済みます。
セラミック製のブラケットは、金属製のブラケットと比べるとあまり目立ちません。しかし、治療期間が金属製のブラケットを使った場合よりも長くなってしまうのが難点です。

インプラント矯正は、顎の骨にインプラントを埋め込み、それを支点にして歯を動かします。通常のワイヤー矯正の場合には、動かしたくない歯まで動いてしまうこともありますが、インプラント矯正なら動かしたい歯だけを動かせるのがメリットです。治療が終わった後は、埋め込んだインプラントは取り外します。

インビザラインというのはマウスピースの一種で、透明で目立ちません。装着した状態で、前歯を見せて笑ってもなかなか気づかれないでしょう。また、自分で簡単に着脱可能です。食事をするときや写真を撮るときなどには自由に外せるので便利です。

子供の歯科矯正でよく行われる方法

子供の場合には、まだ永久歯が生え揃っていなければ、床矯正(しょうきょうせい)か顎顔面矯正の方法を用いるのが一般的です。永久歯が生えてからは、ワイヤー矯正の方法で行います。

床矯正というのは、ネジの付いた装着を装着して顎を広げる方法です。顎が狭すぎると、歯が生えてくるための十分なスペースがなく、それが原因で歯並びが悪くなってしまうことがあります。床矯正を行うことで、永久歯が生えるスペースを確保し、綺麗な歯並びに導くのです。
床矯正で使用する装置は、取り外しもできるので食事や歯磨きなどもこれまで通り行えます。ただし、床矯正は、前歯の永久歯4本生え揃ってからでないとできません。そのため、床矯正が行えるタイミングは限られているのがデメリットです。また、治療が終わった後に、装置を使わなくなると、元に戻ってしまうことあります。

顎顔面矯正も、永久歯が生えてくるためのスペースの確保を主な目的として行う矯正治療方法です。床矯正と異なり、装置を自分で取り外すことはできません。また、目立ちにくいのがメリットです。

歯科矯正はどのくらいの期間で終わるのか

治療にかかる平均的な期間

歯列矯正の治療にかかる期間は、もともとの歯並びによって差が出ます。数ヶ月程度で終わる人もいれば、何年もかかってしまう人もいるでしょう。平均的に見れば、1年半から3年程度で終わる人が多いです。特に歯並びが悪くて悩んでいる人なら、2,3年はかかるものと捉えておきましょう。

また、歯列矯正治療は適正な位置に歯が移動すればそれで終わりではありません。矯正治療が終わったら、矯正器具は取り外しますが、今度は保定期間に入ります。矯正治療により移動した歯は、矯正器具を取り外すと、元の位置に戻ろうとすることが多いです。それを防止するために、保定器具を装着して2,3年程度過ごすのが保定です。保定期間が終われば、何も装着しなくて済むようになります。

子供の歯列矯正は、大人と比べて治療期間が短めです。最短で8ヶ月程度で終わります。子供にとっては長く感じられるかもしれませんが、歯列矯正を行うなら、なるべく子供のうちに済ませておいた方が楽でしょう。

長引くと費用はどうなる?

歯列矯正の治療が長引いた場合に気になるのが費用の扱いでしょう。費用などが提示されている場合には、標準的な治療期間で終わった場合を想定している費用であることが多いです。治療が長引くと、通院回数も増えるでしょう。

かまくら歯科の場合には、インビザラインは基本料金が5万円で上下両方治療すると55万円、片方だけだと35万円で定額です。治療期間が長引いてしまっても、費用が高くなってしまう心配はありません。

ワイヤー矯正の費用は60万円です。床矯正だと上下両方で15万円、片方だけだと9万円かかります。顎顔面矯正は30万円で、いずれも治療期間で高いか安いかが決まるのではなく、一定額です。
ただし、それぞれの治療方法での費用に加えて調整料が毎月2,500円がかかります。治療が長引いた場合には、長引いた分だけ調整料が多くかかってしまうでしょう。

歯科矯正中の期間の過ごし方

歯科矯正中の期間の過ごし方

生活に支障はないのか

歯列矯正の治療を始めるにあたって、日常生活への影響が気になるでしょう。歯並びを気にしつつも、食事や会話をするときなどのことを考えて、二の足を踏んでいる人も多いです。
実際のところ、食事や会話がしづらくなることはあまりありません。たしかに矯正治療を始めたばかりだと、矯正器具を装着した状態に慣れていないため、違和感を覚えるでしょう。しゃべりにくいと感じてしまうかもしれません。しかし、大半の人は徐々に慣れていきます。すぐに違和感なく食事や会話ができるようになるでしょう。

スポーツなども問題なく行えます。中高生などで、運動部に所属している人でも大丈夫です。ただ、激しい接触を伴う競技の場合には、念のため担当の歯科医師に相談しておくのが望ましいでしょう。
また、記念写真を撮るときなどには、一時的に外すことも可能です。

治療中はどのようなことをするのか

治療中は定期的に通院して、歯の状態を診てもらい器具の調整などを行います。通院の頻度は、1ヶ月に1回くらいです。ただ、治療を開始したばかりの頃はあまり安定していません。そのため2週間に1回くらいの頻度で通院する必要があります。逆に歯並びがある程度改善されて安定してきたら、通院頻度が減り、2,3ヶ月に1回くらいで済むようになるでしょう。

矯正器具を装着していると、歯磨きがやや大変です。器具が邪魔になって磨きにくい箇所なども出てくるでしょう。上手く歯磨きできないときには、矯正治療に適した歯ブラシを使用する場合もあります。
また、矯正治療の方法によっては、虫歯治療や歯周病治療を並行して行うことはできません。そのため、矯正治療中は虫歯にならないように特に心がける必要があります。もし矯正治療を始める前の段階で虫歯がある場合には、虫歯の治療を済ませてから矯正治療を開始することになるでしょう。

矯正治療が終わった後は保定器具を装着して安定させます。保定器具は自分で取り外せるものを使うことが多いですが、装着時間をきちんと守ることが大切です。装着時間が短いと、きちんと保定できず戻ってしまう可能性もあります。

まとめ

歯列矯正は1年半から3年くらいで終わるケースが多いです。インビザラインなど、自分で取り外せる器具もありますが、早く終わらせたいのであれば、装着時間をきちんと守りましょう。また、器具を装着していても、それほど日常生活に影響がなく費用も大きく増えることはありません。歯列矯正をするなら、あまり慌てずに治療を行っていきましょう。

あの症状は親知らずが原因だった?!症状と対処法

2019/01/17
投稿者:鎌倉 聡

みなさんは、自身の親知らずの現状をご存知でしょうか。親知らずは必ず生えるものでなく、歯肉の中に埋もれているものや、歯が半分歯肉に埋もれているものなど様々であり、レントゲン撮影やCT撮影をおこなわなければ自身に親知らずがあるのか、ないのかさえも判らない人も多くいらっしゃいます。歯の痛みは虫歯だと考え歯科医院を訪れる人の中には、実は親知らずが原因で痛みが生じている場合も多く見受けられます。親不知が原因で痛みが生じる場合には、抜歯する必要性もあり、抜歯をするかしないか患者さまの悩みの種ともなりかねません。そこで今回は、親不知について詳しくご紹介してまいりましょう。

親知らず(おやしらず)とは?

親知らず(おやしらず)とは?
親知らずとは、中切歯と呼ばれる最も最前に生えている歯を1番目として数え、一番後ろに生えている8番目の歯(大臼歯)です。永久歯は6歳ごろより13歳、14歳ごろにかけて乳歯から永久歯に生え変わります。しかし親知らずは、17歳ごろから20歳過ぎまでに生える臼歯であるために、親の管理下にない年齢である“知らぬ間”に生えることから“親知らず”と呼ばれるようになり、正式名称は“智歯”(ちし)と呼びます。

親知らずはなぜ歯肉に埋もれるの?

人間の永久歯は全部で32本であり、その中の4本が親知らずとなります。親知らずは上顎(上のあご)左右後方に2本、下顎(下のあご)左右後方に2本、合計4本あります。しかし、必ずしも上下左右に生えるわけではなく、母親のお腹の中で親知らずの芽が形成されない場合もあり、親不知が存在しても歯肉に完全に埋もれている場合や、歯肉から一部分のみが萌出している場合など、親不知の状況は一人一人異なります。

では、なぜ親知らずは、先天性に親知らずが存在しない場合や、他の歯のように完全に萌出することなく、歯肉に埋もれ萌出することがないのでしょうか。これは、人間の長い歴史の中で徐々に顎が小さくなっているために、親不知が生えるスペースが確保できなくなったと推測されます。顎が小さくなってしまったがために、現代の歯並びに影響を及ぼし歯並びが悪くなる要因の一つでもありますが、親知らずも影響されているのです。

診断

親知らずがあるかないかは、目視とレントゲン撮影やCT撮影でおこなわれます。歯肉に完全に埋まっている場合もあり、個人では判断できません。

親知らずの症状と対処法

親知らずの症状と対処法
親知らずが存在するからといって、なんらかの症状が現れるわけではありません。親知らずの生え方や、歯肉に埋まっている状況、隣の歯である第2大臼歯との位置などにより、症状が現れます。以下が主な親知らずが原因で現れる症状です。

【智歯周囲炎】

親知らずは、まっすぐに生えることなく斜めに生えることも多く見受けられます。斜めに生えている場合は歯肉に埋まりながら、一部が歯肉から萌出している場合が多く、一番奥に生えていることもあり食べカスも溜まりやすく、不衛生な状況になりやすい傾向にあります。口腔環境が不衛生になると、親不知周辺の歯肉は炎症を起している状態を智歯周囲炎と呼び、親知らずが生えてくる17歳から20歳前後の人に多くみられる症状です。

●対処法

抗菌薬や鎮痛剤を投与し、汚れが溜まる原因となる歯肉を切除し、口腔内を清潔に保ちながら様子を見ることも多くあります。炎症を繰り返す、または親知らずの生え方によっては抜歯となることも多く見受けられます。

【虫歯】

親知らずは汚れが溜まりやすく、歯ブラシの毛先も行き届かずに、虫歯になることも多くあります。

●対処法

虫歯治療は可能ですが、特に第二臼歯に虫歯が広がるリスクがある場合は抜歯を検討するケースもあります。

【嚢胞】

親知らずの周辺に嚢胞が形成された状態です。無症状の場合もありますが、なんらかの細菌に感染することで、顎に痛みや腫れをかんじるようになります。嚢胞内は液体が含まれており、ほとんどの場合は良性のものであるが、悪性の場合も考えられ病理検査をおこなう必要もあります。

●対処法

親知らずを抜歯し、嚢胞を摘出します。

【第二大臼歯の吸収】

親知らずが適切に萌出せずに、第二大臼歯によりかかるように生えている場合、親不知に吸収され、歯の根などが溶けてしまう恐れもあります。

●対処法

親知らずの抜歯をおこないます。しかし、第二大臼歯の歯根吸収度合いが進んでいる場合は、第二大臼歯が近い将来抜歯となる恐れを考慮し、あえて親知らずを抜歯せずに親知らずを第二大臼歯の代わりに補うケースもあります。

上記は親知らずが原因で生じてしまう症例の一部です。疲れや風邪で免疫力が低下している時や、ストレス、睡眠不足が続いていると親知らずがうずくこともあり、なんらかの症状でお困りの際には、自己判断することなく歯科医院で診断を受けましょう。

親知らずは必ず抜歯するわけではない

親知らずは必ずしも抜歯をおこなわなければならないわけではありません。しっかりと上下で咬み合わさっている場合や、顎の中にすっぽりと埋まっていて、今後も特に影響はないと判断された場合は、抜歯する必要はありません。

【口腔ケア】

なるべく小さなヘッドの歯ブラシを選び、口を大きく開けてしまうと頬が邪魔をし、奥までブラシを入れることが難しく、口を小さめに開け歯ブラシを斜め横から入れ親知らずに歯ブラシの毛先があたるようにしましょう。

また、タフトブラシと呼ばれる汚れをピンポイントで除去することに長けているブラシを歯ブラシと併用して口腔ケアをおこなうのも効果的です。

親知らずに症状や影響がない場合は抜歯する必要性はありませんが、抜歯をおこなうべき場合も多くあり、なんらかの症状がある場合には歯科医院を受診しましょう。

矯正治療は何歳から?気になる歯並びを改善!

2019/01/10
投稿者:鎌倉 聡

みなさんは身体のどこにコンプレックスを感じますか?鼻や耳のかたち、手足の長さなど身体のどこかに悩みを抱えていらっしゃる人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。歯並びもまた、鼻や耳、手足の長さと同じように、コンプレックスを抱えている人も多く矯正治療をおこないたいと、ご相談に訪れる患者さまも多くいらっしゃいます。見た目はもちろんのこと、機能的にも問題がある場合も多い歯並びの種類や、矯正治療について詳しくご紹介していきましょう。

・歯並びが悪いと何か影響があるの?
冒頭でもご紹介したように歯並びに問題がある場合、見た目だけではなく機能的にも問題がある場合も多く、上手く歯と歯が咬み合っていないと食べものをうまく咬み砕き(咀嚼)飲み込む(嚥下)ことができずに、消化不良となっている場合や、上の歯と下の歯がしっかりと咬み合わず隙間が空いてしまい、常に口が開いた状態になってしまいドライマウスになってしまうなど、さまざまな弊害をきたし、歯並びはとても重要となります。

歯並びが悪いと何か影響があるの?

歯並びが悪いと何か影響があるの?
冒頭でもご紹介したように歯並びに問題がある場合、見た目だけではなく機能的にも問題がある場合も多く、上手く歯と歯が咬み合っていないと食べものをうまく咬み砕き(咀嚼)飲み込む(嚥下)ことができずに、消化不良となっている場合や、上の歯と下の歯がしっかりと咬み合わず隙間が空いてしまい、常に口が開いた状態になってしまいドライマウスになってしまうなど、さまざまな弊害をきたし、歯並びはとても重要となります。

矯正治療は何歳から始める?

矯正治療は子供の歯が、生えかわる5歳から8歳ころから成人になっても矯正治療をはじめることが可能です。しかし、歯並びの種類(歯列不正)によっては、成長期の骨格の形成にまで影響を及ぼしかねず、乳歯の時点で“歯並びが悪い“と感じた場合は、将来矯正治療が必要になる場合の説明やアドバイスなどを受けに歯科医院を受診することもおすすめします。

気になる歯並びの種類

気になる歯並びの種類
では、歯並び(歯列不正)の種類をご紹介してまいりましょう。

【出っ歯:上顎前突(じょうがくぜんとつ)】

上顎の前歯が通常よりも前に突き出ている状態です。正常の咬み合わせの場合は上下の前歯の前後の距離は2~3mmと言われていますが、5mm以上の場合は、上顎前突となります。(ひと昔前は7mm以上ともされていましたが、現在は5mm以上)

【受け口:下顎前突(かがくぜんとつ)】

通常は、上顎の前歯が下顎の前歯より2~3mmほど前に追いかぶさるように咬み合わさっている状態であるが、上顎前歯より下顎前歯が前に突き出し、上顎前歯に覆い被さるように咬み合わさっている状態です。

成長につれ、下顎が著しく大きく突き出てしまう可能性が高く、永久歯に生えかわる時期である5歳から8歳ころよりの治療が効果的とされています。

【八重歯、乱ぐい歯:叢生(そうせい)】

正常の場合は、歯が綺麗なアーチを描くように生えるのですが、デコボコと列をみだすように生えている場合は叢生となります。

日本人にとっては“チャームポイント”となる八重歯も叢生でありますが、欧米では「ドラキュラ」のイメージが強く“バンパイアティース”と呼び敬遠され、ほとんどの人が矯正治療をおこなう傾向にあります。

【すきっ歯:空隙歯列(くうげきしれつ)】

歯と歯の間に隙間がある状態です。乳歯の頃には永久歯が生える場所を確保するために、隙間があるとされていますが、永久歯に生え変わっても隙間が一向に埋まることなく開いている場合は空隙歯列となります。

【上下の前歯が咬み合わず隙間が空いている:開咬(かいこう)】

ドライマウスの原因となりかねない不正歯列です。前歯で咬み切ることが困難となり、奥歯に負担がかかってしまいます。常に口が開いているために、口の中が乾燥してしまいます。ドライマウスになると口臭、虫歯、歯周病とあらゆる疾患を誘発するリスクも高まります。

気になる矯正治療中の生活

矯正治療をおこないたいと考えていても、なかなか一歩踏み出せません。そんな声も多く聞こえてきます。そこで、矯正治療中はどんな生活となるのか、一例をご紹介しましょう。

【食生活】

矯正装置を設置してから慣れるまでは、「食事がしづらい」と感じる患者さまも少なくありませんが、設置から1週間~1カ月ほどで違和感を、感じることなく食事を楽しめるようになります。

しかし、矯正治療中には装置が外れてしまうリスクを避けるために、硬い物やお餅、水あめ、キャラメルなどの粘着性の高い食品は避けたほうが得策でしょう。

【運動】

運動に規制はありません。身体を動かすことは咬み合わせに係る筋力にもいい影響を与えるといわれています。

ただし、矯正装置が外れてしまう、またはお口の中が傷つくリスクをともなう、ボクシング、ラグビー、柔道など激しいスポーツおこなう際には、専用のマウスピースを制作することをおすすめします。

【歯磨き】

矯正装置を歯面に装着している場合、矯正装置であるブラケットやワイヤーに食べカスや汚れが溜まりやすく、念入りな歯磨きが必要となります。正しい歯磨き、口腔ケアの仕方を身に付け、矯正治療中に虫歯にならないように気をつけなければなりません。

① 鏡と歯ブラシを用意します。どこを磨いているか、目で確認しながら歯磨きをおこないましょう。
② 歯磨き粉は豆粒程度、もしくは使用しなくても構いません。
③ 歯ブラシは鉛筆をもつようにもつペングリップ、歯ブラシの柄を握るようにもつパームグリップを使い分け、磨きましょう。
④ 磨く順番を決めて、磨き残しのないようにしましょう。
⑤ 矯正装置であるブラケットやワイヤーと歯の間に毛先が入るように斜め45℃に毛先傾け、小刻み動かしながら磨きましょう。
⑥ 咬み合わせ部分も忘れず磨きましょう。

矯正治療中は細やかな口腔ケアが必要不可欠となります。歯科医師、歯科衛生士に指導を受け清潔なお口の中を保ちましょう。

以上、矯正治療についてご紹介してまいりました。矯正治療をおこなうことで、見た目だけ改善するのでなく機能的にも改善することが期待されます。毎日の歯磨きにおいても、歯列が整うことで、歯ブラシなどの口腔ケアもおこないやすくなるために、虫歯や歯周病リスクが軽減すると考えられています。矯正治療の正しい知識を身に付け、お口の健康に繋げましょう。

なぜ歯は黄色くなるの?現代社会で求められるホワイトニング

2018/12/26
投稿者:鎌倉 聡

みなさんは、自身の歯の色が気になったことはありませんか?若いころは白い歯だったのに、歳を重ねるにつれて、歯が黄色くなってきたと、ご相談くださる患者さまも多く見受けられます。では、なぜ歯はなぜ黄色くなるのでしょうか。現代社会で求められるホワイトニングと合わせてご紹介していきましょう。

現代社会で求められるもの

現代社会で求められるもの
しっかりとアイロンがけされたYシャツ、洗練されたスタイリッシュなスーツ、清潔感のある髪型や笑顔などが一般的に社会人として求められていますが、近年では整った歯並びと同様に、白い歯が求められる傾向になりつつあり、欧米では既に審美的に美しくあるためだけではなく、虫歯や歯周病予防の一環として、不揃いな歯並びを矯正したり、黄色くなった歯を白くしたりすることが、最低限のマナーとして当たり前のようにおこなわれています。

歯が黄色くなるのはなぜ?

では、なぜ歯が黄色く変色してしまうのでしょうか。一緒に紐解いていきましょう。

【加齢】

歯はエナメル質、象牙質、歯髄で形成されていますが、歯の表面組織であるエナメル質は、白くはありません。みなさんが、歯が白いと考えるのも無理もありません。エナメル質は透明となっており、エナメル質の下の層にある象牙質はクリーム色をしています。象牙質は加齢とともにその厚みが増していき、色を濃くしていきます。半透明であるエナメル質から黄色くなった象牙質の色が透けてみえるために、歯が黄色くなったと感じるようになります。

【飲食物や嗜好品による着色】

以下の飲食物、嗜好品に影響により歯が黄色く変色する場合もあります。それら色素が歯の表面に沈着し、

・お茶
・ウーロン茶
・コーヒー
・ワイン
・タバコ
・カレー

【歯の神経の壊死・除去】

歯の神経が壊死または、除去したばあい、歯はだんだんと白さを失い黒くなっていきます。また、根管治療を終えた根管内に土台を入れた場合、その土台である金属の成分が溶け出し、歯が黄色くなるのではなく、真っ黒となってしまう場合もあります。

【薬の副作用】

マイコプラズマ肺炎などの疾患に効果があるといわれている抗生物質である「テトラサイクリン」は永久歯が生えかわる前に服用すると、テトラサイクリンの影響で生えてきた永久歯が左右対称に黄色く変色している場合があります。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングの種類
ホワイトニングの方法は、以下の通り3通りの方法になります。メリット・デメリットを理解し、自身に見合ったホワイトニングの方法を選択しましょう。

【オフィスホワイトニング】

歯科医院でおこなう、ホワイトニング方法です。歯科医師や歯科衛生士のみが取り扱うことのできる、高濃度な過酸化水素を含んだ薬品を歯に塗布し、歯の表面に沈着した色素を分解させ歯を白くさせる方法です。目標する白さを患者さまと確認後、数回にわけてホワイトニング治療をおこない理想の歯の色に近づけます。

【ホームホワイトニング】

ご自宅で患者さま自身がおこなうホワイトニング方法です。歯科医院などで歯型を採取し、オーダーメイドのマウスピースを作成します。マウスピース内にホームホワイトニング用の薬品を塗布し、定められた時間装着します。オフィスホワイトニングで使用する薬品より濃度は低く、歯を白くするには時間がかかりますが、毎日おこなうことで、およそ2週間で効果が表れてくるといわれています。

【デュアルホワイトニング】

オフィスホワイトニングをおこないながら、ホームホワイトニングもおこなうホワイトニング方法です。歯科医院への通院と、ご自宅での治療には手間がかかりますが、より早い期間で効果が現れ、なおかつその白さを長い時間維持することが期待できます。

【ホワイトニングをおこなえない人】

妊娠中、授乳中、無カタラーゼ症の人、エナメル質形成不全の人、象牙質形成不全の人、極度の歯周病の人、16歳以下の小児はホワイトニングをおこなうことはできません。

ホワイトニングのメリット、デメリット

メリットとデメリットを理解した上で、ホワイトニングをしましょう。

【メリット】

・審美的に美しくなる
・コンプレックスが解消される
・清潔感が増す

【デメリット】

・施術直後は「しみる」ことがありますが、一過性であり通常24時間ほどで症状は治まります。
・費用がかかる
・白さを永久に保つことは困難であり、色戻りする

ホームケア

上記でご紹介したホワイトニングをおこなっただけでは、白い歯を長い時間保つことは難しく、日々のホームケアが重要となります。またホワイトニング直後は通常時より着色しやすい状態となっているために、色素沈着が予想される飲食物、嗜好品は控えることをおすすめします。また、ホワイトニング後は、ホワイトニング専用の歯磨き粉を使用することで、色戻りを予防するこが期待できます。

【着色しにくい食品】

白米、パン、乳製品、白身魚、うどん、パスタ(ソースは別)

以上、ホワイトニングについてご紹介してまいりました。現代社会において、白い歯はエチケットとして考えられ、若い世代、働き盛りの世代を中心に、ホワイトニングを求める人が増加傾向にあります。これからおこないたいと考える人、興味がある人も、ご自身に見合ったホワイトニング方法を選択し、白い歯を手に入れましょう。

もう怖くない!お子さんも歯医者さんデビュー!

2018/12/19
投稿者:鎌倉 聡

みなさん、子どもの頃に歯科医院に通われた経験はありますか?
白衣を着てマスクをした歯科医師、歯科衛生士などのスタッフが出迎え、歯科医院独特の薬品の香りと、「キーンキーン」と耳に残る歯科医院特有の機械音を考えると、お子さんが歯科医院を怖がったり、通院を拒否したりすることは、おおいに考えられることであり、歯科医院での診察を受けることを希望するも、お子さんが怖がって歯科医院に行くのを嫌がり困っている親御さんがいることも事実であります。そこで今回は、どうすれば小さなお子さんも怖がらずに歯科医院を訪れ診察をうけられるか、ご紹介していきます。

子どもはなぜ歯医者さんを怖がるの?

子どもはなぜ歯医者さんを怖がるの?
大人でも歯科医院を受診するのをためらってしまうものであり、小さなお子さんでは尚更、歯科医院を受診することに恐怖心や不安感を抱いてしまうのは、仕方がないことかもしれません。では、実際にどのような理由から、お子さんは恐怖心や不安感を抱いてしまうのでしょうか。

以下は、お子さんが歯科医院を怖がる代表的な理由となります。

診療チェアに座りたくない

歯科医院特有の診療チェアは、普段目にすることのないものであり、不安感を覚えてしまいます。

マスク・白衣姿が怖い

マスクは口元が隠れてしまうため、怖がるお子さんも多くいらっしゃいます。また、白衣は内科医や小児科医などでも目にする機会もあると思いますが、“白衣=注射(痛い)“イメージがあるのかもしれません。

何をされるのかわからない

診療チェアに座らされて、何をされるかわからない。「虫歯を治す」など治療の概念を理解できない年齢なら更にその傾向は強くなります。

注射をしたくない

虫歯治療などをおこなう際には欠かせないのが局所麻酔ではありますが、小さなお子さんから大人まで多くの患者さまが、恐怖心を抱いています。

薬の味がまずい

歯科治療では、薬品をお口の中に塗布することもあり、苦手意識を抱いてしまうお子さんも多くいらっしゃいます。

音が怖い

歯を削る音でもある「キーンキーン」という耳に残る音が苦手だというお子さんも多くいらっしゃいます。

上記のように、歯科医院の受診に恐怖心や嫌悪感を抱く多くの理由があげられますが、お子さんが歯科医院の受診を嫌がるからと言って、治療をおこたることは得策ではありません。なぜ、お子さんが歯科医院の受診を嫌がるのか、その理由を理解することが、重要となります。

歯医者さんの工夫

歯科医院では、小さなお子さんの歯科医院、治療への恐怖心を出来るだけ取り除くための工夫をしています。

声かけ

治療をおこなうときは、その工程、工程で「今から水がでるね」「音が鳴るよ」と、今からおこなう治療内容、工程内容をお子さんに分かりやすく伝えます。

お子さんの状況に寄り添う治療

泣いて嫌がるお子さんに、無理やり治療はいたしません。しかし、緊急時や治療を必ずおこなわなければならない状況の場合は除きます。

信頼関係

大人同様に、お子さんとの信頼関係も大切だと考えます。治療前にはコミュニケーションをはかり、治療へと繋げます。

歯医者さんは怖くない

歯医者さんは怖くない
「歯医者さんは怖いよ~」「虫歯になったら注射しなきゃいけないのだよ~」、こんな声かけを、歯磨きを嫌がるお子さんなどにされたことはありませんか?お子さんはみな繊細であり、大人の影響をすぐに受けてしまい、何気なく言った言葉であっても「歯医者さんは怖い、痛い場所」と、イメージづいてしまうものです。

歯科医院は「虫歯を治す病院」であり、虫歯を放置してはいけない、虫歯を治すために歯科医院に行くということをしっかりとお子さんに説明しましょう。年齢によっては理解できないことではありますが、そのような場合は、口を大きく開ける練習や、歯医者さんごっこなどをおこない、歯科医院を身近に感じられるようにしましょう。そうすることで、スムーズに検診や治療を受けられるようになれる近道となるかもしれません。

子どもの頃から歯医者さんに通う重要性

小さなお子さんは特に、歯科医院に行くことを嫌がる場合が多く見受けられますが、虫歯などの早期発見や、お子さんの歯磨きや口腔ケアの意識を高めるためには、歯科医院を受診することが何よりも重要であり、小さなころより歯科医院で診療を受けることで、定期的に歯科医院を訪れる習慣ができ、生涯に渡り自身の歯で美味しく食事をとることも可能となるのではないでしょうか。

以上、どうすれば小さなお子さんでも怖がらず、歯科医院を受診することができるのかをご紹介してまいりました。歯科医院は怖い、痛い場所というイメージを吹き払い、今から何のために、歯科医院に出向き、どんなことをおこなうのかを、お子さんにも根気よく説明しましょう。また、大泣きするからといって受診をおこたることはせず、虫歯など気になることがある場合には、ためらわずに受診しましょう。

妊婦さんに歯科検診をすすめる理由とは?

2018/12/12
投稿者:鎌倉 聡

妊婦さんに歯科検診をおすすめする理由をご存知でしょうか。妊娠すると身体にさまざまな変化が現れるように、お口の中にも変化が表れやすくなり、注意が必要となります。「妊娠中に検診や治療をおこなっても大丈夫なの?」と、心配な声も少なからず聞こえてきます。そこで今回は、妊婦さんに歯科検診をおすすめする理由、妊娠中に歯科治療を受けられるのか、受ける際の注意点をそれぞれご紹介していきます。

妊婦さんに歯科検診をすすめる理由

妊婦さんに歯科検診をすすめる理由
最近の研究結果では、女性ホルモンの変化が歯周病に影響をもたらすと考えられています。女性の身体で大きな変化がある「思春期」「性成熟期」「妊娠期」「更年期」「老年期」には特に大きく女性ホルモンの活動が変化するために、お口の中のトラブルや疾患だけではなく、さまざまな身体のトラブルや疾患を引き起こす要因となっているとも考えられています。

特に女性ホルモンの分泌に大きな変化がある妊娠期には、歯科検診を受けることが推奨されています。なぜならば、妊娠期は悪阻(つわり)などの影響から食生活にも変化をもたらせるだけでなく、女性ホルモンである、エストロゲンやプロゲステロンなどが月経時に比べてそれぞれ100倍、10倍以上分泌されると言われています。

それら女性ホルモンは唾液や歯周ポケットと呼ばれる、歯と歯肉の間の溝から分泌される成分中にも含まれ、お口の中にさまざまなトラブルや疾患を引き起こす可能性が高くなることから、妊娠期の歯科検診がすすめられています。

妊娠時に現れやすい症状

では、妊娠期にはどのようなお口のトラブルや疾患の症状が現れやすいのでしょうか。症状別に解説していきましょう。

【歯肉が腫れたり、出血したりする】

女性ホルモンが多く分泌される妊娠期には、およそ9割の妊婦さんに、歯肉が腫れてしまったり、出血してしまったりする症状が現れていると言われています。このような妊娠期の歯周病は「妊娠関連性歯肉炎」と呼ばれています。

【冷たい、熱い飲食物でしみる】

歯周病のサインの1つです。虫歯でも冷たい、または熱い飲食物でもしみるような感覚が現れます。

【歯や歯肉が痛む】

虫歯がないのに、歯や歯肉が痛む場合があります。これもまた歯周病のサインの1つであり、普段歯肉に覆われていた刺激に弱い象牙質が、歯周病などにより歯肉が衰退し下がることで外部に露出し、すこしの刺激だけで痛みを感じてしまう場合があります。

【唾液がネバネバする】

妊娠期には唾液の分泌量は激減し、お口の中は酸性になりがちになり、唾液がネバネバするように感じます。唾液は飲食をするさいに消化を促すとともに、お口の中を洗い流す役目もありましたが、唾液の分泌量が減少したために、お口の中を清潔に保つことができなくなる可能性があります。

【悪阻(つわり)などの影響から、歯磨きができなくなる】

個人差はありますが、平均して妊娠初期から妊娠4ヶ月から妊娠5ヶ月頃まで悪阻(つわり)の症状が現れ、お口の中に歯ブラシを入れることに抵抗を感じる場合があり、歯磨きが適切におこなうことが困難になります。

【食事回数が増え歯垢(プラーク)が溜まりやすくなる】

悪阻(つわり)の症状が治まると、食欲が増す妊婦さんも多く、1回の食事量は減っても回数が増えた、間食をするようになるなど、食べ物を食べる機会も増え、歯垢(プラーク)が溜まりやすくなります。

妊娠中、歯科検診・治療を受ける時期や気を付けること

妊娠中、歯科検診・治療を受ける時期や気を付けること

【妊娠中の歯科治療の時期】

妊娠初期から悪阻(つわり)の症状が落ち着くとされる妊娠4ヶ月から妊娠5ヶ月頃までは、不安定であり早急な治療が必要な場合を除き、歯科治療は避けるべきでしょう。

悪阻(つわり)の症状が落ち着く妊娠中期とされる、妊娠5ヶ月から妊娠7ヶ月の間に歯科検診や治療を受けることをおすすめします。妊娠後期になると、お腹がせりだし、診療ユニット(椅子)に座る、または仰向けになって治療することも困難になる場合も多く、早急に治療が必要な場合を除き、避けるべきでしょう。

また、体調も個人差があり、自身の身体とお腹の中の状況など考慮しながら、歯科医師と治療時期などを相談しましょう。

気をつけたい、避けたい検査・治療

【麻酔】

一般的に歯科医院で使われている歯科用麻酔薬は妊娠期にも投与が可能なものが多く、お口の中で使用する麻酔は局所で分解され。お腹の中の赤ちゃんには影響することはありません。麻酔で過去に気分が悪くなってしまう、効きにくい場合などは、歯科医師に相談しましょう。

【レントゲン】

レントゲン撮影に不安を覚える妊婦さんも多くいらっしゃいますが、口の中の
レントゲン撮影で浴びる放射線量はごく少量であり、口とお腹(子宮)との距離もあり、鉛の防護服(エプロン)でお腹を保護することで更に安心を得られます。

【薬の服用】

妊娠していることを歯科医師に伝え、妊娠期にでも服用できる薬を服用してもらいましょう。

【転倒】

お腹が大きくなるにつれて、転倒するリスクは高まります。歯科治療をするさいの、診療ユニットから転倒しないように、気をつけましょう。

以上、妊娠さんに歯科検診をすすめる理由、妊娠期に出やすい症状、検診や治療をうける時期などについて、ご紹介してきました。妊娠期はとてもデリケートであり自身の体調、お腹の中の赤ちゃんの状況なども産婦人科医、歯科医師と相談して無理なく歯科検診、治療をおこないましょう。

入れ歯を必要とする高齢者が減少?8020運動と予防歯科

2018/12/05
投稿者:鎌倉 聡

日本人4人に1人は65歳以上という超高齢者社会に突入した現代の日本ではありますが、とある調査では、以前より入れ歯を必要としている高齢者は減少しているという、驚くべき調査結果が報告されています。なぜ、超高齢化社会である日本において、入れ歯を必要としている高齢者は減少したのでしょうか。そこで今回は入れ歯が必要な理由と、入れ歯を必要とする高齢者がなぜ減少するのか、ご紹介していきましょう。

入れ歯はなぜ必要なのか

入れ歯はなぜ必要なのか
歯は、人間として生きていく上でとても重要な組織であります。食べ物を噛み砕き胃の中に送り入れ栄養分とするために、なくてはならないものです。しかし、虫歯や歯周病が進行してしまうと、やがて歯を失ってしまいます。

歯(永久歯)を1本や2本失ったところで、なにも支障はないと考える人もいると思いますが、歯を1本失うだけで咬み合わせにずれが生じる場合や、1本抜けることでスペース(空間)が生まれてしまい、そのスペースに左右の歯が移動する傾向があります。

歯並びや咬み合わせがずれるだけで、食べ物が噛みづらくなってしまう場合や、周辺の歯や組織が抜けてしまった歯の役目を補うために過度に力が加わり、歯を支えている歯周組織(歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨)を吸収し新たに歯が抜け落ちてしまう恐れもあり、歯(永久歯)が抜けたのにも関わらず、治療をおこなわず放置してしまうと、大変リスクをともないかねません。歯を抜けたまま放置している場合は早急に歯科医院で治療を受けましょう。

失った歯を補う補綴物はブリッジや部分入れ歯、総入れ歯です。ブリッジは抜けてしまった歯の両隣の健康な歯を2本削り、削った両隣の2本の歯を支えに人工の歯(ダミー)を設置し補う補綴物です。部分入れ歯は、装着するために健康な歯を少量削り、クラスプと呼ばれる金属のバネをかけて固定します。総入れ歯は上の歯はまた、下の歯すべての歯がない場合に装着する義歯のことです。

いずれも、歯周病や虫歯によって歯を失ったがために装着することになる補綴物です。

入れ歯を必要とする高齢者が減少した理由とは

では、なぜ入れ歯を必要とする高齢者が減少したのでしょうか。以前は「虫歯になったら歯科治療」というスタンスであり、厚生労働省「歯科疾患実態調査」の調査結果から推測されるように、1993年当時の65歳以上74歳までの人たちの残存している歯の数は平均して11.8本であり、永久歯全28本中(親知らず入れると34本)16本もの歯を失っている結果となり、入れ歯を使用しなければ、満足な食生活が送れない状況であったことが想像できます。

しかし1999年当時の65歳以上74歳までの人たちの歯の残存数は15本、2005年には16.8本、2011年には19.3本、2016年には20.8本となり、永久歯全28本(親知らず入れると34本)中、65歳から74歳まで平均して20.8本もの歯を維持できるようになったと調査結果から推測できます。

なぜこれほどまでに残存数を増やすことができたのでしょうか。その理由はやはり現在の歯科医療にも反映されている、「8020運動」と「予防歯科」の普及ではないでしょうか。「8020運動」とは、1989年厚生省(のちの厚生労働省)が永久歯20 本あまりあれば、食べ物を自身の歯で噛み砕き、美味しく食事ができると考えられることから、“80歳で20本の歯を維持しよう“と活動をはじめたものであります。

人間にとって“食”は生きるために必要なものであり、自身の歯で食べ物を噛み砕き、美味しく食べ栄養を摂取することが健康にも繋がります。部分入れ歯や総入れ歯である義歯を装着して食べ物を噛み砕く力は、自身の歯で噛み砕く力より40%も低下してしまい、十分に噛み砕くことができなくなる可能性が高くなります。

「8020運動」を遂行するには、「予防歯科」がとても重要となります。虫歯になってから、歯周病が進行してから治療だけをおこなっているだけでは、80歳で20本もの歯を維持することは困難であり、日頃からの「予防歯科」が80歳までの残存数を左右させます。

予防歯科では定期的に歯の表面のクリーニングをし、虫歯や歯周病の原因であるプラークの除去や定着を防いだり、歯ブラシでは除去することができない歯石をスケーリングで除去することで、新たな歯垢の定着を防いだり、正しい歯磨き方法を指導することで患者さまの口腔清掃への意識を高めるなどの「予防歯科」を各歯科医院が積極的におこなうようになりました。

調査を始めた1993年当時の75歳から84歳の歯の残存数は6.2本でありましたが、1999年には8.6本、2005年には10.1本、2011年には14.2本、2016年には16.9本となり、およそ30年あまりのうちに約10本もの歯を多く維持できるようになり、80歳で自身の歯を維持できている割合は初めて50%をも超える結果となり、入れ歯を必要とする高齢者は減少していることに繋がります。

今後の課題

今後の課題
今後も更に健康な歯を維持し、生涯にわたり1人でも多くの人々が美味しく楽しく食事ができるように、「8020運動」や「予防歯科」は推奨されていきます。虫歯や歯周病に罹患するリスクを低減させ、入れ歯を必要とすることのないように、日々の口腔ケアをおこなうことが大切です。

お口のトラブルQ&A!

2018/11/30
投稿者:鎌倉 聡

日頃より患者さまのお口の中の疾患やトラブルに対応している、歯科医師・歯科衛生士ではありますが、診療中に患者さまとのコミュニケーションをとらせていただく中で、「○○なのだけど、大丈夫ですか?」「○○の場合の対処法は?」と、幾度となくご質問、ご相談を頂くことがあります。そこで今回は、そんな患者さまの不安や疑問を解決できるように、普段頂く代表的なご相談やご質問をご紹介していきます。

Q.口内炎が治りません、対処法は?

Q.口内炎が治りません、対処法は?

A.口の中を出来るだけ清潔に保ち、口内炎ができてから2週間以上たっても治らなければ、どのタイプの口内炎なのかを見極め治療をおこなうためにも、歯科医院を受診しましょう。


口内炎の種類は、アフタ性、カタル性、ヘルペス性、潰瘍性、壊疽性、水泡性、紅斑性などに分類されており、一番ポピュラーな口内炎であるアフタ性口内炎は、精神的ストレス、免疫力低下、機械的刺激によって口内炎を発症してしまうのではないかと考えられています。

アフタ性の口内炎に限らず、口内炎ができた場合は、歯磨きや口腔ケアをすると、患部に触れてしまい痛みを生じることを避けるために、歯磨きなどをあえておこなわずにいる人も中にはいらっしゃいますが、出来る限り口の中を清潔に保つためにも、歯磨きは欠かさずにおこないましょう。また、アルコールや辛い食べ物は避け、過度に刺激をしないように心がけましょう。

Q.冷たいもので歯が染みます、知覚過敏?

A.歯が染みる原因は知覚過敏の他にもあるために、自己判断せずに1度歯科医院を受診しましょう。


冷たいもので歯が染みる要因で考えられるのは、知覚過敏と虫歯です。知覚過敏と一般的には呼ばれていますが、正式名称は象牙質知覚過敏症です。歯ブラシのし過ぎで歯肉がすり減ってしまったり、歯周病が進行し歯肉が衰退してしまったりしている場合は、歯の根っこの部分が露出してしまい、今まで歯肉で守られていた象牙質が外部にさらされ、刺激をうけることで歯が染みると感じる場合もあります。

知覚過敏、虫歯とそれぞれ治療方法は異なり、原因を見つけ出し対処することが大切です。

Q.つめものがとれてしまいました。次の予約まで放置して大丈夫?

A.歯科医院に連絡を入れ、指示を仰ぎましょう。


治療中の歯には、仮の詰め物で治療によってあいた穴を塞ぐことがあります。また正式な補綴物を装着するために仮歯とよばれる歯も、簡易的に装着しているために、取れてしまう場合があります。次の予約までにお日にちが空いてしまう場合には、歯科医院に連絡をして指示を仰ぎましょう。

そのまま放置してしまった場合、審美的に劣るだけではなく、二次齲蝕や正式な補綴物が装着できなくなってしまう可能性も少なからずあり、迅速な処置が必要となります。

Q.舌が白いのはなぜ?病気?

Q.舌が白いのはなぜ?病気?

A.舌苔と呼ばれる、舌に付着した汚れです。うっすらと付着している程度ならば、問題ありません。


舌全体が白く、もとの舌が見えないほどに白くなっている場合は、精神的ストレス、免疫力低下、睡眠不足、ドライマウスなどが原因で舌が白くなっている可能性があります。このような場合は、舌クリーナーや柔らかい歯ブラシで舌をなぞるようにして汚れを除去し、睡眠をしっかりとり、栄養のある食事をとり、なるべくストレスのない生活を心がけ、ドライマウスの場合は十分な水分をこまめに摂取するようにし、口周りをマッサージするなどして、唾液の分泌を促しましょう。

また、舌苔が黄色い場合は、喫煙からの影響が考えられ、舌苔がある患者さまの多くが舌に痛みを感じています。これは、舌苔が舌の表面を覆ってしまうため、舌が乾燥しているために生じる痛みと考えられます。

Q.自費診療と保険診療の違いは?

A.保険診療では使用する材料、治療方法が限定されているため、適正な治療費を自己負担で支払い治療を受ける治療を自費診療と呼びます。


保険診療の場合は、患者さまにご負担して頂く治療費は0割から3割ではありますが、国が定める保険診療は、疾病を最低限の標準治療ができることが前提であり、より優れる技術や、材料で治療をおこなう場合は、全額自己負担である自費診療となります。

自費診療の場合は、歯科医院により価格設定や治療方法は異なるために、事前にしっかりと説明をうけ、納得した上で治療をおこないましょう。

Q.子どもの歯並びが隙間だらけで心配です。矯正が必要ですか?

A.隙間が空いているだけなら問題はありません。


乳歯の歯列の場合、将来生えてくる大きな永久歯が生えてくるスペースを確保するために、あえて歯と歯の間に隙間をつくります。逆に乳歯の歯列に十分な隙間がない場合や、前歯が窮屈に生えていたり、重なるように生えていたりする場合は、顎の成長に何らかの問題が生じている場合があり、矯正が必要になる可能性もあります。

以上、患者さまよりご質問、ご相談をよく頂く項目をピックアップして、ご紹介していきました。お口の中は、虫歯だけではなく様々なトラブル、疾患が起こりうります。万が一のために知識を身に付け、備えましょう。

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