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歯科コラム

抜歯しなくてもよくなる?子供のころにしたい「床矯正」とは?

2018/07/20
投稿者:かまくら歯科

お子さんの歯並び、ついつい確認してしまう方は多いのではないでしょうか。きれいに整えてあげたいとは思うものの、いつから?どうやって?費用は大丈夫…?と悩みは尽きませんよね。ブラケットでの矯正は痛いと聞きますし、抜歯をしなければならないとも言われる歯並びの矯正、なかなか踏ん切りがつきません。そこでおすすめしたいのが「床矯正」です。
あまり馴染みがないかもしれませんが、子供だからこそできる矯正方法で、この機会に是非とも検討したい矯正方法です。かまくら歯科と一緒に詳しく見ていきましょう。

床矯正ってなに?

床矯正ってなに?
一般的に知られている歯並びの矯正では、歯がきれいに生えるスペースを確保するために抜歯をおこなうことが多いです。抜歯によってできたスペースを活用しながら、その他の歯を矯正器具で動かしていき歯並びを整えていくというものです。一方で床矯正は、抜歯をすることはありません。歯が生えてくるためのスペースをつくるために、歯を抜くのではなく顎を拡げる方法をとります。具体的には、上顎や下顎に長時間、取り外しが可能な矯正器具を装着して顎を拡げていきます。

大人はできないの?

床矯正は顎を少しずつ、時間をかけて拡げていく矯正方法です。成長段階で顎の骨がまだ柔らかい状態の子供だからこそ有効な手段で、乳歯が生え変わるくらいから始めるとよいと言われています。残念ながら、大人になってからは顎の骨の大きさは変えられません。子供の時に床矯正をしておくことで、永久歯に生え変わる段階でまっすぐに歯が生えるスペースを確保しておこうという矯正治療です。

治療にはどのくらいかかるの?

少しずつ顎の骨を拡げていくので、かなり長期間の治療が必要と思われがちですが、実は半年~1年程度で済む場合がほとんどです。ただ、人によって異なりますから、2~3年かかることももちろんあります。ただ、抜歯をしてブラケットを装着する一般的な歯列矯正で平均2~3年かかると言われていますから、比較すると治療期間は床矯正の方が短く済む傾向にあります。

床矯正のメリットとは

床矯正のメリットとは
あまり注目していなかった床矯正ですが、これまでのご説明で「いいかも!」と思われた方も多いのではないでしょうか。床矯正のメリットは他にも以下のようなものがありますよ。

取り外しが可能なのは便利

一般的な歯列矯正だと、ブラケットを取り外すことは基本的にできません。食事の際や歯磨きの際に邪魔になると聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。その点、床矯正の器具は自分で取り外すことができるので、食事を美味しく楽しめたり、歯の隅々まできちんと磨けたりと日常生活で邪魔になることがあまりありません。ずっと装着していることが難しい子供でも、比較的楽に治療にあたることができます。

虫歯になりにくい

取り外しが可能な点と共通しますが、器具を取り外して歯磨きや口内のケアができるため、虫歯になりにくい状態を保つことが可能になります。ブラケットを装着した従来の矯正方法では、どうしても歯ブラシがとどかないところや器具と歯の間に汚れが溜まってしまい、虫歯になりやすくなってしまいましたが、床矯正ではその心配がありません。

大人になってからの矯正が楽に

子供の時に床矯正をして顎を拡げておけば、大人になってさらに歯並びを矯正するとなった際も、抜歯をせずに済むことがあります。歯の傾きや歯並びは大人になるにつれて悪化してしまうので、子供の頃から対策しておくのが有効ですし、抜歯をしてブラケットを装着してと大掛かりな矯正治療を回避できる可能性が高まるのはうれしいことですよね。

床矯正のデメリットとは

良いこと尽くめな床矯正ですが、もちろん治療ですから気をつけておかなければならないこともあります。

場合によっては顎が元に戻ってしまうことも

床矯正は、器具を装着してゆっくりと顎の骨を拡げていくものですから、長時間器具を外したままにしてしまうと、拡がった顎がすこしずつ元の大きさに戻ってしまうことがあります。食事や歯磨きなど一時的なもの以外は常時しっかりと装着することが必要です。

決まった操作を繰り返す必要がある

毎日決まった時間に器具のネジを回して調整していく必要があります。ネジを回すことで、顎の拡がりを大きくしていくためです。うっかりとネジを回し忘れてしまうと、治療の効果が弱まり、治療期間も長引いてしまうことがあります。

歯ぎしりをする子には向かないことも

夜寝ている時や集中している時に歯ぎしりをするクセがある子供には、残念ながら床矯正は向いていません。歯ぎしりをすることで器具に負荷がかかり、矯正装置が壊れてしまう可能性があるのです。歯ぎしりは直そうと思っても無意識のうちに行っていることが多いですから、床矯正を検討する際は歯ぎしりについて歯科医師に相談してください。

多少注意すべきところはありますが、それでもメリットが多い床矯正。そろそろ子供の乳歯が生え変わるという方、子供の歯並びが気になるけれど抜歯は避けたいという方は、一度床矯正を検討されてみてはいかがでしょうか。一般的な歯列矯正に比べ痛みもあまりありませんし、歯磨きなどのケアも簡単に行えます。子供のきれいな歯並びを手助けする、第一歩を踏み出しませんか?

オールオン4治療にかかる期間は?どれくらいの通院回数が必要?

2018/07/05
投稿者:かまくら歯科

通常のインプラントの治療では、1本のインプラントのネジに対し1つの被せものを入れますが、オールオン4の治療では、4本のインプラントのネジに対し1つの総入れ歯のような被せものを入れることができるようになりました。
オールオン4は総入れ歯や、残りの歯の本数が少なく歯周病などにより保存することができない状態の患者さんに、治療時の負担の軽減を行うことができる画期的なインプラントの治療方法です。今回はオールオン4の治療法の流れについてかまくら歯科が紹介します。

オールオン4の通院回数について

オールオン4の通院回数について
オールオン4の治療では、通常のインプラントの治療と同様の流れで治療が進みます。
(1)問診、検査、診断(CT、MRIなど)
(2)治療の説明、手術の予約
(3)手術
(4)術後の消毒
(5)抜糸
(6)型取り
(7)噛み合わせの確認
(8)見た目の確認
(9)フレームの確認
(10)被せものの完成
(11)被せものの調整
およそ10回の通院で治療が完了しますが、患者さんのお口の中の状態や健康状態などによって通院回数は増減します。

オールオン4の治療期間

通常のインプラントの場合、上顎にインプラントを行う場合は6ヶ月程度、下顎にインプラントを行う場合は3か月程度の治療期間です。オールオン4の場合では、上顎に行う場合と下顎に行う場合、どちらも差はなく6か月程度の治療期間です。通常のインプラントの場合、治療期間中に仮の被せものを入れることができませんが、オールオン4では治療期間中でも仮の被せものを入れることができます。

オールオン4のメリット・デメリット

オールオン4のメリット・デメリット
オールオン4の最大のメリットは、インプラントの手術を行った当日から仮の被せものをいれることができることです。また、総入れ歯や歯を多く失った方でもインプラントの治療を受けることができます。オールオン4のデメリットは被せものを取り外しすることができないため、汚れが溜まりやすくなります。そのため歯医者さんでのメンテナンス回数が多くなってしまいます。

オールオン4についてのまとめ

いかがでしょうか?オールオン4はあまり聞きなれない治療法かもしれませんが、通常のインプラントの治療より進歩した方法といえるでしょう。オールオン4は高い技術が要求される治療です。オールオン4の治療を受けるときは、安心と信頼ができる自分に合った歯科医院を選びましょう。また、オールオン4はしっかりとメンテナンスを行うことで生涯を通じて使用することができます。もちろん、自らが行う日々のケアも重要ですよ。

矯正治療で改善する?顎関節症と矯正の関係性は?

2018/06/20
投稿者:かまくら歯科

顎が痛い、口を大きく開けられないなど、顎の異常を感じたことはありませんか?実は、日本人の約半数は顎の異常を感じているという報告があります。「顎関節症かも…」という話を身近で聞いたことがあるかもしれませんね。日本人を含め、アジア人は頭蓋骨が前後に短く顎に前後のゆとりがないので、顎関節症の割合が比較的多いと言われています。このように顎関節症は誰にでもなりうる可能性が高いのです。

顎関節症と歯列矯正

顎関節症と歯列矯正
顎関節症と矯正治療は深い関係があります。顎関節症を診断するに当たって、まず、歯の状態(虫歯や治療の様子、噛み合わせのずれ、)や顎の骨格や位置、全身の筋肉の緊張状態などを確認します。歯に不具合があると、顎の周りの筋肉にも影響を及ぼし顎関節症につながっていることが考えられるからです。噛み合わせが顎関節症の原因となっていると判断できる場合には、矯正治療を行うことで改善されます。

矯正治療の方法

顎関節症の原因が噛み合わせの悪さにある場合、歯列矯正をしなければよくならないことになります。しかし、歯を削ったり親知らずを抜くなど元の歯を傷つけるような矯正方法は避けた方が良いでしょう。顎関節症の原因は複数あることが多く、元の歯を傷つけるような治療法を行っても効果があまりみられなかった場合、元に戻すことができないのでマイナスになってしまいます。歯列矯正は様々な方法あるので、歯医者さんとよく相談して選びましょう。

歯列矯正以外の治療法

歯列矯正以外の治療法
噛み合わせの悪さが顎関節症を引き起こしている場合は、歯列矯正は効果的ですが、顎関節症は自分で改善できる方法もあります。

日常の癖を見直す

噛み癖や舌の位置、頬杖や食いしばりなど無意識に行っていませんか?日常の様々なストレスによって、噛み合わせは少しずつずれてしまいます。噛み合わせのずれは次第に全身の不調和につながり睡眠時無呼吸症候群などを引き起こすことも考えられます。癖は自分ではなかなか気がつかないことが多いので、かまくら歯科と一緒に生活習慣を見直してみましょう。

マッサージ

顎の周りの筋肉をほぐして血行をよくすることでも効果があるでしょう。マッサージの方法は、歯医者さんに指導してもらうことができます。また、肩や首のストレッチすることも有効です。
また、痛みがあるときは、食事は柔らかいものにしたり氷水で冷やすなども良いでしょう。自己流で続けるだけでは悪化してしまうこともあるので、一度かまくら歯科で状態を確認してもらうとよいですね。

歯並びが悪いとスポーツ選手には致命的?運動と歯の関係は?

2018/06/05
投稿者:かまくら歯科

歯が身体能力に関わりがあることをご存知でしょうか?スポーツが身体の健康に関係するのと同じように、歯もスポーツと深い関係があります。一流のアスリートのお口の中を調査したところ、虫歯がない選手は半数以上を示しています。一流のアスリートが歯を大切にするのは、スポーツにおいて重要な関わりがあるということを知っているからでしょう。では、運動と歯の関係についてかまくら歯科と一緒にみてみましょう。

歯並びが悪いとバランスが悪くなる

歯並びが悪いとバランスが悪くなる
顎の関節の近くにある「三半規管」は体の平衡感覚を保つために重要な役割をしています。歯並びや噛み合わせが悪い場合や虫歯がある場合、顎の噛みしめる筋肉に左右差ができてしまいます。顎の筋肉のバランスが崩れてしまうと身体全体のバランスも崩れてしまい、重心のズレが生じてしまいます。スポーツをする上でバランス感覚は重要であるため、歯並びの悪さがスポーツにおけるパフォーマンスの低下につながってしまうのです。

噛み合わせが狂うと身体の不調につながる

虫歯や歯周病などが原因で噛み合わせが変わってしまうと、顎の筋肉はなんとかしようと無理をしてしまい、バランスを崩してしまいます。バランスを崩した顎の筋肉を放っておくと、顎の周囲にある組織にも影響し、顎関節症や肩こりや頭痛などといった症状を引き起こしてしまいます。

集中力の低下につながる

スポーツ選手は試合中にガムを噛んでいることが多々あります。噛むことは脳へ刺激を与え、集中力を発揮します。しかしお口の中が虫歯や歯周病などで不健康の場合、痛みや違和感によってストレスが生じてしまい、そちらに気がとられてスポーツに集中することができなくなってしまいます。また身体を作る栄養バランスも、痛みなどが原因で食事に制限がかかると崩れてしまいます。

食いしばることができない

集中力の低下につながる
スポーツをするときには力を発揮するために食いしばります。食いしばる力は奥歯で平均何十kgとかかり、最大で100kgの力が発揮されるといわれています。しかし虫歯や歯周病がある状態では、健康な状態と比べて歯や周りの組織がもろくなっているので、思うように食いしばる力をかけることができない上に、歯や周りの組織が食いしばる力に耐えることができません。

スポーツと歯の関係はとても重要!

スポーツにおいて素晴らしいパフォーマンスを行うためには、スポーツの練習だけでなくお口の中にまで気をつけなければなりません。スポーツを行なっている方は今一度お口の健康に気を使ってみましょう。もしかすると良い成果を出すことができるかもしれません。

赤ちゃんの歯に歯磨き粉は必要?正しい磨き方は?

2018/05/20
投稿者:かまくら歯科

「赤ちゃんに大人の歯磨き粉を使っていいの?」
「歯磨き粉の研磨成分って赤ちゃんに大丈夫?」
「そもそも赤ちゃんに歯磨き粉は必要なの?」

赤ちゃんの歯が生え始めることは親御さんにとって大きな喜びですが、その一方で、虫歯にならない歯のケアという新しい「責務」が増えることになります。

歯磨き粉の使い方についても、いろいろと悩んでしまうのではないでしょうか。
歯磨き粉の使用は、タイミングが重要です。正しい歯磨き粉の選び方と使い方についてもかまくら歯科が紹介します。

2歳ぐらいまでは歯磨き粉は不要

2歳ぐらいまでは歯磨き粉は不要
赤ちゃんの最初の歯は、生後3~9カ月で生えてきます。下の前歯→上の前歯と出てきて、そこから奥に向かって順に生えてきます。
赤ちゃんの乳歯は、上10本、下10本の計20本あります。20本生えそろうのは、2歳から2歳半ごろといわれています。

歯磨き粉は、20本すべてそろう2歳か2歳半ぐらいまでは、使う必要がありません。
むしろ、8カ月目くらいまでは歯ブラシも使わなくてもいいでしょう。
なぜなら、赤ちゃんの口の中は虫歯ができにくい環境にあるからです。赤ちゃんは大量の唾液を出しますよね。唾液には、虫歯菌をたたく効果があるのです。

しかし、虫歯ができにくいと聞いても「虫歯予防のために歯磨き粉を使いたい」と思ってしまう親御さんもいるでしょう。
そこで、なぜ2歳ごろまでは歯磨きを使わないほうがいいのか解説します。

そもそも歯磨き粉とは

まず「歯磨き粉」という言葉ですが、この記事では、一般的なチューブ入りのペース状の歯磨き剤のことを指しています。
今ではほとんど見かけませんが、かつての歯磨き剤は粉状になっていたため、ペースト状が主流になっている現代でも歯磨き「粉」という言葉が使われているのです。

歯磨き粉を使う目的は、主に次の6つがあります。
A:虫歯を予防する
B:虫歯の進行を止める
C:歯周病を予防する
D:歯の白さを保つ
E:口臭を予防する
F:口の中を清潔に保つ

まずAとBですが、2歳までの赤ちゃんは虫歯になりにくいので、この目的は赤ちゃんには重要ではありません。歯周病菌もその年齢では心配ないのでCの目的も要りません。
DとEは、さらに要りません。
Fの効果は赤ちゃんにも必要ですが、口の中の清潔を保つにはほかの方法があるので、わざわざ歯磨き粉を使う必要はないでしょう。

それよりも、歯磨き粉には、研磨剤を含めさまざまな添加物が含まれています。
ラウリル硫酸ナトリウム、リン酸水素カルシウム、無水ケイ酸、炭酸カルシウム水酸化アルミニウム、グリセリンなどです。名前を聞いただけで、赤ちゃんから遠ざけたくなるものばかりではないでしょうか。

大人であれば歯ブラシの後、口の中をしっかりすすぐことができるので、こうした添加物を一時的に口の中に入れてもとくに問題ありません。
むしろ大人の場合は、こうした添加物によって得られるメリットのほうが多いのです。

2歳ぐらいまでの歯磨き粉を使わない磨き方

それでは次に、すべの乳歯が生えそろっていない、2歳ぐらいまでの赤ちゃん向けの「歯磨き粉を使わないお口のケア」について紹介します。

ガーゼでぬぐう

赤ちゃんの口の中の清潔を保つには、ガーゼが有効です。
親御さんが利き腕の人差し指にガーゼを巻き、それを赤ちゃんの口の中に入れて、歯や歯肉をマッサージするように汚れを落としていってください。
ガーゼを巻いた指を口の中に入れる前に、赤ちゃんの口の中を水で湿らせることを忘れないでください。
口の中に入れた指に力を入れる必要はありません。

ガーゼはそれほど厚く巻かなくて大丈夫です。また、ガーゼは糸くずが発生しやすいので、指に巻き付けるときは十分注意してください。

水だけで磨く

歯がすべて出そろわなくても、4~5本出てきた段階であれば歯ブラシを使っても大丈夫です。もちろん、乳児用の小さくて軟らかい毛の歯ブラシを使ってください。
このとき、水で磨けば十分です。
また、「磨く」といってもゴシゴシやる必要はなく、「食べカスを落とす」といった感じでやさしくブラッシングしてください。

2歳以降は歯磨き粉を使いましょう

2歳以降は歯磨き粉を使いましょう
2歳をすぎ、乳歯が10本生えそろったら、そろそろ歯磨き粉を使っても大丈夫です。
歯磨き粉は、必ず乳幼児用の「飲んでも大丈夫なもの」を選んでください。乳幼児用歯磨き粉は、ペースト状ではなく、より刺激が少ないジェル状のものが多いようです。

フッ素入りでも心配なし

「虫歯予防にフッ素が有効と聞いているけど、フッ素は体には良くないと聞いたことがある」と聞いたことがあると思いますが、乳幼児用歯磨き粉に入っているフッ素であれば、まったく問題ありません。
それでも気になるという方は、フッ素が含まれていない乳幼児用歯磨き粉もあります。

フッ素スプレーを塗ってあげて

歯磨き粉の話から外れてしまうのですが、フッ素スプレーも2歳ごろから使ってあげてください。赤ちゃん用のフッ素スプレーは、歯磨き粉に含まれるフッ素の量の10分の1にまで薄めてあるので、健康への心配はありません。
フッ素はやはり虫歯予防に効果的なのです。

1歳からという説もあります

歯磨き粉にまで神経が行き届く親御さんを持った赤ちゃんは幸せですね。歯のケアは子供の生涯に渡って影響するので、親御さんは十分ケアをしてあげてください。
歯磨き粉の使い始める時期については、1歳からでもよい、とする歯科医もいます。赤ちゃんの成長具合によっても、歯磨き粉を始めるベストタイミングは変わってきますので、かかりつけの歯科医に相談することをおすすめします。

オールオン4をしたら口臭がする?原因と対策は?

2018/05/05
投稿者:かまくら歯科

オールオン4は、わずか4本のインプラントで、上の歯すべて(または下の歯すべて)を人工歯にできるため、治療期間が短くなったり治療費が安くなったりするというメリットがあります。

しかし、「人工歯だから、オールオン4だから口臭が起きない」というわけではありません。
今回は、オールオン4を入れた後に生じる口臭の「5つの原因」と「2つの対策」をかまくら歯科がご紹介します。

原因1:ポケットに歯周病菌が繁殖する

原因1:ポケットに歯周病菌が繁殖する
口臭にはさまざまな原因があり、中には「口の中以外の病気」によっても口臭が起きることがあります。
しかし、それまで口臭がなかった人が、オールオン4の治療後に口臭が発生した場合、細菌が口の中で増えている可能性があります。

口の中の細菌には「悪さ」をしないものもありますが、恐いのは歯周病菌です。

「オールオン4は人工歯なのだから虫歯にならない。ならば歯周病になるはずがない」という理解は間違っています。
オールオン4を入れた人の歯にも、歯周病菌が発生する可能性があります。

オールオン4の治療後に手入れを怠ると、インプラントと歯茎の間に溝ができてしまいます。
その溝は次第に深く広くなり「ポケット」を形成し、そこが歯周病菌の巣になってしまうのです。
歯周病菌はいわゆる「毒ガス」を吐き出すため、それが口臭の原因になるということです。

原因2:インプラント周囲炎に進んでしまう

歯周病菌が繁殖すると、インプラントの周辺の歯茎が炎症を起こします。これをインプラント周囲炎といいます。
インプラント周囲炎は汚れが多い口の中に起きるので、「汚れによって口臭が生じている」=「インプラント周囲炎が発症している」ということが起きているかもしれません。

インプラント周囲炎が口臭の原因になることもありますし、口臭を引き起こしている何かがインプラント周囲炎を引き起こすこともあります。

原因3:歯周病が発症する

インプラント周囲炎は、歯周病に発展してしまう恐れがあります。
インプラント周囲炎にもかかわらず治療をせずにいると、口臭が強くなってきた頃には歯周病に進んでいるかもしれません。

また、歯周病菌が猛威を振るうと、出血したり膿を持ったりします。この膿が口の中に排出されると、異臭を発して口臭になるのです。

原因4:不十分な歯ブラシやお手入れ不足

原因4:不十分な歯ブラシやお手入れ不足
歯周病もインプラント周囲炎も、汚れた口が原因で起きます。
そういった意味では、不十分な歯ブラシやお手入れ不足が口臭の原因とみることもできるでしょう。
オールオン4のケアのための歯磨きは、通常の天然の歯のお手入れよりも入念に行わなくてはなりません。正しいブラッシングの方法については、この後、対策のところで詳しくご紹介します。

原因5:インプラントのちょっとした不具合

「オールオン4の治療をした歯科クリニックで教わったブラッシング方法を100%守っているのに口臭がする」という人は、オールオン4自体や、オールオン4を支えているインプラントに不具合があるかもしれません。

大きな不具合が生じればすぐに歯科クリニックにかかると思いますが、違和感が小さい場合、不具合に気がつかないこともあります。

しっかりブラッシングしているのに口臭が出てしまっている方は、オールオン4の小さな不具合のせいで、歯垢が溜まってしまっているのかもしれません。
ですから、まずは歯科クリニックに相談してみましょう。

対策1:徹底的な歯ブラシ

オールオン4の治療を受けた人の口臭対策その1は、徹底的な歯ブラシです。
もし、通常の歯ブラシしか使っていない場合は、ぜひワンタントブラシを購入してください。普通の歯ブラシは幅1センチ、長さ3センチほどありますが、ワンタントブラシは幅も長さも5ミリほどしかありません。毛の長さは通常の歯ブラシと同じです。

先が細いワンタントブラシは、ピンポイントで汚れを落としていきます。通常の歯ブラシでは届かない、人工歯と歯茎の間をこれでしっかり磨いていってください。

また、歯間ブラシやデンタルリンスも使ってみましょう。
歯間ブラシは、ワンタントブラシでも届かない場所の歯垢を落とすことができますし、デンタルリンスは液体なので、さらに奥の細菌を除去することができるからです。

オールオン4の日ごろのケアは簡単ではありませんが、こうした毎日の積み重ねが口臭予防につながります。

対策2:歯科クリニックで定期的なメンテナンスを受ける

対策2:歯科クリニックで定期的なメンテナンスを受ける
オールオン4の治療を受けた人は、定期的に歯科クリニックに行ってメンテナンスを受けてください。

メンテナンスのための通院頻度の目安は、
●オールオン4の治療後1年間は3~4カ月に1度
●2年目は1年に1度
です。

オールオン4の治療を受けたら、痛くなくても口臭がなくても、これくらいの頻度でメンテナンスを受けることが理想です。
そのため、口臭が出ているものの、最近はメンテナンスを受けていないという人は、すぐに歯科クリニックの受診を予約しましょう。

プロに任せることも大切です

オールオン4の治療後に口臭に悩む人は少なくないので、歯科クリニックでは様々な対策を講じています。また、自分で口臭の原因を特定するのは難しいですが、歯科医なら口の中の状態を見たり生活習慣やブラッシング方法を聞いたりすることで、原因を見つけてくれるでしょう。
原因さえ分かれば、後は歯科医の指示に従って対策に乗り出すだけです。

せっかくオールオン4という「素晴らしい歯」を手に入れたのですから、快適に使いたいですよね。口臭対策はすぐに取りかかりましょう。

インプラントでもアイコスや電子タバコなら吸ってもよいの?

2018/04/20
投稿者:かまくら歯科

近年、アイコスなどの電子タバコが、急速に普及しています。この人気の理由は、火を使う通常の紙巻きタバコより害が少ないからでしょう。

ただ、インプラントの治療を受けた場合、禁煙しなければなりません。喫煙者の中にはご存知の方もいらっしゃるかと思います。
では、紙タバコより害が少ない電子タバコなら、インプラントを入れた人が吸っても大丈夫なのでしょうか。かまくら歯科がお答えします。

結論「電子タバコも駄目」

結論「電子タバコも駄目」
結論を申し上げますと、インプラントを入れている人は、電子タバコも吸わないようにしたほうがいいでしょう。
電子タバコに対しては、「紙巻きタバコよりマイルド。害が少ない」というイメージを持っている方もいると思いますが、電子タバコもタバコであることに変わりはありません。何より、タバコの害は電子タバコにも含まれているのです。
よって、電子タバコもインプラントに悪影響を及ぼしてしまうと考えた方がよいでしょう。
インプラントの治療を受ける前に、歯科医から禁煙するようにすすめられたかと思いますが、それは「電子タバコを含むすべてのタバコを辞めてください」という意味です。
そのため、「電子タバコなら大丈夫」ということはありません。

そもそもインプラント治療とは

なぜ、インプラントを入れた人は喫煙を避けたほうがいいのでしょうか。
その理由を理解するには、インプラントの治療法について知っておく必要があります。
インプラント治療では、まず、歯が失われた顎(あご)の骨に、チタンという金属でつくられた人工の歯の根を埋め込みます。このとき、歯茎を切開します。
そして、顎に埋めた「人工歯根」に「アバットメント」という結合器具を取り付け、そこに実際に食べ物を噛むことになる「人工歯」を装着するわけです。
インプラントの治療において、この人工歯根を顎の骨に埋める手術は、最も重要な部分と言っても過言ではありません。
チタンという、人にとっての異物を骨に結合させた上に、噛むという強い力に耐えられるようにしなければならないからです。
そのため、歯科医の高い技術力はもちろんのこと、治療後は患者さん自身のケアも必要になるのです。
しかし、インプラントの治療を受けながらタバコを吸い続けると、切開した歯茎の治りが悪くなります。
基本的に、人工歯根は歯科医の指示通りにケアしていれば長期にわたって使うことができますが、メンテナンスを怠ったりインプラントにとってよくない習慣を続けたりしていると、最悪の場合インプラントが抜け落ちることにもなりかねません。
したがって、電子タバコを含むすべてのタバコは、間違いなくインプラントにとってよくない習慣といえるのです。

そもそも電子タバコとは

なぜ、アイコスなどの電子タバコは、紙巻きタバコよりもマイルドなイメージがあるのでしょうか。
その理由としては、まず加熱式であることが挙げられるでしょう。
一般的な紙巻きタバコは、火をつけてタバコの葉を燃やして吸います。タバコの葉を燃やしたときに大量の煙が出るので、周囲に有害物質と臭いとまき散らすことになるわけです。
しかし、加熱式の電子タバコは葉を燃やさずに熱を加えるだけなので、煙はほとんど出ず、臭いもそこまで強くありません。
また、電子タバコは有害物質を90%カットしているとされています。
ですから、紙巻きタバコを吸うより健康被害が小さいというのは事実なのです。
それこそ、タバコと歯の関係で真っ先に問題になるのは「タールが歯を黄ばませること」ですが、電子タバコはタールを大幅にカットしています。
よって、電子タバコが歯を黄ばませにくいのも事実です。
健康被害が小さかったり歯の黄ばみが抑えられたりすることで、「電子タバコがインプラントに与える影響も小さくなっている」と思われているようですが、そのようなことは証明されていません。
むしろ、多くの歯科医が「電子タバコも紙巻きタバコ同様、インプラントに甚大な被害を与える可能性がある」と警鐘を鳴らしています。

インプラントでも歯周病を発症する

インプラントでも歯周病を発症する
インプラントは人工物なので、虫歯にはなりません。
それは事実なのですが、このことから連想して、「インプラントにすれば歯周病にもかからない」と理解している方がいます。
しかし、それは大きな間違いであり、インプラントにしても歯周病になるのです。
インプラントの歯周病の発端になるのは、「インプラント周囲炎」という、インプラントを入れた人だけに起きる歯のトラブルです。
インプラント周囲炎は、発症当初は歯茎が赤くなったり腫れたりするだけですが、これを放置しておくと、歯茎とインプラントの間に溝(みぞ)ができてしまいます。
この溝が大きく深くなると細菌が顎の骨に達し、骨を溶かしていくのです。そして、顎の骨が溶けていくとインプラントがぐらつくようになるため、最終的にインプラントが抜け落ちてしまう可能性も否めません。
このメカニズムは、通常の歯周病とほとんど同じです。

電子タバコもインプラントの歯周病を悪化させる

喫煙は、インプラントの歯周病を加速させる可能性があります。
なぜなら、タバコを吸うと血管が収縮し、歯の周辺の血管も細くなるため、栄養や酸素が届きにくくなるからです。
また、周辺細胞に届く栄養と酸素が減ると、インプラントと歯茎の間に溝ができたときに、修復する力が失われます。それにより、歯周病の進行が速まってしまうのです。
もちろん、電子タバコでも血管が収縮してしまう効果はありますので、注意しなくてはなりません。

電子タバコにもニコチンが含まれているから駄目

ニコチンを体内に取り込むと、交感神経が優位になります。交感神経が優位になると、唾液の粘度が増し、唾液量が減ります。その結果、唾液がもたらす免疫力が落ち、口の中の炎症が起きやすくなるのです。
その炎症がインプラント周辺に起きれば、先ほど紹介したインプラント周囲炎となるわけです。
ニコチンは電子タバコにも含まれていますので、注意しましょう。
また、電子タバコの関係者は、「紙巻きタバコの有害物質を90%カットした」と言いますが、それは言葉のあやです。
たとえ90%カットされていても、「紙巻きタバコの有害物質が10%も残っている」ということを忘れてはなりません。
インプラントにダメージを与える点では、電子タバコも紙巻きタバコも同じなのです。

ナメてはいけない!お口の健康を守る唾液の働き

2018/04/05
投稿者:かまくら歯科

文学などで用いられる「あの人は唾棄(だき)すべき存在だ」という表現は、その人への嫌悪感を強く表したものです。「唾液を口の中から吐き棄てるように排除したい存在」という意味になります。また、他人に唾を吐きかけることは、最大の侮辱方法です。

このように、日常生活において嫌われ者として扱われることが多い唾液ですが、実は人の健康に深くかかわっているのです。
うっかり人を不快にさせてしまう口臭にも、唾液が関係しているのです。
ではさっそく、かまくら歯科と一緒に見ていきましょう。

唾液の基礎知識

唾液の基礎知識
唾液はなんと、1日に1~1.5リットルも出ています。
唾液は唾液腺という組織から出てきます。唾液腺は、耳の下と顎の下と舌の下の3カ所にあります。

唾液の99%は水分です。そのほかにナトリウムやカルシウム、消化酵素などが含まれています。

唾液には
●サラサラ唾液
●ネバネバ唾液
の2種類があります。
それぞれの特徴を紹介します。

サラサラ唾液

サラサラ唾液は粘り気が少ない唾液で、リラックスしているときに出てきます。食事をするときにもよく出てきます。
サラサラ唾液には、食事をした後の消化を助ける機能があります。

ネバネバ唾液

ネバネバ唾液はねっとりした唾液で、緊張したときに出てきます。
たくさんの人の前で話さなければならにときに口の中に違和感が生じるのは、ネバネバ唾液のせいです。

ネバネバ唾液を嫌う人もいますが、ネバネバ唾液にもきちんと機能があります。そのネバネバした特性を生かし、口の中の細菌を絡め取っているのです。
またネバネバしているので口の中に張り付きやすくなり、粘膜を守ってくれます。

唾液の8つの仕事

唾液は次の8つの仕事をすることで、人の健康を維持しています。
●消化を良くする
●味を感じさせる
●細菌の侵入を防ぐ
●がん予防にも?
●老化予防にも?
●飲み込みやすくする
●虫歯を予防する
●口臭を防ぐ
1つずつ見ていきましょう。

消化を良くする

唾液には食べ物を分解する酵素が含まれています。
食物を消化したり栄養を吸収したりするのは胃や腸の仕事ですが、口の中で唾液によって食物を分解することで、消化や吸収がしやすくなるのです。
つまり唾液は、胃や腸をアシストしているのです。

味を感じさせる

唾液の8つの仕事

味は舌で感じるのですが、舌の表面を乾かした状態で味のある食物をのせても、味を感じることはできません。
舌は、唾液に溶けた食物の味を感じているのです。
唾液がなかったら味気ない食事をすることになるのです。

細菌の侵入を防ぐ

唾液の中に、細菌を殺す成分が含まれています。
まだネバネバ唾液は細菌を絡め取る効果があります。

がん予防にも?

唾液は、がん予防にも関係しているという研究結果もあります。
唾液に含まれている「ペルオキシターゼ」という酵素に、活性酸素を分解する効果があることが分かったのです。
活性酸素は、がんの発生に関与していると言われています。
がんのほかにも、活性酸素は心筋梗塞や脳梗塞、アルツハイマー型認知症にも関与しているとする研究者もいます。
活性酸素を叩く唾液は、とてもありがたい存在といえます。

老化予防にも?

活性酸素は細胞を衰えさせるので、活性酸素を分解できれば老化スピードを落とすことができます。
ということは、活性酸素を分解する健康な唾液を持つことは、老化予防にもつながるということです。

飲み込みやすくする

乾いた物体は滑りにくいのですが、その物体に水をかけて湿らせると滑りやすくなります。
食べ物と口の中の関係も同じことがいえて、乾いた食べ物であっても唾液をかけて湿らせると、口から喉、喉から胃へとスムーズに滑っていきます。
高齢者が食べ物の飲み込みに苦労するのは、飲み込む力が衰えるだけではなく、唾液の量が減り、食べ物の口の中での滑りが悪くなっているからなのです。

虫歯を予防する

歯科クリニックの歯医者たちは、唾液の成分に注目しています。
虫歯の原因の1つに、歯の表面のエナメル質が溶ける現象があります。
口の中が酸性に傾くと、エナメル質が溶けていきます。
唾液は、口の中を酸性にしている酸を洗い流すことで、エナメル質が溶けないようにしているのです。

口臭予防

口の中の細菌が異常繁殖すると、口臭を発生することがあります。
口臭を出す細菌は、酸素が少ないほうが活発になります。
サラサラ唾液には酸素がたっぷり含まれているので、健康な唾液が出ていると、細菌はおとなしくなるのです。
唾液が少なくなると細菌が活性化するので、口臭を発するようになってしまうのです。

ドライマウスは怖い

唾液の量が減り、いつも口の中が乾燥している状態のことをドライマウスといいます。
ドライマウスは、歯周病、口内炎、味覚障害を引き起こします。

また糖尿病や自己免疫疾患、薬の影響などによってドライマウスが起きることがあります。
つまりドライマウスの背後に重大な健康上の問題が隠されているのかもしれないのです。

唾液は健康維持に貢献し、健康の異常を知らせる働きもあるのです。

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