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抜歯後の修復方法はどうする? インプラントと入れ歯を徹底比較!

2019年1月18日

何らかの要因により歯をやむを得ず抜歯することになってしまうことがあります。抜歯後の修復方法はいくつかありますが、入れ歯かインプラントで悩まれる方も多いようです。
そこで今回、インプラントと入れ歯の特徴をご紹介し、ご自身に合った修復方法選択の参考にしていただきたいと思います。もちろん、歯科医院に相談するのが一番ですので、相談してくださいね。お近くにお住まいの方の場合は是非、当院かまくら歯科へ!

インプラントのメリットデメリット

インプラントのメリットデメリット
インプラント治療とは、抜歯後歯があった場所の顎の骨に人工歯根を埋入して土台にし、人工歯を被せて修復する方法です。まずはインプラント治療について、そのメリットとデメリットをご紹介しましょう。

インプラントのメリット

●修復装置の中でも最高の安定感

インプラントは他の修復方法と違い、歯根の役割から修復することで顎の骨としっかり固定します。見た目や噛み心地にも違和感がなく、最も天然歯に近い機能を取り戻すことができるといわれています。

●食事がおいしくできる

噛む力の回復も天然歯と変わらない咬合力となり、固いものもしっかり噛む事ができます。

●他の歯への負担がない

インプラント体という人工歯根を埋入して支えることで、装置を装着するために他の歯を削ったり装置をかける必要がありません。残った歯の寿命を守ることにもつながります。

●若々しく健康でいられる

よく噛めることはおいしく食事することができますし、全身的にも健康でいられます。また、見た目にも自身が持てることで、いつまでも若々しく過ごすことができるでしょう。

インプラントのデメリット

●全額自費治療

基本的に保険が適応されず自己負担になることがほとんどなため、治療費が高額になります。

●外科的手術が必要

インプラントの土台となるインプラント体の埋入手術が必要になります。外科的手術となるため、恐怖心の強い方や高齢な方、継続的な通院が困難な場合などは治療が難しい場合もあります。

●全身疾患がある場合は困難なことも

糖尿病や心臓病など、観血的手術が困難な方は、インプラント体埋入手術が受けられない場合もあります。

●継続的なメンテナンスが必要

インプラントは丈夫な装置ですが、日々十分な衛生管理と歯科医院での定期的にメンテナンスを受けることが必要です。通院できない状況が考えられる場合には、治療をしてもインプラントの寿命が長く続かないことも考えられます。

入れ歯のメリットデメリット

入れ歯はまず歯を失った部分の型取りをし、出来上がった歯型模型に合わせて作る、人工歯と歯茎と固定する義歯床からなる装置です。この装置を部分入れ歯の場合は両側に残存する歯に金属のバネで掛けて固定します。

入れ歯のメリット

●保険適応治療

入れ歯には保険が適応されるため、治療費がインプラントのように高額でなく作製することができます。(中には材料などによって保険適応外の入れ歯もあります)

●大きな欠損部を一度に修復可能

インプラントが基本1歯欠損につき1歯修復であるのに対し、何本でもさまざまな作りが対応可能で、複数歯を一つの装置で補う事ができます。

入れ歯のデメリット

●固いものが噛みにくくなる

入れ歯は歯茎の上に載せた状態であるため、噛む力に弱く、あまり固いものは食べられなくなってしまいます。

●不具合が起こりやすい

清掃時や就寝時には取り外しが必要になるため、バネが緩みやすかったり、歯茎の退縮等で固定の部分に不具合が出やすく、ガタつきやすくなってしまいます。

●口の中の違和感を感じやすい

義歯床の部分が歯ぐきや粘膜、舌や上顎を覆うため異物感を感じるという方もいます。

保険適応の入れ歯の材料はあまり薄く削り過ぎると破折しやすくなるため、どうしても限界があります。

●残存歯の寿命を減らしてしまう可能性もある

金属バネで掛ける歯に噛む力が分散される為、大きな負担がかかり。バネを掛けるために削って調整が必要な場合も。
普通の歯よりも衰えやすい環境にしてしまう可能性があるのです。

●食事がおいしく感じられない

味覚を司る舌や粘膜を覆ってしまうことや、しっかり噛めないことで脳への刺激も減り、食事を美味しいと感じられない要因となることもあります。

●虫歯や歯周病のリスクが高くなることもある

入れ歯を外してしっかりお口の清掃を行わないと、義歯床や金属バネなどに食物が挟まったり歯垢が蓄積しやすかったりと、お口の中が不衛生になりやすくなります。これが原因で虫歯や歯周病のリスクを高くしてしまうことにもつながります。

全ての歯が無い場合はオールオンフォーという選択も

全ての歯が無い場合はオールオンフォーという選択も
全ての歯を失ってしまった場合、一昔前までは入れ歯にするほかありませんでした。
しかし昨今では、インプラントの技術と入れ歯のように一体型の装置を融合した「オールオンフォー」という修復方法が開発されました。

オールオンフォーとは

オールオンフォーは従来のインプラントのように失った1歯に対して1本ずつのインプラント体を埋入する必要が無く、前歯の4か所にインプラント体を埋め込みます。咬合力が加わる方向にインプラントの軸を剥けることで1本にかかる咬合圧を均等に分散できる仕組みになっており、まるで入れ歯のように連結した人工歯の装置を一体となって支えることができる方法です。

通常のインプラントのように手術は必要ですが、4本の埋入手術だけで済むことと、入れ歯のように28本すべての歯を一度に修復できるというメリットがあります。
また、金額的には、全ての歯を1歯ずつインプラントにするよりも、オールオンフォーのほうが比較的金額を押さえることにもつながります。

●歯周病で歯を全喪失した人でも対応可能?

オールオンフォーはインプラントの機能も兼ね備えながら、治療にかかる負担としては極めて少ない装置です。4本のインプラント体を骨質の強い部分に埋め込む方式で、もしも歯周病で歯を失い骨量が少なくなってしまった方でも、骨移植をせずにおこなうことができるメリットもあります。

オールオンフォーの注意点

●歯科医師の高い技術を要する

従来のインプラント治療に比べ、専門的な知識や高度な技術を要するため、どの歯科医院でも行っている治療という訳ではありません。実績等も含めた情報を事前にホームページ等で確認し歯科医院を選ぶことをお勧めします。

●治療前に抜歯が必要になる場合もある

歯列を一体型にした装置であるため、天然歯や差し歯が機能していないが残っている場合には、事前に抜歯が必要になることもあります。

●タバコやお酒などの嗜好品の制限が必要になる

タバコやお酒などは、土台が骨と強靭に結合するのを阻害してしまう要因となるため、治療にあたり歯科医師より出される注意事項をしっかり守っていただくことが必須に。
せっかく入れた装置の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。

●定期的なメンテナンスが必要です

オールオンフォーは入れ歯のような連結した人工歯ですが、土台はインプラントで装着後は取り外すことができません。日頃から丁寧なブラッシングでお口の中を清潔に保つことや、定期的に歯科医院で異常が無いかメンテナンスやクリーニングを受けることが必要になります。

まとめ

インプラントと入れ歯の比較はいかがでしたか?

それぞれにメリットとデメリットがあるため、自身のライフスタイルに合うものは
どちらなのか実際に比較検討してみましょう。

また、オールオンフォーのような最新技術も視野に入れるのであれば、事前に歯科医院のホームページ等でリサーチして治療に臨まれることをお勧めします。

医師へのご相談をご希望の際は、
愛媛インプラントクリニックかまくら歯科へお任せください。

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