矯正治療は子どもだけではない?!大人の矯正治療のすすめ
2019年2月14日
矯正治療は子どもだけの治療とイメージする人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。「子どもの時代に矯正治療をおこなうことができなかったから今更、矯正はできないのでは?」と諦めてしまう人も中にはいらっしゃると思いますが、子どもだけではなく、大人でも矯正治療をおこなうことは可能です。そこで今回は、大人が矯正治療をおこないたいと考えるときはどんな時か、どのような治療方法があるのかなどを、詳しくご紹介してまいります。
大人が矯正治療をおこないたいと思うとき
矯正をすすめる理由
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大人の矯正治療
【ワイヤー矯正(金属製ブラケット・セラミック製ブラケット)】
歯面に装着する矯正装置である金属製ブラケットは、口元から目立ちやすい反面、器具の大きさは小さいために、清掃しやすい、歯が動きやすく治療期間が短いというメリットもあります。
セラミック製ブラケットはブラケット部分が透明なセラミックでできているため、口元から目立ちにくい反面、金属製ブラケットよりサイズが大きいセラミック製ブラケットを歯面に装着するために、清掃がしにくい、金属製ブラケットより治療期間が長くなるデメリットもあります。
【透明なマウスピース型矯正装置「インビザライン」】
かまくら歯科クリニックでは、仕事や学業などに支障が少ない「インビザライン」とよばれる透明なマウスピース型矯正装置を採用しています。
1999年にアメリカ、アライン・テクノロジーで開発されたインビザラインは、約20年間に渡りおよそ400万人以上の人々が治療を受けた実績のある治療方法です。
透明なマウスピースの厚さは0.5mmと薄く、患者さま一人一人の口のデータをもとに、歯科医師が3次元シュミレーションソフトで綿密な治療計画を作成したデータに基づき、アメリカのアライン・テクノロジー社で最新鋭のデジタル技術で製作されたオーダーメイドのマウスピース型矯正装置となっています。
インビザラインは取り外し可能なマウスピース型矯正装置ではありますが、1日のうち20時間以上は装着が必要であり、食べ物を食べるときや、歯磨きをする時には外すことが可能であります。「矯正装置が邪魔をして思うように食べられない」、「歯磨きがしづらい」などの従来の矯正治療で悩みの種だったわずらわしさから開放される、かつてない矯正治療法です。
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矯正治療開始前のカウンセリングが大切
その後、精密検査の結果と患者さまのご希望に沿った治療方針をご提案させて頂き、患者さまにご理解とご納得頂いた上で、矯正治療に進めさせていただいております。矯正治療は歯科治療の中でも年月と費用を要する治療の1つです。患者さまと歯科医師との信頼関係がとても重要となり、その後の治療にも影響しかねません。患者さまが矯正治療に抱くご不明な点、不安に感じる点を1つ1つ紐解いていき、治療に繋げていきたいと考えています。
大人の矯正治療Q&A
Q.矯正治療中のお酒やタバコは大丈夫ですか?
A.基本的には問題ありませんが、タバコは矯正装置に着色する恐れがありますので、しっかりと歯と矯正装置を磨く必要があります。
Q.妊娠中でも大丈夫?
A.妊娠中でも治療をおこなうことは可能です。妊娠されている、可能性がある場合には、その旨をお伝えください。
Q.治療中に転勤が決まりました。どうすればいいですか?
A.転勤先の歯科医院のご紹介または、対応策をご提案いたします。転勤の予定があらかじめお分かりの場合はご相談ください。
Q.卒業式、入学式、結婚式の時だけ矯正装置を外すことはできますか?
A.事前にご相談ください。
Q.大人の矯正治療に年限制限はありますか?
A.ございません。健康な歯と歯肉であれば可能です。