「高齢」「障害」が理由で、
歯科医院に通えない方へ
当院は「訪問歯科診療」を
行っています
お問合せ 089‐984-0002
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ご存じのように、日本は超高齢社会に入っています。ご高齢の方が増えつつあると同時に、歯科医院に通えない方も増えています。
そのため患者さんのご自宅に伺って治療を行う「在宅歯科診療」が求めれられていますが、訪問歯科に対応している歯科医院がまだまだ少ないのが問題になっています。
特に「要介護」の方は「摂食嚥下障害(食べ物をうまく飲み込めない)」を抱えてる方も多く、「誤飲」が起こりやすいです。誤飲は「誤嚥性肺炎」や「窒息」を引き起こし、命に関わる問題となります。
私たち歯科医師ができることはまだまだあると思っています。当院が行っている「訪問歯科診療」についてご紹介します。
医院で使っているものと同様の機能をもつ「歯科用機器」を用いて処置を行いますので、一般歯科治療や入れ歯の調整が可能です。
「誤嚥性肺炎」は食べ物や唾液に入っている「細菌」が気管や肺に入り、炎症を起こす病気です。ご高齢の方は咳などで誤嚥したものを吐き出す力が弱くなっており、一度誤嚥すると、症状が悪化しやすいです。
厚生労働省に報告では、日本人の死亡原因の4位は「肺炎」。肺炎で亡くなる方の90%が75歳以上と言われます。それほど、高齢の方にとって「肺炎」は危険な病気ということになります。
では「誤嚥性肺炎」のリスクを減らすにはどうすればよいか?
まずはお口の中を清潔にしておくこと。そして、「嚥下訓練」(上手に飲み込むためのトレーニング)も重要です。当院の歯科医師は「摂食嚥下リハビリテーション」を学んでいますので、
「嚥下機能の訓練」も行えますので、ご相談ください。
もし「抜歯」が必要な場合でも対応できます。
服用されている薬が多い方もご相談いただければ、医師や介護職の方と連携をとって、安全に進めます。
通常の入れ歯はもちろんこと、上手く飲み込めるようにお口の動きを円滑にできる「特殊な義歯」を保険適用でお作りします。
要介護状態や障害により歯科医院への通院不可能な方
当院に来院して治療した場合と同じ扱いとなります。各種保険が適用されます。
医療費の医療保険は1割(または3割)、介護保険は1割(または3割)が一部負担金となります。1ヶ月の医療費自己負担額には所得により上限があります。
医療費自己負担額の上限は、個人(または世帯主)の月内医療費総額が対象となります。
・一般所得者の医療費負担総額上限12,000円(1割負担)
・一定以上所得者の医療費負担総額上限44,400円(3割負担)
上限を超えたものについては「償還払い制度」により、市町村から超過分の償還払いを受けることになります。
3割負担
無料
「心身障碍者医療費助成申請書」を自治体に提出済みの方に限ります。また、一部立替払いとなる地域もあります。
なお地域によっては有償での診療になる場合もあります。
※介護保険:口腔ケア(在宅のみ)は適用となります。
※出張費及び謝礼等は一切いただきません。
当院の所在地から16㎞圏内にあるご自宅・病院・施設が訪問診療の対象となります。
当院へお電話いただき、症状やご要望をお伝えください。患者さんのご自宅に伺う日程を決めさせていただきます。
ご予約いただいた日時に訪問いたします。ご自宅以外、病院や老人ホーム等の施設に伺うことも可能です。
患者さんやそのご家族の方に「問診票」をご記入いただきます。その上で、詳しいご要望等をお聞きします。
治療内容をご相談した上で、治療をご希望の方のみ治療を開始いたします。
診療では「寝たまま」「車椅子に乗ったまま」等、患者さんが楽な姿勢で診療をお受けいただけます。お口全体の歯、歯肉、口腔の機能をチェックし、必要な治療と口腔ケア・嚥下訓練等を行っていきます。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。