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歯周病で失われた組織を回復する「歯周組織再生療法」

歯周組織再生療法とは

「歯周組織再生療法」によって、失われた組織を取り戻すことができるようになってきました。

歯周病が進行するにつれて、歯を支える歯周組織がどんどん破壊されていきます。
歯周病にかかっても、歯周基本治療(歯石取り治療やブラッシング指導)や歯周外科処置(歯茎を切り開いて汚染物質や悪い歯茎を取り除く方法)を行うことで、歯周組織の悪化を防ぐことは可能です。
でも、これらの治療法では、歯周病によって失われた歯周組織を取り戻すことはできません。この破壊された歯周組織を再生させよう、という治療が、歯周組織再生療法です。

歯周組織再生療法で歯をより長く残すことができます

■通常の歯周病治療には限界があります

歯周病治療は進行度にかかわらず、治療が可能です。でも、通常「治療」と言っても、歯周病というのは、よっぽど初期の段階でない限り、怪我のように元どおりに「完治」させられないのが実際のところです。一般的に行われている歯周病の治療は、元どおりの状態に「治す」のではなく、あくまでも病気の進行を止める、つまり歯周組織の炎症を取り除いて、それ以上悪化させないように、ということしかできません。初期の歯周病の場合だと、骨がほとんど失われていないので、歯石やプラークなどを取り除き、汚染された歯の表面をきれいにするだけで歯周病が落ち着き、その後の予後も良いことがほとんどです。
一方、歯周病が進行し、骨がたくさん失われて歯周ポケットが病的に深くなると、通常の歯周病治療では治療効果が得られなくなってくるため、外科的に汚染された組織を切除する必要が出てきます。この場合の欠点として、歯周組織の炎症は改善して健康的な状態になったとしても、歯茎が下がることで歯が長く見えてしまったり、歯をしっかり支えることができなくなったりすることがある、ということが挙げられます。 つまり、歯茎の炎症が取れたとしても、見た目が悪くなってしまったり、ぐらついて噛めなくなってしまったりする問題が出てくることがあるのです。

■失われた骨を回復して歯の寿命を延ばす

やはり、歯を支える骨が少なくなってしまうと、従来通りの治療法ではどうしても色々な面で限界が出てしまいます。そこで開発されたのが、骨などの歯周組織を再生させる治療法である、歯周組織再生療法です。この治療法であれば、骨を再生することができるので、極力見た目を悪くせず、歯をより長く維持することが可能になります。代表的な方法としては、「GTR法」と「エムドゲイン」がありますが、2016年末より「リグロス」と呼ばれる歯周組織再生医薬品が保険適用となり、そちらも活用されてきています。

当院で行なっている歯周再生療法

GTR法

「歯周組織誘導法」とも呼ばれる治療法で、骨がなくなった部分に「GTRメンブレン」と呼ばれる特殊な膜を挿入することで、歯周病によって破壊された骨や歯根膜などの組織を再生させることができます。骨の破壊が一部に限られたケースで効果を現します。

エムドゲイン

「エムドゲインゲル」という薬剤を歯根の表面に塗ることで、歯が生えるときと同様の環境をつくり出し、歯茎の侵入を防ぎながら骨や歯根膜などの歯周組織の再生を促す再生療法です。2002年に厚生労働省の認可を受けたエムドゲインは、赤ちゃんの歯が生える発生過程の研究から生まれた、副作用のない安全性の高い治療法です。

リグロス

エムドゲインとほぼ同じ術式で行われる方法ですが、薬剤として「リグロス」と呼ばれるものを使う方法です。2016年末から保険適用となり、より多くの方に歯周再生療法を受けていただくことが可能になりました。リグロスは、有効成分として、「遺伝子組換えヒトbFGF製剤」という成長因子を含む薬剤で、これまでにも数多くの臨床試験が行われており、安全性が確立されています。リグロスを歯根表面に塗ることで、失われた組織のもとになる細胞を増殖させるだけでなく、血管の新生をも促します。その結果、骨、歯根膜、セメント質といった組織が新たに作られ、その結果として歯周組織が再生されていきます。

歯周再生療法が適用になるかどうかは、患者様個々の歯周病の状態や健康状態、生活習慣などによっても異なってきます。また、歯周再生療法は万能の治療法というわけではありません。きちんと効果を出すためには、いくつか注意事項もあります。詳しくは、精査の後に主治医とよく相談していただき、適用となるケースであるかどうかを主治医が判断した上で進めていきます。

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