03予防を重要視
生涯にわたって歯の健康を保つために
予防歯科とは、口腔内の健康を意識し、虫歯・歯周病になる前に行う予防を目的とした処置のことで健康なお口を維持するための処置を行います。
虫歯や歯周病に「なってからの治療」をする一般歯科とは異なり、ブラッシング指導、歯磨きだけでは落ちにくい歯の汚れ、定期検診などを行います。
生涯にわたって健康な歯を維持していただくために早期発見・早期治療を心掛けることはもちろん、 いかに日々の生活の中でしっかりケアし、定期的に予防することができるかが重要になってきます。
予防歯科のメリット
定期的にチェックを行うことで虫歯や歯周病を早期に発見でき、大切な歯をいつまでも健康に維持することができます。
発症を防ぐだけでなく、治療の痛みや治療期間のほか、治療費などの負担も抑えることができます。
定期的なクリーニングを受けることで、口腔内の健康が保たれ、また口臭が気になる方も改善が見込めます。
歯科医院でのプロフェッショナルケア
不正咬合とは上下の歯が適切に噛みあっていない状態のことを言います。歯並びと噛み合わせに問題があると、十分にものが噛めない、顔や姿勢がゆがむ、といったお口の中だけではない全身的な影響がでてきます。不正咬合にはいくつかの種類がありますので解説してみたいと思います。
ブラッシング指導

顎と歯の大きさが合っていないことによって、歯が正しい位置に並ぶことができず、スペース不足になることです。歯並びの凸凹がひどいと、歯ブラシが行き届かないところがでてきます。歯磨きが不十分だと、虫歯や歯周病になりやすいため、歯の寿命を縮める原因となります。
PMTC

PMTC「Professional Mechanical Tooth Cleaning」は、医師や歯科衛生士による専用器具を用いた歯のクリーニングです。ブラッシングだけではどうしても落としきれない汚れが出てきて溜まってきてしまいます。それを専用の器具と研磨剤を用いて徹底的に取り除きます。
歯垢(プラーク)の染め出し

虫歯菌や歯周病菌が潜む歯垢は歯の色に似ているため、ちょっと見ただけではきちんと落ちているか判断が難しいところです。そこで、染め出し液で歯垢を赤く染め出し、みがき残しを確認します。赤く染め出された部分を確認しながら、歯みがきの仕方についてアドバイスします。
スケーリング(歯石取り)

歯肉や歯周ポケットにできた歯石を除去する治療が、スケーリングです。スケーリングの施術では、専用器具や超音波スケーラーなどを使用して歯石を取り除いていきます。3~6か月に1回程度を目安にスケーリングを受けていただくことをおすすめしております。
フッ素塗布

歯の表面にフッ素を塗り、虫歯になりにくい強い歯質を作ります。
フッ素を歯に塗布すると、歯の表面からフッ素が取り込まれ、歯の結晶(アパタイト)の一部になります。フッ素を含んだ歯の結晶は普通の歯よりも丈夫になり、むし歯菌の出す酸に対してより強くなります。
フッ素を歯に塗布すると、歯の表面からフッ素が取り込まれ、歯の結晶(アパタイト)の一部になります。フッ素を含んだ歯の結晶は普通の歯よりも丈夫になり、むし歯菌の出す酸に対してより強くなります。
定期検診

いつまでもお口の健康状態を保つためにはご家庭でのプラークコントロールはもちろん、定期的にお口の状態をチェックしていくことが大切です。虫歯や歯周病などの病気は、発見が早ければ早いほど、治療も簡単にすみます。身体の定期的な健康診断と同じように、歯科医院の定期検診もぜひご利用ください。