床矯正のよくある質問
装置について
うまく進まない
なかなか矯正が進まないことはあります。そんな時は、注意された事を一つ一つ確認していきましょう。また、ネジを巻くペースにも気をつけましょう。
ネジが硬くて巻けない
ネジ部に熱湯をかける、食用油を付けるなどして、ネジを巻いたり戻したりして固まった汚れを取りましょう。それでも巻けない場合は来院しましょう。歯科医院で調整しても動かない場合は、作り直すこともあります。
【原因】汚れがたまってネジが固まってしまったり、装置を長い間使っているのでネジがダメになったりすることがあります。
ネジが緩くて巻けない
ネジ部に熱湯をかけてよく洗って下さい。それでも緩い場合は、長時間装置を入れて巻くペースを上げてみましょう。これらをやっても巻けない場合は、歯科医院で相談して下さい。
【原因】ネジをなども巻き戻す事を繰り返している。装置を半年以上使っているとネジが壊れて巻けなくなる事があります。その場合は、ネジ交換の修理をする場合があります。
装置を無くしてしまった
すぐに来院して、新しいものを作りましょう。
【原因】ティッシュにくるんだり、そのまま置きっ放しにしていると、無くすことが多いです。
ネジを巻く棒(キー)を無くした
応急処置として市販のクリップで代用出来ます。早めに歯科医院で新しいもをもらいましょう。
装置が汚れてきた
矯正の装置が汚れるのは、歯が汚れるのと同じ原理です。特に白く固まって付く汚れ「歯石」は家庭では落とせません。そうなる前の柔らかい歯垢(プラーク)のうちに、歯ブラシでしっかり落とすことが重要です。ネジの中に汚れが入ってネジが巻けない、装置が合わない場合は来院しましょう。
【原因】装置を外してすぐにきちんと洗わなかった。
装置やネジに色が付いてきた
色が付いた程度では問題ないので、そのまま使いましょう。
【原因】義歯洗浄剤の成分で変色する事があります。また、装置を口に入れて飲み食いすると着色してきます。
装置がまだ使えそうなのですが、作り直さないといけないと言われました。どうしてでしょうか?
歯科医が作り直しの必要性を話したときは、見た目は変化が無くても、ネジ部分が緩くなっていたり、装置がぴったり合わなくなったりしています。そのような状態の装置で数ヶ月かけても動かない歯並びが、作り直したひと月ですんあり歯が動く場合があります。矯正を足踏みしないためにも、作り直しは重要です。また、次の治療のステップに進む時にも装置を変える事がありますので、歯医者によく相談下さい。