松山市で歯茎下がりにお悩みの方へ|原因と最新の治療法を歯科医が解説
2026年6月17日
松山市で歯茎下がりにお悩みの方へ 原因と最新の治療法を解説
梅雨入りした松山の街を、紫陽花がしっとりと彩る季節となりました。雨の合間にのぞく道後の湯けむりや、旬を迎えた地元のびわのやわらかな甘さに、ふと心がほどける頃ではないでしょうか。
そんな日々のなかで「最近、前歯が長くなった気がする」「歯と歯ぐきの境目がしみる」とお悩みではありませんか。鏡を見るたびに気になる歯茎下がりは、見た目の問題だけでなく、お口の健康全体に関わる大切なサインです。
この記事では、松山市で歯茎下がりが気になる方へ向けて、その原因や放置するリスク、当院で行っている治療法、ご自宅でできるケアまでを、総合歯科クリニックの視点でわかりやすくお伝えします。

歯茎下がりとはどんな状態なのか
結論からお伝えすると、歯茎下がりとは歯ぐきが本来の位置より低い方へ後退し、歯の根が露出してしまう状態を指します。専門的には歯ぐきが下がる状態(歯肉退縮)と呼ばれます。
なぜ気づきにくいかというと、痛みなどの自覚症状がないまま少しずつ進行するためです。多くの方は「歯が前より長く見える」「以前はなかった歯と歯ぐきの境目のすき間が目立つ」といった見た目の変化で初めて気づきます。
たとえば、笑ったときに上の前歯の付け根が見えるようになった、あるいは歯ブラシが歯ぐきの内側まで届くようになった、というのも歯茎下がりの典型的なサインです。
歯茎下がりは加齢だけが原因ではありません。20代や30代の若い世代にも増えており、年齢を問わず早期の対処が将来の歯の寿命を左右します。
歯茎が下がる主な原因
歯茎下がりの原因は一つではなく、複数の要因が重なって起こることがほとんどです。代表的な原因を整理すると、次のようになります。
| 原因 | どのように歯ぐきが下がるか |
|---|---|
| 歯周病 | 歯を支える骨が溶ける病気(歯周炎)が進み、歯ぐきも一緒に後退します |
| 強すぎる歯磨き | 力の入れすぎや硬い歯ブラシが歯ぐきを摩耗させます |
| 歯ぎしり 食いしばり | 過度な力が歯の根元に集中し、歯ぐきが下がります |
| 歯並び 噛み合わせ | 歯がガタガタに重なった状態(叢生)で一部に負担が集中します |
なかでも最も多い原因は歯周病です。歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)に細菌が入り込み、炎症によって組織が破壊されることで歯ぐきが下がっていきます。
当院では唾液検査や細菌検査によってお口の中の状態を数値で把握し、見た目だけでは分からない真の原因にアプローチする原因療法を大切にしています。
歯茎下がりを放置するリスク
歯茎下がりを「見た目の問題」と軽く考えて放置すると、お口の健康に深刻な影響が及ぶことがあります。結論として、早めの対処がご自身の歯を守る鍵となります。
その理由は、露出した歯の根が刺激や虫歯(う蝕)にとても弱いからです。歯ぐきに覆われていた根の表面は、噛む面のエナメル質より柔らかく、冷たいものでしみる知覚過敏や、根元から進む虫歯が起こりやすくなります。
- 冷たいものや甘いものがしみる知覚過敏が悪化する
- 露出した根の部分から虫歯(う蝕)になりやすくなる
- 歯と歯のすき間に食べ物が挟まりやすくなる
- 進行すると歯がぐらつき、最終的に抜歯に至ることもある
具体的には、歯茎下がりが歯周病によって起きている場合、放置すれば歯を支える骨が失われ続け、やがて歯が抜けてしまうこともあります。だからこそ、気づいた段階で原因を見極め、進行を止めることが何よりも重要なのです。
当院での歯茎下がりの治療法
結論として、歯茎下がりの治療は「これ以上下げない」ための処置と「下がった部分を回復させる」ための処置の二段構えで進めます。原因に合わせた治療を選ぶことが成功への近道です。
進行を止める基本治療
まずは原因である細菌や汚れを取り除きます。歯石除去(スケーリング)や、歯ぐきの内側のお掃除(SRP)によって炎症を抑え、これ以上歯ぐきが下がらない環境を整えます。
歯ぎしりや食いしばりが原因の場合は、就寝時のマウスピースで歯への負担を軽減します。当院ではお口の立体的なレントゲン(歯科用CT)で骨の状態まで確認し、的確な計画を立てます。
下がった歯ぐきを回復させる治療
見た目やしみる症状の改善を希望される場合は、ご自身の組織を移植して歯ぐきを増やす外科的な治療法があります。これにより露出した根を覆い、審美性と機能性の両方を回復させることが可能です。
当院では歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた精密な処置で、できる限り低侵襲で美しい仕上がりを目指します。歯周病専門医が在籍する強みを活かし、難しい症例にも対応しています。
ご自宅でできる予防とセルフケア
結論として、歯茎下がりは毎日のちょっとした習慣の見直しで大きく予防できます。治療と並行してセルフケアを続けることが、健康な歯ぐきを保つ秘訣です。
その理由は、歯茎下がりの多くがプラークの蓄積と過度な力という日常の要因から起こるためです。ポイントを押さえれば、特別な道具がなくても今日から実践できます。
歯磨きは「強さ」より「正確さ」が大切です。やわらかめの歯ブラシを鉛筆を持つように軽く握り、毛先を歯と歯ぐきの境目に優しく当てて小刻みに動かしましょう。
具体的には、ゴシゴシと横方向に強くこする磨き方をやめるだけでも、歯ぐきへの負担は大きく減ります。あわせて、歯を強くするフッ素のお薬を塗る処置を定期的に受けることで、露出した根の虫歯予防にもつながります。
とはいえセルフケアだけでは取りきれない汚れもあるため、3〜4か月ごとの定期的な歯石除去(スケーリング)と組み合わせることをおすすめします。
よくあるご質問

まとめ
歯茎下がりは、見た目の変化だけでなく知覚過敏や虫歯、ひいては歯を失うリスクにもつながる大切なサインです。原因は歯周病や強すぎる歯磨きなどさまざまですが、早く気づいて対処すれば進行を止め、見た目を回復させることもできます。
松山市で歯茎下がりが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。原因を正確に見極め、あなたに合った治療とケアをご提案します。
当院について
医院情報
| 医院名 | 愛媛インプラントクリニック かまくら歯科 |
| 住所 | 愛媛県伊予郡松前町鶴吉806 |
| 電話 | 089-984-0002(予約制) |
| アクセス | エミフルMASAKIから車で5分 |
| 公式サイト | kamakura-dental.jp |
診療時間
| 曜日 | 午前 | 午後 |
|---|---|---|
| 月〜金 | 9:00〜13:00 | 14:00〜18:00 |
| 土曜 | 9:00〜13:00 | 14:00〜17:00 |
| 日・祝 | 休診 | |
院長プロフィール
鎌倉 聡(かまくら さとし)
愛媛インプラントクリニック かまくら歯科 院長
「一生自分の歯で美味しく食事ができる喜びを」をモットーに、最新のデジタル設備(iTero・歯科用CT・マイクロスコープ等)を活用した精密治療を提供。インプラント・矯正治療をはじめ、虫歯・歯周病・根管治療など幅広い歯科治療において愛媛県内外で有数の症例実績を持つ総合歯科クリニックの院長。
通院エリア
松前町・松山市・伊予市はもちろん、八幡浜市・大洲市・宇和島市・西条市・今治市・新居浜市・四国中央市、さらには高知県からも多くの患者様にご来院いただいております。
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