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歯痛止めの今・昔 | 昔は神頼みだった!?歯痛止めを祈願した松山市の「来迎寺」

投稿日: 2018/07/02
鎌倉聡
この記事を書いたのは…
院長・歯科医師 かまくら歯科

〈略歴〉
九州歯科大学卒業後、愛媛大学付属病院歯科口腔外科勤務、一般開業医勤務を経てかまくら歯科クリニックを開院。
その後、日本大学歯学部生理学講座にて博士号取得、日本歯周病学会認定医取得、ノーベルバイオケア社プランニング教室松山にて講師も務める。

虫歯が進行すると、歯に激痛が走るようになります。あまりの激痛に神様に祈るという方もいるでしょう。実は、まだ歯の治療法が確立されていない昔では、歯が痛くなったときには神様に祈るという習慣がありました。愛媛県松山市にある「来迎寺」には、歯の神様がまつられており、多くの方が祈願に訪れたといわれています。今回は、松山市にある来迎寺についてご紹介すると共に、現代と昔の歯痛止めの方法についてもご紹介します。

来迎寺について

来迎寺は、松山城を築いた加藤嘉明の重臣である足立重信を責任者として、1543年(天文12年)に建設された由緒ある古寺です。足立重信は、来迎寺の建設後に歯痛を伴う何らかの病気にかかり死去したといわれています。そのことが世間に知られると、足立重信は歯痛止めの神として祀られるようになり、現代に至るまで多くの人が歯痛止めの祈願に訪れています。

歯痛は神頼みや民間療法が主流だった?

歯痛は神頼みや民間療法が主流だった?
昔は、病気や事故など不幸なことが起きた場合、神に祈ることで助かるという考えが一般的でした。そのため、歯痛が起きたときには、来迎寺のような歯の神様を祀っている寺に行って祈願することがよいとされていたのです。実は、室町末期には幕府お抱えの医師がいました。しかし、上流階級の裕福な人しか治療を受けられなかったため、多くの人は神頼みしか方法がなかったという背景があります。

また、歯痛を和らげるために、次のような民間療法が行われていました。

●梅干しを患部に当てる
●自然由来の生薬を使う
●大根おろしの汁を頬と患部の間に入れる
●よもぎの葉を噛みしめる

歯痛の原因となる虫歯を治療しなければなりませんが、虫歯が原因ということが知られていなかったため、このような民間療法が広まっていったと考えられます。

自分でできる歯痛止めの方法

現代にも、手軽に実践できる歯痛止めの方法があります。急に歯痛に襲われたときに行えるよう確認しておきましょう。

口の中を清潔にする

口をすすいだり歯を磨いたりして、口の中を清潔にしましょう。虫歯が進行すると、歯の穴が深くなっていきます。その穴に食べかすが詰まると、歯や神経が圧迫されて痛むことがあります。そのため、歯に詰まった食べかすを取り除くことで、歯痛の軽減が期待できます。

患部を冷やす

患部を冷やして血流を抑えることで、歯痛を和らげることができる場合があります。歯を直接冷やすのではなく、タオルに包んだ保冷剤を頬に当てるか、冷湿布を貼りましょう。また、口に氷を含むことで一時的に神経を麻痺させて痛みを和らげることができる場合もあります。ただし、知覚過敏の場合は痛みが増すこともあるため注意が必要です。

痛み止めを飲む

痛みを和らげる効果がある「鎮痛剤」を飲むことで、一時的に歯痛を緩和できます。歯専用の鎮痛剤はないため、歯以外の痛みにも効果が期待できるロキソニンやバファリンなどを飲みましょう。特に、ロキソニンは歯科で処方される鎮痛剤の一つで、バファリンなどと比べて高い効果が期待できます。また、速やかに歯痛を和らげることができることも特徴です。

ツボを押す

ツボを押すことで痛みが和らぐ場合があります。鎮痛効果が期待できるツボは様々ですが、中でも有名なのが「合谷(ごうこく)」と「歯痛点(しつうてん)」です。合谷は、親指と人差し指の付け根のうち少し指側にあるツボです。歯痛点は、中指の付け根と薬指の付け根の間にあります。どちらも強めに押すのですが、歯痛点は合谷よりも強く押すことが大切です。

痛み止めは一時的な対処法でしかありません

痛み止めは一時的な対処法でしかありません
冷やしたり薬を飲んだりすることで一時的に歯痛が和らぐ可能性がありますが、時間が経つと再び痛みだします。愛媛インプラントクリニックかまくら歯科では、歯の痛みを解消させるために、虫歯の状態に合わせた適切な治療をご提供しております。痛みを感じたら、可能な限り早めにお越しください。

虫歯で問題となるのは歯の痛みだけではありません。

虫歯によって歯が痛いということは、歯を構成する象牙質に虫歯が達しているということです。この場合は、虫歯になったところを削る処置が必要です。虫歯がさらに進行すると、神経を取り除いて歯の根の治療をしなければなりません。そして、この状態を長期間放っておくと、神経が少しずつ死んでいき、次第に痛みを感じなくなります。これは、虫歯が治った訳ではなく、痛みを感じるための神経の機能が失われたために、痛みを感じなくなったということです。しばらく経った頃に歯茎が腫れて満足に食事を摂れなくなったり、歯が割れやすくなったりします。

自分の歯を残すためにも、歯痛を感じたら早めに歯科医院で治療を受けましょう。

まとめ

歯の痛みは、虫歯が進行している証拠です。痛みを感じたら、できるだけ早く治療を受けて、虫歯の進行を食い止めることが大切です。愛媛インプラントクリニックかまくら歯科では、虫歯にならないよう定期的な歯科検診をおすすめしています。虫歯を早期発見できれば、歯痛が起こる前の段階で治療できます。セルフケアで口の中を清潔に保ちつつ、歯医者さんを利用して虫歯を予防しましょう。

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