肥満予防にひまわり油!メタボになると歯周病リスクも高まるってご存知ですか?
2018年9月24日
松山市のひまわり油にまつわる活動
ひまわり油は肥満による動脈硬化の予防に効果的
悪玉コレステロールが増えると、血管壁にへばりつき、血管を狭く硬くしてしまうのです。この状態を動脈硬化といい、心筋梗塞や脳梗塞の原因とされています。動脈硬化は、中性脂肪やコレステロールを摂りすぎる傾向がある肥満の方にみられることが多いといわれています。
ひまわり油には、悪玉コレステロールによる動脈硬化のリスクを抑える働きがあるといわれています。これは、オレイン酸とビタミンEが豊富に含まれているためです。
オレイン酸には、悪玉コレステロールだけを減らす働きがあります。そのため、動脈硬化の予防に役立つと考えられているのです。また、ビタミンEには、高い抗酸化作用があります。抗酸化とは、酸化を抑える働きのことです。動脈硬化には、悪玉コレステロールの酸化も関係しているため、ビタミンEによって酸化を抑えれば、動脈硬化のリスクも抑えられるというわけです。
肥満は歯周病に関係している?
また、マウスを用いた実験では、肥満ではないマウスよりも肥満のマウスの方が歯周病の進行が早く、歯を支える骨も多く破壊されていたという実験結果があります。
肥満の方は歯周病になりやすい?
次の項目に当てはまる数が多ければ多いほどに、歯周病のリスクが高いといわれています。
●ウェストサイズが肥満の診断基準を満たしている
●高血糖
●高血圧
●善玉コレステロールが少ない
●中性脂肪が多い、
このように、肥満と歯周病は深く関係しているため、それぞれしっかり対処することが大切です。
肥満解消の食事の摂り方
ひまわり油を使う
ひまわり油が持つ動脈硬化のリスクを下げる働きを得るために、普段の食用油をひまわり油に変えるとよいでしょう。ただし、ひまわり油が油であることに変わりはないので、摂りすぎると脂肪が増えてしまいます。ひまわり油が身体にいいからといって、料理に使用したうえで、さらにひまわり油をかけて食べるといったことは避けましょう。
栄養バランスの優れた食事を摂る
肥満の方は摂取カロリー多く、消費カロリーが少なくなっています。そのため、標準体重に対して適切な摂取カロリーを摂ることが大切です。痩せたいからといって、ご飯を丸々抜いたり肉類を一切摂らなかったりすると、体調を崩してしまいます。
リバウンドのリスクも上がるため、栄養バランスの優れた食事を摂ることを心がけてください。また、1日3食、規則正しく摂りましょう。1回の食事でまとめて食べると、体重が増えてしまいます。
歯周病の治療法
歯周病の治療では、歯垢と歯石を取り除くとともに、歯周病菌がだす毒素などで汚染された部分も除去します。歯がぐらついている場合は、歯科用の接着剤で隣の歯にくっつけるなど、そのときの症状に合わせて治療します。