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東予の方へ!顎関節症の円板転位と関節リウマチの違いと鑑別

2026年4月21日

こんにちは。4月も下旬となり、日中は初夏のような暖かさですね。

東予から通院される患者様からも「石鎚の山々が新緑に染まり、ドライブが気持ち良い」とのお声をよく伺う季節となりました。

季節の変わり目ですので、皆様どうぞご自愛くださいませ。

さて、皆様は「最近、口を大きく開けると顎の付け根がカクカク鳴る」「硬いものを噛むと顎が痛む」といったお悩みを感じたことはありませんか?

実は、当院には松前町だけでなく、新居浜市や西条市、四国中央市といった東予からも、顎の不調を抱える多くの患者様が通院されています。

顎の関節に起こるトラブルの代表例が「顎関節症」です。

その中でも特に多いのが、「関節円板転位(かんせつえんばんてんい)」と呼ばれる、あごのクッションがズレてしまう状態です。

しかし、顎が痛いからといって、すべてが一般的な顎関節症だとは限りません。

中には「関節リウマチ」という全く別の病気が原因となって、顎に痛みを引き起こしていることもあります。

当院では、患者様が抱える顎の痛みの本当の原因を突き止めるため、この「見極め(鑑別)」を非常に重要視しています。

本日は、顎関節症と関節リウマチの違いや、当院での精密な診断の取り組みについて詳しく解説いたします。

口が開かない?顎関節症(関節円板転位)の症状と原因

顎の痛み・関節円板転位のイメージ

顎関節症は、あごの関節やその周囲の筋肉に痛みが出たり、口が開きにくくなったりする一般的な病気です。

顎関節症にはいくつかのタイプがありますが、当院を受診される患者様の中で特に目立つのが「関節円板転位」という症状です。

関節円板とは、あごの関節の骨と骨の間にある、軟骨でできたクッションのような組織のことです。

通常、口を開け閉めする際、このクッションが滑らかに動くことで、骨同士が直接ぶつかるのを防いでいます。

しかし、何らかの原因でこのクッションが本来の位置から前方にズレてしまうことがあります。

クッションがズレてしまうと、口を開け閉めするたびに、ズレたクッションが引っかかって「カクッ」「ジャリッ」という嫌な音が鳴るようになります。

さらに症状が進行すると、ズレた関節円板が完全につっかえ棒のようになってしまい、指が縦に2本入らないくらい口が開かなくなることがあります。

当院の患者様からは「大きなあくびをするのが怖くて、常に顎をかばっている」というお声をよく伺います。

また、「フランスパンやお肉など、硬いものを食べるのが苦痛で食事が楽しくない」という切実なお悩みも少なくありません。

さらに、「静かなレストランで食事をしていると、あごの鳴る音が周りの人に聞こえていないか恥ずかしくなる」と、精神的なストレスを感じている方もいらっしゃいます。

【顎関節症を引き起こす主な原因】

  • 就寝中の無意識な歯ぎしりや、日中の食いしばり
  • 片側の歯ばかりで噛むクセや、頬杖をつく習慣
  • ガタガタの歯並びや受け口などの噛み合わせの乱れ

顎関節症の原因は一つではなく、日常的な動作やクセが積み重なって発症することが多いです。

特に、ガタガタの歯並び(叢生)や、受け口(下顎前突)などの不正咬合がある場合、あごの関節に不自然な力がかかり続け、クッションのズレを引き起こしやすくなります。

このようなケースでは、一時的な痛み止めだけでなく、大人の矯正(成人矯正)やマウスピース矯正を取り入れて、根本的な噛み合わせの改善を図ることが有効な治療法となります。

顎の痛みは「関節リウマチ」の可能性も?自己免疫疾患との違い

顎が痛い、口が開けにくいと感じたとき、「きっと自分は顎関節症だろう」と自己判断して放置してしまうのは少し危険な場合があります。

なぜなら、顎の関節の痛みの裏に「関節リウマチ」という全く別の病気が隠れている可能性があるからです。

関節リウマチとは、ご自身の体を守るはずの免疫システムが、何らかの異常によって自分自身の正常な関節を攻撃してしまう「自己免疫疾患」と呼ばれる病気です。

この関節リウマチが、顎の関節だけに突然発症することは比較的珍しいとされています。

通常は、手首や指の付け根、足の指など、全身の複数の関節に左右対称に腫れや痛みが現れるのが大きな特徴です。

患者様がご自身で関節リウマチに気づくための重要なサインとして、「朝起きたときに手足の関節がこわばって、ぎこちなく動かしにくい」という症状がよく見られます。

この「朝のこわばり」は、起きてから体を動かしているうちに、少しずつ和らいでいくことが多いです。

また、関節リウマチは関節の痛みだけでなく、37度台の微熱が続いたり、全身に強い疲労感やだるさを感じたりといった全身症状を伴うことも特徴です。

もし、あごの痛みだけでなく、手足の関節にも違和感があったり、朝のこわばりを感じたりする場合は、一般的な顎関節症の治療とは全く異なるアプローチが必要になります。

当院では、初めてご来院いただいた際の問診で、お口の中のことだけでなく、全身の健康状態や他の関節の痛みの有無などを丁寧にヒアリングさせていただきます。

顎関節症だと思い込んで来院された患者様が、私たちの問診をきっかけに関節リウマチの可能性に気づくこともあります。

そこから早期に専門の医療機関での治療に繋がったというケースも実際に存在するため、多角的な視点でのチェックが欠かせません。

なぜ「鑑別(見極め)」が重要なのか?当院の精密な診断体制

顎の痛みという同じような症状であっても、それが顎関節症(関節円板転位)によるものなのか、それとも関節リウマチなどの全身の病気によるものなのかをしっかりと見分ける作業を「鑑別(かんべつ)」と呼びます。

歯科治療において、この鑑別を最初に行うことは、非常に重要です。

万が一、原因を誤って判断してしまうと、どれだけ歯科医院で治療を続けても症状が改善しないばかりか、病状を悪化させてしまう恐れがあるからです。

たとえば、痛みの原因が関節リウマチであった場合、歯科医院でマウスピースを作ったり、噛み合わせの調整を行ったりするだけでは根本的な解決には至りません。

自己免疫疾患である関節リウマチに対しては、内科やリウマチ科などの専門医による、免疫をコントロールするお薬を用いた全身的な治療が最優先となるからです。

愛媛インプラントクリニックかまくら歯科では、この重要な鑑別を正確に行うために、最新のデジタル設備を導入し、精密な診断を行っています。

歯科用CTと3Dスキャナーを活用した原因追及

精密検査・歯科用CTのイメージ

当院では、特に有効な検査として「歯科用CT」を用いた三次元的な画像診断を実施しています。

従来の平面的なレントゲン写真では分かりにくかった、あごの関節の骨のわずかな変形や、関節部分の隙間の状態を、CT撮影を行うことで立体的かつ鮮明に確認することができます。

骨が極端に吸収されていたり、関節リウマチ特有の変形が見られたりする場合は、他疾患を強く疑う重要な判断材料となります。

さらに、噛み合わせのアンバランスが顎関節に悪影響を与えているかどうかを調べるために、iTero(アイテロ)という最新の3Dスキャナーを用いて、お口の中を精密に分析することも可能です。

苦しい型取り(歯型とり)も、従来の粘土のような材料を使わず、小型のカメラでスキャンするだけで快適に行えます。

当院は大型商業施設「エミフルMASAKI」から車で5分という通いやすい場所にあります。

そのため、地元の方だけでなく、東予(新居浜市、西条市、四国中央市、今治市など)や、愛南・八幡浜などの南予、さらには高知県からも、多くの患者様がセカンドオピニオンや精密検査のためにご来院されています。

「長年顎が痛くて色々な病院に行ったけれど、ここで原因がはっきり分かって安心した」と言っていただけるよう、当院では患者様のお悩みにしっかりと寄り添い、丁寧で分かりやすい説明を心がけております。

顎関節症やリウマチを疑った際の治療・対処フロー

  1. 丁寧な問診とカウンセリング
    あごの痛みの強さや頻度、手足の関節の違和感、朝のこわばりの有無など、全身状態を含めて詳しくお話を伺います。
  2. 最新設備による精密検査
    歯科用CTで顎の関節の骨の状態を立体的に確認し、iTero(3Dスキャナー)で噛み合わせのバランスを分析します。
  3. 診断と鑑別(見極め)
    検査結果をもとに、痛みの原因が関節円板転位なのか、関節リウマチなどの他疾患の疑いがあるのかを慎重に判断します。
  4. 治療計画の立案または専門機関への紹介
    顎関節症であれば、マウスピース治療や大人の矯正(成人矯正)、被せ物・詰め物の調整などをご提案します。リウマチが疑われる場合は、速やかに専門医をご紹介いたします。

顎関節症とその他の病気に関するよくあるご質問

Q1. 顎が鳴るだけで痛みはありませんが、治療は必要ですか?
A. 痛みや口の開きにくさ(開口障害)がなければ、すぐに治療が必要ないケースも多いです。ただし、顎が鳴る音が徐々に大きくなったり、引っかかりを感じるようになったりした場合は、関節円板転位が進行しているサインかもしれません。悪化を防ぐためにも、一度当院で噛み合わせのチェックを受けることをお勧めします。
Q2. 歯科医院で行う顎関節症の治療にはどのようなものがありますか?
A. 当院では、患者様の症状に合わせて様々なアプローチをご用意しています。就寝中に装着する専用のマウスピースを作成して顎の負担を軽減する治療や、劣化した被せ物・詰め物を新しくして噛み合わせを整える治療などがあります。根本的な歯並びの改善が必要な場合は、大人の矯正(成人矯正)やマウスピース矯正をご提案することもあります。
Q3. 関節リウマチの可能性があると言われた場合、どうすればいいですか?
A. 当院の検査で関節リウマチなどの自己免疫疾患が疑われた場合、まずは適切な診断と治療を受けるために、内科やリウマチ科の専門医をご紹介させていただきます。歯科治療としては、全身の治療方針が決まるまでの間、痛みを和らげるための応急処置や、お口の中を清潔に保つためのメンテナンスでサポートいたします。

まとめ:顎の違和感は放置せず、まずは専門的な鑑別を

顎が痛い、口が開けにくいといった症状は、日常生活における食事や会話の楽しみを奪ってしまう深刻なお悩みです。

多くは顎関節症(関節円板転位)が原因ですが、中には関節リウマチのような全身疾患が隠れているケースもあります。

「しばらく様子を見よう」と自己判断で放置せず、まずは正しい原因を見極める(鑑別する)ことが解決への第一歩です。

愛媛インプラントクリニックかまくら歯科では、東予をはじめ、遠方からご来院いただく患者様にも「来てよかった」と思っていただけるよう、最新設備と丁寧なカウンセリングで顎のトラブルに向き合っています。

顎の痛みや違和感でお困りの方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。

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院長紹介

愛媛インプラントクリニックかまくら歯科 院長 鎌倉 聡(かまくら さとし)。

「一生自分の歯で美味しく食事ができる喜びを」をモットーに、最新のデジタル設備(iTero、歯科用CT等)を活用した精密な治療を提供。特にインプラント治療と成人矯正において、愛媛県内はもちろん、全国でも有数の症例実績を持つ。日本口腔インプラント学会専門医、指導医。

アクセス・診療案内

住所:愛媛県伊予郡松前町鶴吉806

アクセス:大型商業施設「エミフルMASAKI」から車で5分。

通院エリア:松前町、松山市、伊予市はもちろん、八幡浜市、大洲市、宇和島市、西条市、今治市、新居浜市、四国中央市、さらには高知県からも多くの患者様にご来院いただいております。

電話番号:089-984-0002(予約制)

公式サイト:https://kamakura-dental.jp/

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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