床矯正と歯磨き
床矯正をしていると歯磨きは普段と違うの?
床矯正装置は食事や歯磨きのときには装置を外せるので、お口の中の歯磨きは普段と同じように出来ます。基本の歯磨きと虫歯予防の習慣を維持していきましょう。
床装置の汚れやすいところ
床装置をきれいにすることが、床矯正では大切です。床装置は基本的に、「ネジ」「床」「ワイヤー」で出来ています。
①ネジ
一番汚れが付きやすいのが、ボコボコしているネジの部分です。この部分に汚れがたまると、汚れが固まってネジが動きにくくなったり、動かなくなったりして、修理が必要になってきます。ネジの部分までブラシの毛先をとどかせましょう。
②床
床はプラスチックで細菌が付きやすいので、こまめにブラシをかけましょう。
③ワイヤー
折れたり曲がったりしやすいので、ブラシで優しく汚れを落としましょう。
床装置のお手入れの仕方
歯を磨く時の歯ブラシとは別に、床装置を磨くブラシを用意しましょう(使い古しの歯ブラシや入れ歯用のブラシなど)。装置を外したら、必ず水洗いをしましょう。ネジや細かい部分のワイヤー部分は、小さめの歯ブラシで細かく磨きましょう。装置には歯磨き粉は使いません(ネジ部分に歯磨き剤の顆粒が入り込んで壊れる場合があります)。また、普段のお手入れの他に、除菌の為の入れ歯洗剤(部分入れ歯用)なども利用出来ます。装置をブラシで磨いいた後で、洗浄剤につけておくと、こびりついたヌメリや頑固な汚れ、嫌な匂いなどを取ってくれます。つけておく時間は5分からひと晩。商品によって違いますので、説明書を参考にしましょう。これは薬局で購入出来ます。食後、おやつを食べたあとなどは、必ず歯磨きをしてお口の中を綺麗にしてから、綺麗な装置をはめましょう。
汚れがこびりついたら大変
装置に汚れがこびりついてしまったら、ブラシでも取れにくくなります。また、ネジ部分に汚れがたまると、ネジが巻きにくくなって修理が必要になってきます。こうなる前にきちんとお手入れをしましょう。