再生療法
2014年7月25日
こんばんは。
愛媛インプラントクリニックかまくら歯科の歯科医師、前田と宮田です。
梅雨も明けて暑い日が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日はこのブログでもおなじみの歯周病についてのお話です。
当院での歯周病治療については過去にもご紹介しましたが、そのほかにも最新の治療を行っております。その一つがエムドゲインを用いた再生療法です。
実は歯周病で溶けてしまった顎の骨は、歯石取りなどを行っても元通りにはなりません。
原因となる菌を除去して炎症を治す、骨の減少を抑えるというのが一般的な治療です。
そこで世界中で注目されているのが豚の歯胚(歯の卵)を基に作られたエムドゲインなんです。
多くの国で実用化され、その効果および予後についてたくさんの論文や報告が挙げられています。
日本人の抜歯の多くは歯を支える歯槽骨がなくなってしまった為。残念ながら保険適応ではありませんが、そんなリスクを減らせる画期的な治療法なのです。
最近歯が動く、歯茎から血が出る、歯がしみるなどということはありませんか?それは歯周病のサインかもしれません。
再生療法が使える条件は限られていますが、当院ではCTを用いてより確実な診断が可能です。
気になる方は一度検査を受けてみてはいかがでしょう。