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矯正症例報告

2016年8月31日

こんにちは。愛媛インプラントクリニックかまくら歯科勤務医の久保です。もう夏休みも終わりですね。素敵な夏の思い出は作れましたか?

今日は矯正治療をされた方の症例をご紹介させて頂こうと思います。

患者様は5歳のお子様です。お母様がお子様の受け口が気になるということで来院され、矯正治療を開始しました。

治療前の写真です。下の前歯が上の前歯より前に出てしまっています。このような場合、上顎の骨の成長を阻害しないよう、できるだけ早期に治しておいた方がいいとされています。

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治療中の写真です。

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ワイヤーの力で上の前歯を動かし、受け口が改善されています。次回、ワイヤーを外して一旦矯正治療はおわりです。治療期間は約5ヵ月でした。

ですが、受け口の傾向のある子は今後の成長の過程でまた戻ってしまう可能性があります。そのため、これからも定期的に経過観察を続けていかなければなりません。

お子様の歯並びでお悩みでしたらぜひ一度ご相談ください。

自然な見え方にこだわりました

2016年8月29日

愛媛インプラントクリニックかまくら歯科 院長の鎌倉です。
前歯の一本インプラント治療が終わりましたのでご報告です。

さて、下の写真ですがどの歯がインプラントにて治療されていると思いますか?

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ヒントは、下のレントゲン写真にありますが、
歯科医療の関係者でないとわからないかもしれません。

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答えは、右上の3番(犬歯)です。

下の写真がインプラントを埋入する前の写真。

糸切り歯の部分が歯肉がえぐれてしまっています。
従って今回は、歯を補うだけではなく、
歯茎の形もうまく整えてまさに歯が生えてきているように見せることが課題でした。

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仕上がりの写真です。

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綺麗に仕上がることが当たり前に感じるかもしれませんが、
治療する方は結構、いろいろな点に気をつけて施術しています。

歯並び矯正とインプラントのコラボレーション

2016年8月23日

愛媛インプラントクリニックかまくら歯科、院長の鎌倉聡です。
治療が最初に計画した通りに終わっていくことは非常に嬉しいことです。

この患者様は南予の患者様です。
噛み合わせが左右で非対称で下顎が右にずれている事を悩まれていらっしゃいました。

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写真は、初めて来院された時の正面から撮った写真です。向かって左の上顎の歯が内側に倒れこんでいるのがわかります。

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このアンバランスな噛み合わせの原因は、子供の頃に写真では右側の5番めの歯(小臼歯)が生まれつき無くて生えてこなかったことです。
歯が生えなかった部分に全体の歯がないなだれ込んで噛み合わせができてしまったために、見た目も不自然で、食事をするときにも少し違和感を感じる噛み合わせが出来上がってしまいました。

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そこで、信頼の置ける矯正歯科をご紹介してワイヤー矯正を使って噛み合わせを治してもらいました。
はじめの写真と比べて、アンバランス感がなくなっていますね。

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ただ、矯正歯科の先生との最初の打ち合わせで、もともと生えてこなかった小臼歯の部分は後でインプラントを埋入することを計画していました。
従って、矯正治療が終了してからインプラント治療を計画しました。

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このように歯がない部分に、

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人工歯根(インプラント)を埋入してジルコニアの人工歯を装着しました。

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治療終了時の写真です。

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噛み合わせを治し、歯が生えてこなかった部分も補い安定した状態に持っていくことができました。
今後は、年に数回メンテナンスを行って経過を観察していきます。

インプラント症例

2016年8月22日

こんにちは。愛媛インプラントクリニックかまくら歯科 副院長の前田です。

まだまだ残暑厳しく、また雨も降らないので、先日6年ぶりに愛媛県にも干害対策本部が設置されたそうです。愛媛の名産みかんにも影響が出そうということで、台風は困りものですが、適度に雨も降って欲しいものですね。

 

さて、今回は私が手掛けたインプラント症例をご紹介します。

患者様は50代男性で、左下6の歯根破折を他院で指摘され、抜歯後の欠損補綴にインプラント治療を希望されて、当院を受診されました。

初診時のパノラマX線写真を見ると、左下6(矢印部分)の歯根が破折しているのがはっきりと分かりますね。患者様には再度、現状を説明、抜歯する旨をお伝えし、欠損補綴の方法としてインプラント治療をご提案しました。元々、患者様もインプラント治療を希望されておりましたし、ブリッジだと健康な両隣在歯を削らなければならないデメリットを考えると、インプラント治療が最適であったと思います。

術前パノラマ岡改

抜歯後、半年間の治癒期間の後、インプラント埋入を行いました。手術時、骨質が若干軟らかかったため、二回法としました。先日、上部構造の型どりを行いましたので、近日中に上部構造を装着する予定です。

術後パノラマ岡改

さて、今回歯根破折のために抜歯となったわけですが、歯根破折は失活歯(神経を取っている歯)に圧倒的に多いといえます。やはり、できれば神経は取りたくないですね。そのためには、早期発見、早期治療、そして予防が重要といえます。当院としても今後、この点にも力を入れて診療に取り組んでいきたいと思います!

顎が小さい子への矯正治療

2016年8月19日

こんにちは。愛媛インプラントクリニックかまくら歯科、勤務医の宮田です。あっという間にお盆が過ぎ、暦の上では秋になりました。とはいえ、まだまだ猛暑が続いていますね。

ここ数日は仕事に影響しないよう種目をしぼってオリンピック観戦を楽しんでいるのですが、皆さんはいかがですか?

 

さて、現在当院では急速拡大装置という矯正装置の使用症例が増えてきています。これまではプレートによる床矯正を主に行ってきましたが、ここ最近矯正専門医の先生方のセミナーに参加しているとプレートから急速拡大装置に移行している矯正医が多くいらっしゃるからです。ではなぜ急速拡大装置なのか、従来のものと何が違うのかについて解説したいと思います。

 

まず、これまでのプレートも急速拡大装置も発想は同じです。上顎に歯が並ぶためのスペースが無いので装置を使って顎を広げようとしています。しかしプレートの場合小さな力で顎を広げるため歯の頭に近い部分はしっかり広がりますが、歯の根っこに近い部分の骨は広がりが緩やかです。これに対して急速拡大装置はその名の通り強い力で短期間に上顎の骨を広げていきます。こうすることで歯の根っこに近い部分の骨が広がり、後戻りしにくくなるのです。これまでも当院では時に行ってきた治療ですが、取り外しできるプレートの負担の軽さから床矯正を主としてきました。しかし第1期治療としては急速拡大装置が優れているのでは?という判断に至り現在積極的に採用しているところです。

 

また、この急速拡大装置は小児期に使用することで上顎の骨が左右に開いてくれます。それはなぜでしょう?

実は下のCTの画像の様に、上顎の骨は左右が別々にできていて真ん中の正中口蓋縫合というところでくっついています。そして成長期よりまえはこの正中口蓋縫合の部分が軟骨になっていて左右に向かって成長しているので、ここに力を加えると比較的簡単に骨が開きます。そしてそのまましばらく固定しておくことで真ん中に骨ができて後戻りを防いでくれるのです。

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(青い矢印の先が正中口蓋縫合)

 

当院で治療した患者さんの写真ですが・・・

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わずか3週間でここまで顎が開きました!かなりの効果ですね。

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さらにこの治療には思わぬ別の効果があります。絶対ではないのですが口呼吸や鼻のつまりが改善されることがあるのです。明確に論文になっている訳ではないのですが考えられる理由はこうです。

 

鼻腔(鼻の穴から喉にかけての空気の通り道)は口のすぐ上にあって、その底は上顎の骨でできています。つまり正中上顎縫合が広がることは鼻腔の底を広げることに繋がり、結果鼻の通りがよくなるという理屈です。もちろん必ずこうなるという事ではありませんが比較的よく見られる変化だということです。

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(黄色の○の部分が鼻腔 青色の矢印の先が正中上顎縫合)

 

ちなみに口呼吸は非常に良くありません。口から息を吸うと呼気は鼻腔で与えられるはずだった温度と湿度を持たないまま肺にはいります。また鼻粘膜で取り除くはずの菌等も直接体に入ります。また口が乾き虫歯や歯周病になり易くなり、口が開くことで歯並びも悪くなります。(出っ歯になることが多い)顎の成長を阻害され、姿勢も悪くなり睡眠時無呼吸も発症するといわれています。上顎の発達不足はその後の全身の発育にも影響をあたえます。

その他歯並びに影響を与える癖やトレーニングのお話を毎月2回程度土曜日に開催していますので気になる方は是非ご参加下さい。

矯正治療っていつからはじめたらいいの?

2016年8月16日

こんにちは。愛媛インプラントクリニックかまくら歯科勤務医の久保です。残暑が続きますが体調などは崩されてませんか?

今日は矯正治療治療中の患者様の症例をお話ししようと思います。

「矯正治療をいつから始めたらいいのかわからない」というお声をよく聞きます。お口の中の状態は人それぞれですので矯正治療の開始時期というのは患者差によって様々です。特にお子様の場合、治療が適当な年齢に達していても協力度が違いますのでなかなか治療できないということもあります。ただ、やはり受け口、専門的な言葉でいうと反対咬合の治療というのはできるだけ早期に行った方がいいと言われています。というのも、上顎と下顎の発達の時期というのは実は違っていて上顎の方が脳に近いため、早くに発達していきます。そのため、反対咬合のままだと上顎の成長を阻害してしまうのです。そのままにしておくと下顎の骨だけが活発に発達し、大人になって受け口の治療をしても歯並びが改善しにくい原因となり、それを改善するために外科的に骨を切って治療を行う事もあります。

下の表をみると上顎骨のグラフが下顎より先に成長しているのがお分かり頂けると思います。

スキャモン成長曲線

当院では反対咬合の治療は早い子では3歳から治療しています。遅くとも小学校低学年には治療し、治しておいた方が望ましいです。反対咬合だけ先に治療しておき、その後の発達でまた反対咬合にならないか、またガタガタの歯並びにならないか定期検診で経過を追っていきます。そういう歯並びになりそうなときには再度治療を行うこともあります。

また、当院では患者様に矯正のセミナー等も無料で行なっております。矯正相談もいちでも受け付けておりますので、矯正治療にご興味のある方は一度当院を受診なさってみてください。

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審美的部位へのこだわり

2016年8月10日

愛媛インプラントクリニックかまくら歯科、院長の鎌倉聡です。
今日は、約1年かけて仕上がった上顎の前歯のお話です。
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この方は、上顎の前歯を5本、歯の破折で失ってしましました。
上の写真は初診時の写真です。前歯は痛くて力が入りません。

前歯の治療を計画するときにはどのようなことに注意すると思いますか?
それは、噛み合わせと見た目(審美性)の両立です。よく噛めて見た目が良い治療を目指すわけです。

ですから、最初に完成予想を思い描きます。
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患者さんの歯型をいただいて、技工士と一緒にワックス(蝋)を使って設計してみるわけです。
そして、さらに
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歯肉の盛り上がりの審査をします。歯を失っている方は歯の周りの骨や歯茎が痩せています。その部分も再生が必要なのか考えるわけです。
上の模型の赤いワックスをつけている部分が、再生が必要であると考える部位です。
そして、治療期間中に歯がないというわけには行けませんから
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歯がないとこんな感じですが、
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治療期間中は、このような仮歯を装着して社会生活が支障なく送れるようにするわけです。

そして、設計した模型を患者さんのCTと重ね合わせて
インプラント治療の設計をします。ここで考えるのは
・インプラントの本数(最低何本必要か)
・インプラントの種類、サイズ
・埋入する位置(方向、深さなど)
・骨移植、歯肉移植の設計
などをあらかじめ考えます。
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3本のインプラントを埋入してつないで5本の歯を作る設計にしました。
前歯の一本はお薬が漏れ出しているので後に抜歯をします。

そして、ノーベルガイドで設計したデータをアメリカに送って
サージガイド(手術時に設計通り埋入できるマウスピース)が到着して手術開始です。
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写真の穴からドリリングしてインプラントの埋入します。
手術の写真は割愛。
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無事、インプラントが埋入されて仮歯を装着しているところです。これなら社会生活が送れますよね。
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一回目の手術時に、骨の移植を合わせて行い歯茎の膨らみを改善しましたが、技工士との相談でもう少し歯肉を膨らませて欲しいということになりました。上の写真の、ピンクの部分が不足している部分です。

そこで、
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歯茎の膨らみを改善する処置を行って、
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歯茎もりもりになっていますね!(上の写真)

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完成です。インプラントの埋入角度もあらかじめ設計していましたので人工歯をインプラントをつなぐネジの穴も内側になり、見た目を邪魔しません。

インプラント治療はこのように、最初に完成の青写真を描いて掛からなければ後であべこべな出来上がりになります。

とてもやりがいのある仕事ですが、責任が重くいつも注意して振り返りながら治療を進めています。

口腔ケアについて

2016年8月8日

こんにちは!愛媛インプラントクリニックかまくら歯科歯科衛生士の福井です。

毎日暑い日が続きますがご体調崩されてないですか?

水分をしっかりとって熱中症には気を付けましょう!!

さて、今日は訪問診療で行なっている口腔ケアについてお話ししたいと思います。

私たちが普段何気なく行っている歯磨きですが介護が必要な方や高齢者にとってはとても難しい事です。

年齢と共に飲み込む力が低下してくると誤って気管に入りむせやすくなったり、脳血管障害により手足や片側に麻痺が残ると歯ブラシを動かすことやぶくぶくうがいが難しくなります。

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このようにうがいが上手くできなくなるとお口の中に食べかすが残り細菌が増殖しやすい状態になります。このままにしておくとむし歯や、歯周病が進行し歯ぐきの炎症を起こしやすくなりごはんがたべられなくなったり、誤って細菌が肺に入ってしまうと誤嚥性肺炎と言って高熱が何日も続いたりと体力の低下をまねいてしまいます。

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口腔ケアは自分では歯磨きをすることが難しくなった方の様々な病気の予防にもつながります。そこで私たちが訪問し、介護者さんやご家族の方が簡単に効果的に口腔ケアができるようアドバイスを行ったり、歯ブラシでは取りきれない汚れは特別な器具を使って歯石取りなどを行います。

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今後はお口の周りの筋肉を動かすリハビリとして嚥下体操やマッサージなどをお伝えできるように勉強していきたいです。

かまくら歯科では訪問診療も行なっています。口腔ケアでお困りの方がいらしたら、お連絡くださいね。

 

 

 

 

ALL-ON-4  ポルトガル伝来

2016年8月8日

愛媛インプラントクリニックかまくら歯科、院長の鎌倉聡です。
当院で、インプラント治療が終了した患者さんは三か月から半年に一回インプラントメンテナンスにいらっしゃいます。

特に、ALL-ON-4を行った患者様は3か月に一度お見えになる方が多いです。本日もお一人経過を見せに来ていただきました。

この、ALL-ON-4という治療法、最近ではインプラント治療を行わない歯科医師でも当たり前に知っている治療になってきました。

しかし、10年前にはまだまだ認知されていなかったのです。

ALL-On-4、僕も始めてから10年経ちました。

その特徴は、
・4本のインプラントで12本の歯を支える
・後ろの2本のインプラントは斜めに埋入する(傾斜埋入)
・傾斜埋入したインプラントはマルチユニットアバットメントで角度補正できる
・埋入したその日に仮歯が装着できる

などなど、今までの概念を変える治療法でした。

この治療法は無歯顎の患者さんを救う!と考えた私は、すぐにポルトガルのリスボンのパウロマロー(考案者)のクリニックに直接治療法を学びに行きました。

ALL-ON-4、マロクリニックで数日かけて学び、手術の見学もしました。大変貴重な体験でした。彼のクリニックにはヨーロッパ中から患者が来院されていました。”埋入した日に歯が入る”ことが、遠方の方も治療を可能にしたのです。

私もあれから300症例を超えるALL-ON-4治療を行ってきました。

その、経験を今後の出会う患者様に活かしていきます。

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マロクリニックの研修(10年前なので若い!)

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来院された患者様のお口の中。上顎にALL-ON-4を行っています。

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経過良好です。4本のインプラントが配置されています。2本は斜めに埋入されています。副鼻腔を避ける設計になっているわけです。

歯科医師募集中:一緒に働きませんか!?

2016年8月1日

みなさん、こんにちは!副院長の前田です。いよいよ夏本番という感じですね!

我が家の猫たちは、フローリングが冷えて気持ち良いらしく、いたる所で転がっております(笑)

 

さて今回は私がこのかまくら歯科で働いての感想、そして今勤務先を探されている若い先生に向けてのお話を恐縮ですが、させていただこうと思います。

私は大学卒業後しばらく大学に勤務しておりましたが、もっと幅広く、包括的な治療ができればと思い、一般開業医であるこちらで働かせていただくという選択をしました。勤務当初は慣れない治療ばかりで、それこそ包括的治療とはほど遠いものでした。一つ一つの治療が点でしか存在せず、それらが繋がっていない状態です。今ようやく繋がり始め、点が線になりつつあるのかなと思っておりますが、医療にゴールなどないと思いますし、それに向かって日々精進することが大事なのだと実感しております。

当院での仕事は勿論大変ですが、日々の診療に忙殺されることはありません。実際私も、様々なセミナー、コースに参加させて頂いています。そういった最先端の治療技術に触れることがモチベーションの向上、そして持続に繋がっていると思います。

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(写真左:5-D Japan ファンダメンタルコース 中央:成功するエンドベーシックコース 右:四国SJCD歯周・審美補綴コース修了書)

欧米ではそれぞれのプロフェッショナルがいて、治療が細分化されています。勿論それも素晴らしいと思いますが、一人の歯科医師が総合的に患者様を診ていける、これは日本人歯科医師の強みではないかと思っています。

基礎的な治療から、最先端の治療を総合的に行っていきたいと考えておられる熱意ある若い先生は、是非我々と一緒に働きませんか!?

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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土 9:00~17:00
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