口腔ケアについて
2016年8月8日
こんにちは!愛媛インプラントクリニックかまくら歯科歯科衛生士の福井です。
毎日暑い日が続きますがご体調崩されてないですか?
水分をしっかりとって熱中症には気を付けましょう!!
さて、今日は訪問診療で行なっている口腔ケアについてお話ししたいと思います。
私たちが普段何気なく行っている歯磨きですが介護が必要な方や高齢者にとってはとても難しい事です。
年齢と共に飲み込む力が低下してくると誤って気管に入りむせやすくなったり、脳血管障害により手足や片側に麻痺が残ると歯ブラシを動かすことやぶくぶくうがいが難しくなります。
このようにうがいが上手くできなくなるとお口の中に食べかすが残り細菌が増殖しやすい状態になります。このままにしておくとむし歯や、歯周病が進行し歯ぐきの炎症を起こしやすくなりごはんがたべられなくなったり、誤って細菌が肺に入ってしまうと誤嚥性肺炎と言って高熱が何日も続いたりと体力の低下をまねいてしまいます。
口腔ケアは自分では歯磨きをすることが難しくなった方の様々な病気の予防にもつながります。そこで私たちが訪問し、介護者さんやご家族の方が簡単に効果的に口腔ケアができるようアドバイスを行ったり、歯ブラシでは取りきれない汚れは特別な器具を使って歯石取りなどを行います。
今後はお口の周りの筋肉を動かすリハビリとして嚥下体操やマッサージなどをお伝えできるように勉強していきたいです。
かまくら歯科では訪問診療も行なっています。口腔ケアでお困りの方がいらしたら、お連絡くださいね。