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審美的部位へのこだわり

2016年8月10日

愛媛インプラントクリニックかまくら歯科、院長の鎌倉聡です。
今日は、約1年かけて仕上がった上顎の前歯のお話です。
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この方は、上顎の前歯を5本、歯の破折で失ってしましました。
上の写真は初診時の写真です。前歯は痛くて力が入りません。

前歯の治療を計画するときにはどのようなことに注意すると思いますか?
それは、噛み合わせと見た目(審美性)の両立です。よく噛めて見た目が良い治療を目指すわけです。

ですから、最初に完成予想を思い描きます。
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患者さんの歯型をいただいて、技工士と一緒にワックス(蝋)を使って設計してみるわけです。
そして、さらに
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歯肉の盛り上がりの審査をします。歯を失っている方は歯の周りの骨や歯茎が痩せています。その部分も再生が必要なのか考えるわけです。
上の模型の赤いワックスをつけている部分が、再生が必要であると考える部位です。
そして、治療期間中に歯がないというわけには行けませんから
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歯がないとこんな感じですが、
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治療期間中は、このような仮歯を装着して社会生活が支障なく送れるようにするわけです。

そして、設計した模型を患者さんのCTと重ね合わせて
インプラント治療の設計をします。ここで考えるのは
・インプラントの本数(最低何本必要か)
・インプラントの種類、サイズ
・埋入する位置(方向、深さなど)
・骨移植、歯肉移植の設計
などをあらかじめ考えます。
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3本のインプラントを埋入してつないで5本の歯を作る設計にしました。
前歯の一本はお薬が漏れ出しているので後に抜歯をします。

そして、ノーベルガイドで設計したデータをアメリカに送って
サージガイド(手術時に設計通り埋入できるマウスピース)が到着して手術開始です。
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写真の穴からドリリングしてインプラントの埋入します。
手術の写真は割愛。
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無事、インプラントが埋入されて仮歯を装着しているところです。これなら社会生活が送れますよね。
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一回目の手術時に、骨の移植を合わせて行い歯茎の膨らみを改善しましたが、技工士との相談でもう少し歯肉を膨らませて欲しいということになりました。上の写真の、ピンクの部分が不足している部分です。

そこで、
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歯茎の膨らみを改善する処置を行って、
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歯茎もりもりになっていますね!(上の写真)

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完成です。インプラントの埋入角度もあらかじめ設計していましたので人工歯をインプラントをつなぐネジの穴も内側になり、見た目を邪魔しません。

インプラント治療はこのように、最初に完成の青写真を描いて掛からなければ後であべこべな出来上がりになります。

とてもやりがいのある仕事ですが、責任が重くいつも注意して振り返りながら治療を進めています。

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