床矯正の成果
2015年9月16日
今日は、矯正治療を行ったある患者様をご紹介します。
この患者様は、前歯の生え方が気になるということで来院されました。
たしかに、前歯の歯と歯のあいだにすき間が出来ています。
ただ、永久歯は乳歯よりも大きな歯が生えてくるので、このぐらいのすき間であれば
生え変わった時にとじてくることが多いのです。
ではなぜ矯正を始めることになったのでしょうか?
レントゲンを撮って確認してみると、歯が生えてくるスペースが足りないことが
わかったのです。このままにしておくと、大人の歯に生え変わった時に歯並びが
ガタガタになってしまいます。
そこで、プレートを使用して顎のスペースを広げる床矯正を行っていくことになり、
2007年の12月から床矯正用のプレートの使用をはじめました。
途中プレートが壊れてしまったり、つける時間が思うように確保できずなかなか
広がらなかったりということもありましたが、1年間がんばってつけてもらいました。
その結果がこちらです。
綺麗に歯が並んできています!
2番目の歯が生え変わったことで前歯のすき間も閉じてきています。
ここで一旦矯正は終了。あとは生えかわりを待つのみです。
そして、この患者様がつい最近、虫歯の治療で久しぶりに当院に来られました。
矯正をしていた当時小学生だった患者様ですが、今はもう高校生です。
さあ歯並びはどうなっているのでしょうか・・・
とても綺麗な歯並びになっています!
床矯正をして顎を広げていた効果がしっかり出ています。
このように、早期から矯正を始めることで
ワイヤーをいれたりしなくても綺麗な歯並びを手に入れることができるのです^^
お子様の歯並びが気になっていらっしゃる方、床矯正ってなに?と思われた方、
ぜひ一度ご来院ください♪
お口の中が気持ちいい(^^)
2015年9月12日
こんにちは(^○^)
愛媛インプラントクリニック かまくら歯科歯科衛生士の亀岡です。
朝夕と、だいぶ涼しくなってきましたね。季節の変わり目ですので
体調などにはお気を付け下さい。
さて、今回歯周病治療が終わられた患者様を紹介します。
54歳女性の方です。
歯医者が苦手で、何年かぶりに来院されました。
ツ黴
全体的に歯石が付いており、特に下の前歯の歯ぐきは腫れています。
まずは、ブラッシングにて歯ぐきの炎症を取るように、一緒に練習し
指導していく事にしました(^^♪
歯ぐきの炎症がある為に、強く当てると出血があり、歯ぐきに痛みが・・・
しかし、お家でのブラッシングを頑張ってもらいつつ、歯石取りも並行して
行っていきました。歯科治療が苦手で、歯科治療が遠のいてしまっていた為、最初は
緊張していましたが、来院を重ねる度に、だんだん笑顔が増え
「綺麗になるから、来るのが楽しみになっている笙ォ」と言って下さるように
なりました。
治療後の写真です。
下の前歯の炎症が取れ、歯ぐきも引き締まってきました。
患者様も喜ばれ、「歯ぐきが引き締まってきたのが自分でも分かる!」
「今までは、歯磨きすると痛かったのに、今はブラシを当てると気持ちいい笙ォ」と
おっしゃいます。この言葉を聞いて、患者様と一緒に楽しく歯周病治療に
向き合っていけて本当に良かったと感じました。
今では、ご家族の皆さんも歯周病治療を受けられています(^◇^)
これからも一人一人の患者様に寄り添い、歯周病治療を行っていきたいです★
新人として
2015年9月8日
こんにちは。
愛媛インプラントクリニックかまくら歯科 歯科衛生士の福井です。
今日は先日参加した新人スタッフ育成塾というセミナーについてと、私が今頑張っていることについてお話ししたいと思います。
私は今、歯科助手の坪内さんと一緒に、大阪で行われる新人スタッフ育成塾というセミナーに参加させてもらています。今回で2回目の参加です。ここでは全国の歯科医院のスタッフの皆さんと名刺交換をしたり、新人としてどのようにお仕事に取り組めばいいのか、など講師の先生のお話を聞くことができます。
そこで学んだのは
・やる前からできないと言わずにまずやてみる!
・完璧主義でなく、即時主義になる!
・今日知ったことは72時間以内に実行する!
です。
このセミナーではたくさんの前向きな言葉や体験談を聞くことができるので毎回愛媛に帰ってくると明日からも頑張ろう!!と思えます。わからない、できないと言わずにいろいろなことにチャレンジして、できなかったことは翌日までにメモにまとめて復習するようにしていきます。
そして私の今の目標はひととおりの衛生士業務を年末までにできるようになることです。型取りや仮の歯が作れるように手技を磨いていきたいです。今はお昼休みに先輩衛生士の中矢さんに見てもらいながら仮封の練習をしています。患者さんが型取りをしてからかぶせものが入るまでに仮のふたが外れたりしみたりしないようにしっかり練習したいです。
セミナーで、教えてくれる人は教えてもらう人よりもたくさんの労力を使うと聞きました。私は焦ってあれもこれもと手を伸ばしがちで自分の中で整理できていないまま手を付けてしまうところがありうまくアシストにもつけていませんでした。でもセミナーを受けたり、自分の行動を振り返ることで一歩ずつ教えてもらったことは確実にまずは目の前のことに集中して取り組んでいこうと思いました。何度も同じ間違えをしないように先輩や先生に教えて頂いたぶん自分も頑張っていきたいです。
歯並びも診ていきましょう!!
2015年9月8日
こんにちは(^^) 愛媛インプラントクリニックかまくら歯科 歯科衛生士の飯尾です。
朝夕涼しくなり過ごしやすくなってきましたが、体調を崩しやすい時期でもありますので気を付けましょう(*^_^*)
さて、私たち歯科衛生士は成人患者様の歯周治療はもちろん、子どもさんの定期検診も診ています。
虫歯のチェック、歯を赤く染めだしての歯磨き指導、機械での歯面清掃を年齢に応じて無理なく行っています★
特に赤く染めだした歯磨きの練習では、保護者の方も、ご本人もビックリです!!
そして、歯並びのチェックも行います。
大きくなった時、なるべく苦労しないように…。
乳歯の段階から歯並びのお話もしています。
歯並びは1人1人違います。顔は似ていても、お口の中は兄弟でも全然違います(・_・)
当院では半年~1年に1度、お口の中の写真を撮り、お子様の歯並びを観察することも行っています。
先日来られた6歳の男の子の写真です。
歯磨きも上手で、仕上げ磨きもしっかりして下さり、全く染まりませんでした!
とても良い咬みあわせで、今の段階では順調に生え変わっています!(^^)!
ぜひ、お子様もご一緒に検診にお越し下さい(^^♪
お待ちしています★
感染根管処置ってどんな治療?
2015年9月2日
こんにちは。愛媛インプラントクリニックかまくら歯科 副院長の前田です。
今回は、歯の根っこの先に膿がたまったりして、病巣ができてしまった時に行う、感染根管処置という治療についてお話ししたいと思います。主に神経を取った歯に起こりやすいのですが、再度虫歯になってその細菌が根管内を通って根尖に病巣を作ったり、神経を取った際の細菌が根管内に残っていて病巣を作ったりと、その原因は様々です。
このような場合、細菌に侵されてしまった根管内を再度きれいに掃除し直し、細菌のいない状態にし、根管を密閉することで、後は自己の治癒能力で病巣は縮小していくと考えられています。
ここに挙げている症例でも、最初根尖に相当する位置の歯茎がかなり腫れ、レントゲン上も、根尖周囲が黒く病巣ができているのが確認できました。しかし、丁寧に感染根管処置を行った結果、症状は改善し、現在はレントゲン上でも根尖病巣の縮小、消失が確認できます。(この患者さんは、根尖病巣が消失したため、手前の欠損部にインプラント治療も行うことが出来ました。)
【感染根管処置前】
【感染根管処置後】
神経を取らなければならなくなった歯や、神経を取った歯を保存していくには大切なこの根管治療。できるだけ歯を抜かず、保存していくためにも今後もこの治療技術を磨いていきたいと思います。
神経を取っている歯なのに痛い、歯茎が腫れているなどで、お困りの際には一度是非ご相談ください。
追加:ただ、歯根にひびが入っている、割れている、自己治癒能力では治らない程大きな病巣ができている場合は、感染根管処置のみでは治らないこともありますし、抜歯も止むを得ない場合があります。また、残っている歯の部分が非常に少ない、厚みが薄い場合などには、保存できても噛んだ時の違和感が残ることもあります。