CT画像から読み取れる事
2013年1月29日
こんばんは。愛媛インプラントクリニックかまくら歯科 勤務医の前田です。
寒い日が続き、インフルエンザが流行しているかと思えば、先日のニュースではもうそろそろ花粉が飛び出す時期だそうで、今年の花粉量も凄そうです。
花粉症の皆さんは早めの対策を心掛けた方が良いかもしれません。
今回は、当院に設置してあるCTについて説明したいと思います。
CTとは、3方向からの断面で対象物を輪切りにすることで、対象物を三次元的、立体的に把握するに役立ち、歯や骨などの硬い組織に対して用いられます。
当院では主に以下のような場合に用いています。
①ツ黴ツ黴ツ黴 歯の根の先や骨の中に病巣ができていないか。また、病巣がどの程度の大きさなのか。
②ツ黴ツ黴ツ黴 歯の根の中を清掃する際、根がどのような形をしているのか。
③ツ黴ツ黴ツ黴 インプラント治療の際、どのような方向に、どんなインプラントを埋入するのが適切なのかを診断する。
④ツ黴ツ黴ツ黴 実際の埋入時に、その方向が適切なのかを確認する。
特に③④は、インプラントが顎の骨の中の神経など重要な組織と接触しないようにするためには必要不可欠と言えます。
普通のレントゲンでは見えないものでも把握できるので、より正確で精密な治療を行うことができるのです。