夏風邪にご注意!(ヘルパンギーナ)
2016年7月19日
夏風邪流行ってます!
連休中はいかがお過ごしでしたか?梅雨も明け本格的な夏が到来しました。梅雨が明けて本格的な夏も数週間、私の中ではツクツクボウシが鳴き始めると夏の終わりを感じます。それまで、日焼けを恐れず夏を楽しみたいと思います。
さて、子供に夏風邪が流行っているそうです。
それはヘルパンギーナ。知り合いのお父さんが二人娘の下の子がこの病気になったようで、連休中は長女にうつさないように隔離して長女を連れ回っていたそうです。
ヘルパンギーナはこんな病気!(下記)
ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行する。いわゆる夏かぜの代表的疾患である。その大多数はエンテロウイルス属に属するウイルスに起因し、主にコクサッキーウイルスA群である場合が多いが、コクサッキーウイルスB群やエコーウイルスで発症する場合もある。
1. 臨床的特徴: 潜伏期は2~4日、初夏から秋にかけて、乳幼児に多い。突然の38~40℃の発熱が1~3日間続き、全身倦怠感、食欲不振、咽頭痛、嘔吐、四肢痛などがある場合もある。咽頭所見は、軽度に発赤し、口蓋から口蓋帆にかけて1~5mmの小水疱、これから生じた小潰瘍、その周辺に発赤を伴ったものが数個認められる。
2. ア. 突然の高熱での発症、 イ. 口蓋垂付近の水疱しんや潰瘍や発赤
潜伏期間を合わせるとどのくらい患児を健康児と接触させなければ良いかはわかりませんが、上記の症状が出ましたら小児科へ。
当院では、春から保育士による一時保育を行っています!
その際、最初に問診をさせていただき、必要に応じてお熱を測らせていただくこともあります。お協力くださいませ。