顎を広げる床矯正
2016年7月28日
こんにちは、愛媛インプラントクリニックかまくら歯科、歯科助手の坪内です。
七月に入り、いよいよ夏本番…!学生の方は夏休みに入ったところでしょうか。楽しい夏休みをお過ごしください^^
さて今回のブログでは床矯正治療が終わった患者様のご紹介をしたいと思います!
この患者様は「乳歯のときにスペースが足りておらず下の歯の永久歯が後ろから生えてきた」ということで矯正治療を検討され来院されました。
診断してみるとやはり顎が小さく、このままでは歯並びが悪くなってしまいます。患者様とお話をして床矯正を始めることになりました。
こちらが床矯正を始める前のお写真です。
乳歯の段階で歯と歯の間がつまっていて、永久歯が映えるスペースが足りていません。このままではガタガタの歯並びになってしまう…ということで、この方は床矯正を始めることになりました。
床矯正の装置の型取りをしてから3週間ほどで装置が届き、いよいよ床矯正がスタートです!
お口の中に装置を入れる為、最初は違和感もありましたが、毎日長時間つけてくれたことで徐々に慣れていきます。そして週に一度のネジ回しをして確実に顎を広げていきました。
そしてまず1つ目の装置が終了!
どうでしょうか…!
全体的に顎が広がったのが分かります!前歯のあたりのがたつきが改善され、隣の歯とのスペースも出来ていますね!
しかしこれではまだ今後生えてくる永久歯にはスペースが足りません。ここから2つ目の装置が始まります!
そして毎日頑張ってくれた結果……、
2つ目の装置が終わるころにはここまで顎が広がりました!
上顎の1番が永久歯に生え変わっても隣との間にスペースが十分確保されていますね。 素晴らしいです!
この患者様は1つ目の装置が約9ヶ月、2つ目の装置が約8ヵ月でここまで広げることができました。
床矯正は毎日の装着時間が長ければ長いほど結果が現れる治療です。装着時間があまり確保できない方は1つの装置を広げるまでに1年かかることもあります。この方は毎日頑張ってくれた結果、良いペースで広げていくことができました!
今後生えてくる永久歯についてはメンテナンスで経過を診ていきます。
大変よく頑張りました!