歯科衛生士の亀岡春菜です
2011年5月2日
当院では、お子様の歯並び治療(床矯正)を多くの方に行っています。歯並びに問題があるお子様には、共通の問題点があります。それは、お口の周りの筋肉のバランスの悪さです。
歯は、内側から舌に外側からは頬と唇の筋肉によって押されており、内側と外側の筋肉のバランスの取れたところに並びます。歯並びが悪いお子様は、このバランスが崩れております。従って、歯並びだけ治し、筋肉のバランスが悪いまま治療を終えると、元の歯並びに後戻りしようと、歯が動いてしまいます。
私たち衛生士の役割は、いろいろなお口のトレーニングを通じて、お口の周りの筋肉を鍛えたり、食べ物の呑み込み方等を再確認したりします。そのことが、筋肉のバランスを整えることに繋がり、よい顔立ちを作ることができます。これらの治療を、バイオセラピーと呼びます。バイオセラピーは、私たち(衛生士)が担当します。