妊婦歯科検診の必要性について
2012年12月14日
こんにちは(^-^)
愛媛インプラントクリニックかまくら歯科 勤務医の松居です。
今年は、寒いですね。クリスマスはホワイトクリスマスになりそうです★
今回は、妊婦歯科検診についてお話ししたいと思います。
妊娠すると母子手帳を持つようになりますが、中に歯の状態を記入するページがあるのをご存じですか?
これは、妊婦さんのお口の健康を保つだけでなく、生まれてくる赤ちゃんに悪い影響のないように、歯をチェックする必要があるからです。
Q1.妊娠すると、虫歯になりやすいの?
妊娠すると、虫歯になりやすいだけでなく歯周病にもなりやすくなります。
その理由は ①つわりによって歯磨きしにくくなる
②ホルモンによりだ液が酸性になり汚れがつきやすくなる
③食事の回数が増えたりするため虫歯になりやすくなる などが挙げられます。
また、妊娠することにより、女性ホルモンが増加し、歯肉の状態が悪くなりやすいので、歯茎が腫れやすくなる状態になります。
対策としては、歯医者さんに行き歯石取りやブラッシング指導を行って下さい。
Q2,妊娠中は歯の治療はできないの?
安定期に入ったころから治療されるのが良いと思われます。つわりのひどい時期はなるべく避けた方がよいと思います。
当院では治療に際しても、妊婦さんの体調を第一に考えて行っていきます。
出産されると、お子さんにつきっきりになりご自身のための時間がなかなか取れにくくなると思います。
お口の状態を悪いまま放置しておくと、腫れや痛みが出てしまうこともありますので一度 歯のチェックにいらして下さいね。