コロンビア大学インプラントコースに参加しました
2012年12月17日
こんにちは、院長の鎌倉です。
先日、ニューヨークのコロンビア大学インプラントコースに行ってきました。
このコースは、デニスターナーという世界的にインプラント治療で有名な
ドクターが、ニューヨーク大学からコロンビア大学に移籍したことから
始まった最新のインプラントのリサーチを学ぶコースでした。
2年にわたり行われたこのコースも、今回で最終回。
コースの卒業証書もターナーと学部長から頂いてきました。
コロンビア大学は、ニューヨークマンハッタン、セントラルパークの西にあります。
私は、5番街に近いヒルトンNYに宿を構え、時差ボケに苦しみながら朝から地下鉄を使って大学に向かいました。
コースには、日本から40名、台湾から20名の参加者があり,講義の途中では、質問も多く飛び交います。
私も、多くの学会に出席しいろいろな知識を学んで実践しているという自負がありましたが
また、今回も時差ボケも覚めるような講師が登場しさらにインプラント治療の素晴らしさを実感しました。
その一人が、このドクターDr.David Gelb。Immediate Socket Placement と題しての講義でした。
普通、抜歯をおこなってしばらく時間をおいて傷の治りを待ってインプラントを埋入していくものですが、彼は抜歯直後にインプラントを埋入してしまいます。
そして、奥歯の大きな抜歯した穴には独自に開発したとても径の太いインプラントを即時に埋入していました。それが長期にわたって長持ちしている。
学会で言われていることとまた、違う新しい考え方を学ぶことができ大変参考になりました。
インプラント治療は、理論に基づいた治療を行えば大変予知性の高い治療法です。
私は、この治療法を追及して勉強していこうと思います。