フッ素配合の歯磨き粉について
2013年4月12日
おはようございます!愛媛インプラントクリニック かまくら歯科 歯科衛生士の飯尾です(*^_^*)
新学期、新生活が始まり、新たなスタートを切った方も多いのではないでしょうか??
かまくら歯科にも新しいスタッフが増えました。
またご紹介のブログはアップしますね★
今日は歯磨き粉についてお話しします。
当院にも、数種類の歯磨き粉をご用意しています。
歯周病予防、知覚過敏防止、着色・ステイン防止・・・など様々です。
その中でも今回は、虫歯予防の歯磨き粉のお話をします。
こちらは当院で虫歯予防としてご紹介している歯磨き粉です。
今は、ほとんどの歯磨き粉に『フッ素』が含まれていますが、フッ素には細菌の塊である歯垢(プラーク)の働きを抑え、歯質を強化し、虫歯の発生を防ぐ効果があります。
フッ素の働きとして、以下のことが挙げられます。
①酸産生抑制・・・歯磨きで落としきれなかった歯垢が作る虫歯の原因菌の働きを弱め、歯垢が作る酸の量を抑えてくれます。
②再石灰化の促進・・・歯から溶け出したカルシウムやリンの再沈着(再石灰化)を促進させてくれます。
③歯質強化・・・歯の表面を酸に溶けにくい性質に改良します。
そして、歯磨き粉にフッ素の量が書かれているのをご存じですか??
↑大人の歯磨き粉ツ黴には950ppmF
↑子供用歯磨き粉にも950ppmFと書かれています。
歯磨き粉に含まれるフッ素は1000ppmですので、多くのフッ素が含まれていることになります。
また、乳歯は歯の質が軟らかいため、磨く際、磨きすぎないように低研磨の歯磨き粉をオススメします。
歯に傷が出来てしまうと、虫歯ができる原因の1つにもなります。
大人の歯磨き粉は、子供の歯にとっては研磨剤が多いので、子供用を使用しましょう。
そして、大事なのは、磨いた後、あまり口をゆすがないことです。
口の中に残ったフッ素が虫歯予防効果を高めますので、うがいは1回程度にしましょう。
そのために歯磨き粉の付けすぎに注意して下さい。
3~5歳で5㎜以下、6~14歳で1cm程度、15歳~は1~2cmが目安です。
歯磨き粉は飲み込んでも心配はないですが、食品ではないので飲み込まないようにして、うがいができるようになってから使用しましょう!(^^)!
ご質問などありましたら、いつでもお聞かせください♪