たった二ヶ月で受け口が・・・
2015年10月17日
こんにちは。
愛媛インプラントクリニックかまくら歯科、歯科助手の坪内です。
最近は冷え込む日が続き、一気に冬を感じるようになりましたね。冬が苦手な私は毎日起きるのも一苦労です(笑)
さて、今回のブログでは矯正治療をして受け口を改善した患者様をご紹介します。
この患者様が初めて当院に来られたのは1才10ヶ月のときです。1才半検診にて「咬み合わせが反対」と診断されたことがきっかけで来院されました。
お母様も過去に矯正をしていたこともあり、娘様の反対咬合も治したいと思われており「いつ頃から治したら良いですか?」とご相談されました。
受け口は下の歯が上の歯より前に出ているため、上顎の成長を抑えてしまいます。上顎の成長は下顎よりも早い時期に終わってしまうのです。受け口の状態のままでいると将来的に下顎は成長しすぎてしまいます。
そのため、乳歯のときに受け口を治しておくと、永久歯になったときの影響を減らすことができるのです!
お話をした結果、矯正治療は3才頃から始めていきましょう、ということになりました。
それまでは三ヶ月に一度、定期検診に来ていただくようになりました。
それから一年四ヶ月程たち、患者様も三才になり、矯正を始める時期になりました。
こちらの写真をご覧下さい。
横からの写真を見るとよく分かりますが、受け口になっています。
この患者様の場合、舌で下顎の歯を押してしまっていることも受け口になってしまった理由の一つでした。
治します!と改めて決意された患者様。
ここからワイヤーを入れて受け口を治す治療が始まります!
資料取りなどを行った後、ついにブラケットが装着されました。
それからは、二週間に一度くらいのペースで来院していただき、ワイヤーの交換・強化などをしていきました。
その結果――
わずか二ヶ月半でここまで上顎前歯が前に出てきました!
ブラケットを外した写真を、矯正前と見比べてみると・・・
素晴らしいです! 大変よく頑張りました(*゚▽゚*)
今後永久歯が捻れて生えてきたときは、また治しましょう、ということで、この患者様の矯正治療は一旦終了です。
今後はメンテナンスで歯並びを診ていく予定です^^