床矯正で顎が広がりました!
2015年11月16日
こんにちは。愛媛インプラントクリニックかまくら歯科 歯科助手の坪内です。
11月も半分が過ぎ、今年もあと二ヶ月です。私の前のブログから二か月もたっていて、時間がたつのは早いなぁと思う日々です^^;
さて今回のブログでは床矯正を頑張ってくれた患者様をご紹介します。
まずはこちらをご覧ください。
この方は下の前歯ががたついているのが気になる、矯正が必要かどうか相談したい、ということで来院されました。
上の写真を見てみると、下の前歯ががたついているのが分かります。
またこの方の場合、
下顎のAとBがくっついた状態(癒合歯といいます)で生えてきています。このままでは永久歯が生えてくるスペースが足りない為、もっとがたついてしまったり、八重歯になってしまうことが考えられます。
矯正をしていくなら上下に装置を入れて顎を拡大していく床矯正です。床矯正は一日14時間以上装着しなければならないこと、この患者様の場合は2つ装置が必要になると考えられること、また期間や金額についてもお話した上で、この方の矯正治療がスタートします!
床矯正をされる方には装着時間を書き込めるようなカレンダーをお渡ししています。そして一日の装着時間、一週間の平均装着時間を計算して頂くようになっているのですが、この方は毎日約17~18時間装置をつけてくれていました!
学校でもつけてくれていたので、床矯正は順調に進んでいき、一つめのプレートが終わりました。
そのときのお写真がこちらです。
上下とも最初に比べて顎が広がっているのが分かります。
しかし乳歯が癒合歯だったこと、また永久歯が平均よりも大きな歯が生えてきている為、まだスペースが足りていません。
最初にお話していた通り、2つ目の装置を作る事が決まりました。
そして2つ目の装置も順調に広がっていき、顎もだいぶ広がりました。
模型で最初と最後を比べてみるとどれくらい広がったかがよくわかりますね^^
左が床矯正前、右が2つ目の装置が終わった後です。
見比べてみるとかなり違いがありことが分かりますね(*^_^*)
これで床矯正は一旦終了となりました。毎日よく頑張りました(^O^)!
…しかし、まだ上は1mmほど、下は0.5mmほどスペースが足りていません(;O;)
しばらくは経過を観察していき、必要があればワイヤーをいれていくようになります^^