『虫歯』の進行の度合い ~重度編~
2013年2月22日
こんにちは☆
勤務医の松居です。 まだまだ寒いですが、みなさんは体調崩されたりされていませんか?
さて今日は前回に続いて『虫歯』の進行の度合い 重度編です。
前回は初期と中等度までお話ししました。
【C3】
虫歯が歯髄(神経)まで進行し、歯髄が炎症を起こしています。
この時期は、激しい痛みがあります。
炎症がさらに進行すると、歯髄は腐って死んでしまいます。
そのため、根の治療によって歯を残す努力をします。
【C4】
虫歯で歯冠部分がなくなりました。歯髄は死んでおり痛みはありません。
そして、歯の根の先に膿がたまってきます。
健全歯質がのこっていれば、根の治療によって歯を残す努力をしていきます。
しかし、健全な歯質が残り少なかったり、根の先の病気が非常に大きくなっている場合には抜歯になることもあり治療は難しくなります。
虫歯には、軽度から重度までその症状も異なり、病状が進むほど治療も難しく時間がかかるようになります。
そのため、虫歯かも?と思ったら、ひどくならないうちに早めに受診し、治療を受けるようにしましょう。