歯周病 初期治療について
2013年1月17日
こんにちはヽ(^0^)ノ愛媛インプラントクリニックかまくら歯科 歯科衛生士の飯尾です。
今週は爆弾低気圧の影響が凄かった都心の方では、雪が積もっていましたが、愛媛は日中暖かく、過ごしやすい気候でしたね(^O^)
しかし、風邪もまだまだ流行る時期ですので注意していきましょう!!
さて、今月は歯周病月間として歯科衛生士と歯科助手が、歯周病のお話をしています。
今までに、歯周病になりやすい人の紹介や、歯周病かどうかのセルフチェック、そして歯肉炎の話をしました。
では、今日は歯周病の初期症状についてお話します。
歯周病はすぐに歯がぐらつくなどの症状が出るのではなく、初期や中期の段階でも僅かなサインは出ています。重度の段階では、保存が難しい場合がほとんどです。
できるだけ早期の段階でサインを見逃さないことが大切です。
そのためには、定期検診が重要です。
なぜなら、先ほどお話しましたように、歯周病初期では症状が自分では分かりにくいからです。
では、歯周病の初期症状とはどのようなものでしょうか?Σ(゚д゚lll)
歯を磨いていると歯ぐきから出血したことはありませんか?
歯が疼くことがあったり、歯ぐきが腫れぼったく感じることはありませんか?
これらは初期の症状です。
でも・・・しばらくすると治ったりしますよね?そこで、そのままにしておくと歯周病が進行していきます。
見た目には変わりないですが、歯の内部では…歯ぐきに隠れてしまう場所に歯石などが付着し始めています。歯ぐき以外の歯周組織が破壊されている状態です。
しかし、初期の段階では歯石取りときちんとした歯磨きで歯周病を食い止めることができます!
歯石取りは、我々歯科衛生士がしっかり行います!しかし、日々の歯磨きは患者様の管理になります。毎日きちんと歯を磨けていても、歯ブラシの正しい当て方、磨き方をしていないと手の運動になってしまいます。
↑歯ブラシは「つま先」「わき」「かかと」の3カ所を上手く使いましょう!
当院では、大人の方は4~6か月に1度の定期検診を勧めています。
定期検診をすることで歯周病はもちろん、虫歯の早期発見ができます。また、歯磨き指導も行っています。患者様1人1人にあった磨き方、おすすめの清掃用具などの指導をしています。
↑歯の裏側ですが、歯ぐきの境目に黄色っぽい歯石が付着しています。
初期の段階だと、歯石取りも回数がかからず、歯ぐきの炎症も少なくてすみますヽ(・∀・)ノ
ご自分の歯で80歳まで食事ができるように、しっかり自己管理していきましょう!!