知ってほしいこと~顎関節症編PART①~
2013年9月24日
おはようございます。
愛媛インプラントクリニック かまくら歯科の平田です。
「知ってほしいこと~〇〇編~」の第二弾は、
顎関節症についてです。
PART①では、顎関節症の原因について解説します(^^)
みなさん、「顎関節症」という言葉、一度は聞いたことが あるのではないでしょうか?
顎の関節やその周囲に異常があると、
「口を開けると顎が痛い」、「大きく口をあけられない」
「顎を動かすとカクンカクンと音がする」、「かみ合わせがおかしい」
といった症状がでてきます。これが顎関節症です。
顎関節症の代表的な症状としては、
・ものを噛むと顎が痛い
・口が大きく開かない
・口を動かすと顎が音をたてる
・かみ合わせに違和感がある
・口が閉じない
・顎の周囲の筋肉が痛い
・全身が慢性的に痛む
といったものがあります。
また、肩や首、背中の凝りや痛み、耳鳴り、頭痛、手足のしびれなどの症状もあらわれます。
顎関節症の原因は、顎の骨についている「関節円板」
が本来の位置から前にずれて 変形してしまっていることにあると考えられています。
(関節円板とは、下顎と上顎の間にあるクッションのようなものです。)
大きく変形し、前にずれてしまった関節円板が邪魔をして、
口が開きづらいこともあります。
そのため、「口を開けると顎が痛い」、「大きく口をあけられない」
「顎を動かすとカクンカクンと音がする」といった症状がでてきます。
かみ癖、かみ合わせの不正、精神的、身体的ストレスなどによって、
あごの関節や周囲の組織には異常が起きます。
あごの関節の小さなズレは、長い間に徐々に口全体や姿勢のズレとなって現れてきます。
また、顎関節症の症状を訴えるのは、
10代から30代前半の比較的若い世代が多くなっています。
そして、圧倒的に女性に多いと言われています。
PART①はここまでです。
次回、顎関節症の治療法について書きたいと思います。