当院の院内感染対策について
2016年9月12日
こんにちは。愛媛インプラントクリニックかまくら歯科副院長の前田です。
ここ最近急に朝夕は涼しくなりましたね。このまま秋になっていくのでしょうか?ただ、寒暖差が激しいと体調管理が大変ですよね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、気をつけたいものです。
さて、今回は当院が『院内感染の防止』について気をつけていることについてお話ししたいと思います。『院内感染』とは、病院や医療機関で新たに細菌やウイルスなどの病原体に感染することを言います。それには患者さんから患者さんへ、患者さんから医院のスタッフへ、医院のスタッフを介して患者さんへなどがあります。歯科医院では先の尖った器具を使用しますし、血液や唾液に触れる機会が多いので特に気をつけています。
1. 可能な限り使い捨てタイプ(ディスポーザブルタイプ)のものを使用 紙コップやエプロン、そして器具を置くトレーも使い捨てのものを使用しています。
2. グローブやマスクの使用 患者さんのお口の中を触れる際には、グローブとマスクを着用します。勿論グローブは患者さんごとに取り換えています。
3. アルコール消毒 患者さんの座る治療台も一人の患者さんの治療が終わるごとに、アルコールナプキンできれいに拭いています。
4. 滅菌 高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)は、高温高圧の蒸気により滅菌処理を行う装置です。この装置により細菌や微生物を完全にいない状態(滅菌)にします。器具類(基本的な器具から歯を削る機械まで)を専用のパックに入れて、滅菌処理を行い、患者さんごとに使っています。
5. 環境への配慮 歯科治療では空気中に細かい削りカス、チリが飛び散りますので、「口腔外バキューム」などを使用することで、できるだけ診療室の環境がよくなるように配慮しています。
このように、できる限り患者さんに安心して治療を受けていただける環境づくりに努めております。また初診時には必ずお聞きするようにはしておりますが、なにかしらの感染症にかかっている場合には、スタッフに言っていただくか、問診票に記入してもらえればと思います!